nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

住野よる また、同じ夢を見ていた

2019-06-07 13:54:46 | 本・雑誌・ドラマ
250万部を超える、大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」の作者
住野よるさんの また、同じ夢を見ていた を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。
ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。
そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった
様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていきー。
大ベストセラー青春小説『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。

サスペンスやミステリー三昧の私でも、時にはほっこりしたくなり
「君の膵臓をたべたい」の読後感に期待っして、こちらを読んでみました。
小学生なのに、やたら大人びたウイットに富んだセリフが得意な奈ノ花。
同級生の幼さが許せず、グサッとくる返しをしてしまうので、クラスでは浮いた存在。
両親は忙しく不在が多いため、放課後はのら猫と一緒に、年上の友達とばかり話して暮らしています。
同級生との確執に対し、自分は悪くないと意地を張り通す奈ノ花ですが
そして隣の席の桐生君の登校拒否を軸に、幸せとは?人生とは?の答え探しに奔走する奈ノ花。
やさしさと感動がいっぱい詰まっていて、読み進めるるにつれて心がじわじわ温かくなります。
途中で秘められた伏線の答えになんとなく気づきますが、ジャマにはなりません。

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