ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

好守が試合の流れを呼ぶ。

2010-06-19 22:25:38 | 2010年シーズン
とても見応えのある試合だった。
4対7で敗れはしたが、好解説と相俟って非常に楽しめた試合だった。
ドラゴンズとの試合は比較的いいプレイが多く見られてうれしい。
まあ主にいいプレイはドラゴンズ側だったりするのだが。

解説の星野仙さん、立浪氏も試合の中で指摘していた試合の流れ。

1回表、ノーアウト満塁で3番4番が連続三振に倒れるも、下位打線で2点を先制したドラゴンズに対し、その裏、同点の押せ押せの場面で1点どまりだったジャイアンツ。

4回裏、阿部のホームランで同点、6回裏のラミレスのホームランで逆転したジャイアンツ。その前の回、6回表にドラゴンズはノーアウト1、2塁のチャンスを堂上の不運なバント失敗で好機を潰していた。
ラミレスのホームランで流れはいっきにジャイアンツへ。攻撃の手を緩めないジャイアンツがラミレスのホームランの後、四球、ヒットで1、2塁。そして代打ヨシノブ。
ヨシノブのあたりは鋭いライナーでライト前。だがあたりが強すぎてセカンドのスンポプは生還できずツーアウト満塁、バッター坂本。
坂本は詰まりながらセンター前へ緩い飛球を放つが、好判断で前へ突っ込むセンター藤井のダイビングキャッチでアウト。絶好のチャンスを逃したジャイアンツと、藤井のファインプレーでピンチを脱したドラゴンズ。
その後、藤井は7回にもラミレスのセンターへの鋭いライナーを好判断でダッシュしてスーパーキャッチしている。芯に当たったライナーは打球が後半鋭く落ちてゆくから捕球が難しいと指摘した立浪氏称賛のプレイ。執筆人も藤井捕球の際におもわず「ウマい!」と唸った。

同点に追いついていたドラゴンズはこのプレイの後の回にドミンゴのホームランで勝ち越し、さらに次の回にもドミンゴがダメ押しのスリーランを放って試合を決定付けた。

流れが両軍どちらにも傾きかけたこの試合。
結局、好守で2度、ピンチを救った藤井のプレイがドラゴンズに勝利を呼んだ。


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