■「森の楽園」のいろはもみじ
■青根温泉街道筋の「ざおうさま」
■オーナー宅の庭の苔
■「森の楽園」内の砂防ダム
11月22日、宮城県蔵王町鬼石原のリフレッシュファームみやぎ蔵王「森の楽園」のオーナーからメールをいただきました。
【楽園のオーナーのメール】
「今朝の蔵王は雲が無く太陽が照って快晴でした。雪が積もると何にも出来なくなるので、今日も一人で楽園の山に行ってきました。山に毎日行けば気になって手直しする所がいくらでもあります。今年のイロハ紅葉は何故か凄く綺麗に感じます。色々写真添付しました。」
【素晴らしいオーナーからの写真4枚】
初冬の蔵王の雰囲気が伝わってくる素晴らしい写真4枚をいただいたのでご紹介したいと思います。
オーナーは、かつて勢力的に油絵を描いていた時代があり、河北美術展(河北新報社)では何度も入選するなど実力の持ち主でした。今は、楽園の仕事が多忙なことから絵筆を置いていますが、写真を撮る腕は、絵画を見るようで一味も違っているのではと思っていました。
1枚目は、楽園の真っ赤に燃えるシンボルツリーいろはもみじ、2枚目は、青根温泉へ向かう街道筋にある蔵王のマスコットキャラクター「ざおうさま」のチエンソーアート、3枚目は、オーナー宅の一面苔の庭園、4枚目は、楽園内を流れる濁川の砂防ダムの写真でした。
【写真のアングルや色が抜群】
楽園のシンボルツリーのいろはもみじは、雪が降った後の園内と真っ赤に燃えるもみじのコントラストは見事で、オーナーがおっしゃる、「今年のいろはもみじは凄く綺麗。」というのが分かるような気がしました。
雪をバックにした「ざおうさま」は、幾分、寒さを感じるようでしたが、蔵王を訪れるお客様をしっかりとおもてなしをしている雰囲気が伝わってきました。
オーナー宅の庭は、芝生ではなく一面苔に覆われていました。周りの木がすっかり葉を落としていましたが、苔だけはみずみずしい黄緑でした。雪に覆われる前の珍しい初冬の苔でした。
園内を流れる濁川の砂防ダムは、蔵王連峰から流れる冷たい水の様子が伝わり、厳寒の蔵王の冬の様子を垣間見たような気がしました。
【オーナーとのお付き合い】
楽園のオーナーとお付き合いをさせていただき6年余になりました。
年に何度となくお伺いしては、ご苦労を重ねて今を築き上げられたお話を聞く度に、人生の機微に触れることができました。
楽園のスケールの大きさもさることながら、年齢を重ねてもなおロマンを求めて取り組んでいる様子を見ると、どこからそんなエネルギーが湧き上がるのかと思うほどでした。
【蔵王はこれから真冬に】
蔵王は、これから寒い冬の季節に入りすっぽりと雪化粧をした静かな楽園に戻ります。
今まで冬の季節には殆ど楽園を訪れることはありませんでした。今年の冬は、再び訪れてオーナーのお話を伺う機会ができればと思っています。
楽園のことを綴りながらふとそんなことを思った一日でした。