いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

思い出のシンセ・機材「YAMAHA QX5」

2009年07月13日 | 思い出のシンセ・機材
 似たような名前の機材が続きますが、
 どんどん思い出してきたので、
 思い出のシンセ・機材シリーズが続いてます。

 見た目も、前回のTX7とよく似ていますね。

 DXは、シンセサイザー
 TXは、音源モジュール
 そして、このQXはMIDIシーケンサーのシリーズです。


 シーケンサーとは、もともとは
 アナログ・シンセサイザーを使って
 単純な短いフレーズをくり返す装置だったのですが、

 MIDI(ミディ)というデジタルの規格ができたことで、
 何台ものシンセサイザーを
 何小節にもわたって、
 複雑な演奏をさせることができるようになりました。


「打ち込み」という言葉は、
 コンピュータに音符の情報を
 数字で入力していたことが、
 MIDI シーケンサーを使った音楽制作全般を
 言うようになったものです。


 MIDI シーケンサーには、
「ステップライト」という、「打ち込み」に近い感覚の、
 音符をひとつひとつ入力していく方法と、

「リアルタイム」という、一定のテンポのクリックに合わせて
 キーボードをプレイして情報を録音する方法がありました。


 QX5は、操作ボタンも少なく、
 小窓のような液晶画面に
 演奏情報が表示されるので、
「リアルタイム」に、向いていました。


 その上位機種のQX3は、
 エディット画面も大きく、
 テンキー入力ボタンもあり、
 フロッピー(!)ディスクドライブもついて、
 約15万円。

 シーケンサーのみにこの値段はつらいですね。
 けれど、結局、後にはQX3を使うようになりました。


「打ち込み」が音楽制作のメインになったのは、
 シーケンサーともうひとつ、
 サンプリングによるドラムマシンの登場があります。

 次回は、そのYAMAHAのRXシリーズについての話です。



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