nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

中岡初枝 きみはいい子

2020-04-21 16:06:00 | 本・雑誌・ドラマ
児童文学作家として有名な、中脇初枝さんの きみはいい子 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
17時まで帰ってくるなと言われ校庭で待つ児童と、彼を見つめる新任教師の物語をはじめ
娘に手を上げてしまう母親とママ友など、同じ町、同じ雨の日の午後を描く五篇からなる連作短篇集。
家族が抱える傷と、そこに射すたしかな光を描き出す心を揺さぶる物語。

サンタさんの来ない家/べっぴんさん/うそつき/こんにちは、さようなら/うばすて山

短篇集ですが、それぞれ様々な角度から描かれた、親から子への虐待がテーマになっています。
テーマが重く、心がえぐられ、読んでいて辛くなりました。
子育て真っただ中の頃には、私にも同じような悩みがあったはず。
当事者に近い世代や、同じ悩みを抱えている母親には
反面教師としての教訓や励ましになり、心ほぐれるものがあるかもしれません。

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