こんな記事が・・・
米アップル社が、
提携するEMS施設に対して公正労働協会による任意監査を実施するそうだ。
公正労働協会はAppleの依頼を受けて、
中国の富士康科技の深センと成都の工場に対して
労働および生活環境について数千人の従業員にインタビューを行い、
健康や安全面、賃金、労働時間、管理者とのコミュニケーションなどを調査するほか、
製造作業場や従業員寮などの施設も点検し、
雇用に関する書類を広範囲にわたってチェックする。
査定結果は3月初旬にWebサイトで公開される予定とのこと。
富士康科技(Foxconn)は台湾の鴻海精密工業が抱える製造業者で、
公正労働協会はFoxconnのほか、台湾の施設に対しても
今春の終わりに同様の監査を実施するそうで、
これにより、Apple製品の組み立てを請け負う90%以上の施設を調べることになるとのこと。
AppleのCEOは、
「労働者はいずれの場所でも安全かつ公正な労働環境で働く権利を保持すると当社は確信している。
それが、公正労働協会に当社最大の部品供給業者を査定するよう依頼した理由だ」
と説明している。
さらにAppleは2006年以来、サプライチェーンの最終組み立て施設の監査を毎年行っており、
報告書をWebサイトで公開している。
今年1月には、報告書とともに取引業者のリストも明らかにしている。
Foxconnでは2010年に従業員が相次いで自殺したことが明るみになり、
Appleは工場の労働条件などについて実態調査を行ってきた。
中国などの工場における劣悪な労働条件をめぐっては、
製造や部品供給の最終決断を行う立場であるAppleなどの米企業側に社会的責任があるとして、
米国の人権擁護団体などが厳しく非難していたとのこと。
そうです。冨士康の従業員の連続自殺はニュースになりました。
昆山にも冨士康があり、その前の道は
冨士康路
という名前までついているほど大きな工場です。
お金を稼ぐために、休日出勤や残業を進んでするこの国の労働者が
次々に自殺をするほどの過酷な労働環境・・・
革新的な製品は、彼らの犠牲の上に作られ、
売られていたんです。
それもあって、リンゴさんのスマホは好きではありませんでした。
でも・・・
人権団体の非難があったにしても
自ら下請け会社の労働環境の調査を行い(受け入れ)、
それを公表する・・・
チョッチ見直しました。
リンゴさん。