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波を断ち切る不可解な選手起用。

2005-06-05 01:55:46 | 2005年シーズン
 相変わらず頼みの綱はホームラン。散発2安打、1本のホームランのみの得点。貰ったチャンスを活かせない打線の繋がりのなさ。コントロールの定まらない和田は、いつ崩れてもおかしくないくらい不安定だった。それでも崩す事が出来ないほど、今のジャイアンツの打線には「流れ」がつくれない。もはや「勢い」などつくはずがない。流れて行かないのだから、勢いどころの話ではないのだ。
 山田の起用も不満ではないが、不可解である。ファームから上げた選手をその日にスタメンで起用することに文句はないし、むしろ評価したい。だが、よく考えてもらいたい。登録抹消されたキャプラーとの入れ替え、高橋ヨシノブのケガがまだ完治せず、起用したポジションはライト、外野である。対左ということで斉藤を起用しなかったのだろうが(これも若干不満ではあるが)、右の外野手なら、結果を残している矢野がいるではないか。堀田、矢野、そして今日上げた山田と、どんどん使っていくのはいいが、せっかく結果を残している選手が出て来ているのに、そいつを波に乗せなくてどうするのか。そういう選手が加わってこそ、流れが生まれてくるのではないか。
 堀田にしてもそうである。先日の9回の同点打などは、そういった波をつくり出す可能性を秘めた大事なヒットだった。堀田が、その流れを担う「波」になれたかもしれない。
 チームの編成上、などと言うお家の事情など言語道断。スポーツであり、勝負である。チームであるから、競争である。これから流れをつくって行く事が出来る選手達をことごとく潰していてどうするのだ。それはチームにとっても、潰される選手にとっても、悲劇の何ものでもない。



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