10月半ばとは思えない日差しの中で、3位と言う好位置につけているセレッソ大阪との対戦。
順位から言えばこちらがチャレンジャーですが、相手は4年ぶりにJ1に復帰したチームですから
気持ちで上位に立たなければ、レッズのプライドにかかわるというもの。
ポンテがいない中、達也の走りと元気と峻希のゲームメークに期待です。
3色の ハートの12
峻希→元気→達也→エジと繋いだ小気味のよいゴールで、開始14分に先制
これが、レッズのJ1通算900ゴール目のメモリアルゴールだそう。
早い時間帯の得点に、気持ちに勢いが生まれます。
・・・・と思ったら、17分達也がぶつかってひざを痛めた模様。
達也ピッチに戻るも、結局25分で高崎と交代。
怪我がひどくなければいいのですが・・・
それにしても、接触シーンが多く、選手が倒れまくりの危なっかしい試合。
敢えてこの後も倒れたシーンを中心に載せてあります。
メインスタンドのこういうごっそり抜けた座席って、何なんでしょう?
敢えてこういう売り方なんでしょうか?
後半34分、元気の意欲的なドリブルからのミドルが突き刺さって2点目。
下向きがちだった元気にも、落ち着いたプレーと余裕の笑顔が生まれてきましたね。
山田の身体能力の高さは本当にすごい、目を見張ってしまいます。
いい日と悪い日があるにせよ、怪我は少ないし、スピードは衰えないし
35歳とは思えないほど、弾みのある動きで相変わらず高さにも強いです。
サヌのプレーが散漫過ぎていまいちだったのは、代表で疲れて帰って来たばかりだったせいもあるのでしょうけど
やはりサヌのポジションは、もっと前目な気がします。
やっと宇賀神が戻ってきましたから、サヌの使い方にも一考が欲しいですね。
細貝、柏木のWボランチは、コンビネーションが実に素晴らしく
阿部の抜けた穴を埋めて余りある感じで、さらなる期待に胸が膨らみます。
Wでの代表選出もあり得ると思います。
そう思うと、小野、長谷部、啓太、阿部、細貝、柏木・・・・レッズは本当になんて優秀なボランチを排出するチームなんでしょうね~
現在公式戦無敗記録10だそうですが、それに浮かれて
蒸し暑い夏場に全く勝てなかったことを、忘れ去ってしまうのは危ないと思います。
日本が春秋開催で行く限り、暑い季節は必ずやって来るし
日本の夏は年々過酷になって行っているのですから、のど元過ぎても熱さを忘れてはいけません。
フィンケ監督はベテラン監督なのですから、浦和に戦い方のうまさを教えてくれると思っていましたが、実際は理想の形を教えただけで、苦しいときや引き分けを狙うときにどう戦うかはあまり教えてないのではと疑ってしまいます。
フィンケ監督は、気候も選手の調子も関係なく
自分の好みのメンバーで、理想のサッカーを貫きたがりますが
もっと、気候も対戦相手も考慮して、臨機応変に戦術を組んで欲しいですね。
この後残り試合すべてうまく行ったとしても
来年もと思うと、正直あまり任せたくないと思ってしまう監督です。