ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

Excel関数・・・ADDRESS関数の応用例

2011-01-16 | 日々のパソコン
今日は、昨日紹介しましたADDRESS関数を実際にどのように使えば良いのか・・・

実例を上げて説明しますね・・・

ADDRESS関数で表示したセル番地の文字列を表示させる為、

1月12日に紹介しましたINDIRECT関数と1月6日に紹介しましたMATCH関数を使用してみますね

  •  =INDIRECT(参照文字列,参照形式)
     ※ 参照文字列
          参照形式と合う形式の文字列が入力されているセルへの参照、又は名前によるセル参照
       参照形式を論理値TRUE(省略可能)か論理値FALSEで指定します。
          TRUEか省略の場合・・・参照文字列にA1形式の文字列が入力されているとみなされます。
          FALSEの場合・・・参照文字列にR1C1形式の文字列が入力されているとみなされます
  •  =MATCH(検索値,範囲,照合方法)
     ※ 範囲内で指定した値を検索し、見つかった値が何番目に位置するかを数値で返します。
       照合方法を・・・
    • 「0」にすると、検索値に完全一致する値を探します。
    • 「1」を指定するか省略すると、検索値以下の最大値を探します。
      ただしデータは昇順に並べて置く必要があります。
    • 「-1」を指定すると、検索値以上の最小値を探します。
      ただしデータは降順に並べて置く必要があります。


先ず、下の図の場合・・・
  • セルA5からセルE9に運賃表が作ってあります。
  • 到着駅をで見て行きますセルB13に記入した駅名をセルA1からA9で探します・・・=MATCH(B13,A1:A9,0)
    (注) 運賃表はセルA5からなのですがセルの行が何行目かを探しますのでセルA1からとしました
  • 出発駅をで見て行きますセルB12に記入した駅名をセルA5からセルE5で探します・・・=MATCH(B12,A5:E5,0)
  • これをADDRESS関数に当てはめます・・・
    先ず、行番号・・・=ADDRESS(MATCH(B13,A1:A9,0),列番号,参照の型))
  • 次に、列番号・・・=ADDRESS(MATCH(B13,A1:A9,0),MATCH(B12,A5:E5,0),参照の型)
  • ここでは参照の型は省略しました・・・=ADDRESS(MATCH(B13,A1:A9,0),MATCH(B12,A5:E5,0))
  • これで京都から名古屋までの運賃表のセル位置が表示されてます・・・$B$8
  • このセル番地のデータをINDIRECT関数を使って表示させます・・・
    =INDIRECT(ADDRESS(MATCH(B13,A1:A9,0),MATCH(B12,A5:E5,0)))
  • これで運賃が表示されました。


今日の小技は如何でしたか?

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