また失言で国交省の副大臣が辞任した。またか? と庶民感覚でもそのような人が副大臣とは? と、呆れるばかりだ。
だが辞任とは名ばかりで、体の良い更迭、首切りでもある。
講演会での話しの中で所謂 「忖度 (そんたく) 云々」 で口が滑ったようだが、 「大きな会合で雰囲気にのまれ、事実と異なる発言をしてしまった」 と釈明したが 「火の無い所に煙りは立たない」 の例えの通り、その忖度は事実だろうと疑いたくなる。
このような失言問題、もう何回も起こっていたが、人間である以上、また起こるのは必定だろう。
でも政治家の質とはこんなものかと庶民は半ば騙されたと憤りが増すばかりだが、今、一番の問題は大物政治家でも次ぎを担う人を育てていないことが大きな問題でもある。
ところで私がその 「忖度」 という単語を始めて知ったのは中学生の頃だった。
図書館で借りた本の中にこの単語があったが、どうも意味が理解できないので辞書で調べたり、国語の時間に先生に質問したりとの想い出がある。
この単語の書き方も忘れないようにと 「すんど、すんど」 と名付けたが、お陰さまでそれから何十年も経つがすぐに漢字で書くことができる。
私自身、この単語を使うことは無かったが、あの 「森友問題」 で一気に世の中で知られるようになった。
さてその意味は? と、私が持っている古い 「新明解漢和辞典」 で調べると 『他人の心を推しはかる。推察する』 と明示されている。
この意味からすると副大臣が述べた 「忖度」 の裏の意味はあながち本当の事を言っているのかもしれない。
でも何と言っても喋り過ぎ、ましてその場の雰囲気で無い事を有るように言うのは政治家失格であることを自らが認めるべきでもある。
今日は穏やかな春の陽気です。あちこちの桜の下ではお花見で賑わっていることでしょう。
空堀川沿いで見る草花の花も春到来と共に鮮やかな色合いが増して、どの花も見応えがあります。今日はそんな花たちをアップしてみました。
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