18年7月6日(金) 日の出 04:31 日の入 19:00
5日NYダウ 24356.74 +181.92 3日ぶり反発
東京株式市場・前場= 5日ぶり反発
前場終値 21691.89 +144.90
出来高 6億5144万株 売買代金 1兆614億円
高値/安値 21796.07(+249.08) - 21645.75(+98.76) 値幅 150.32
朝方は、米・EU(欧州連合)間の自動車関税での対立が後退するとの期待感から、5日の米国株式が上昇した流れを好感し、買いが先行した。前日に4日続落していた反動もあり、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万1796円07銭(前日比249円08銭高)まで上昇した。一巡後は上値が重く、前場終盤にかけて伸び悩んだ。6日に米中双方による追加関税措置の発動を控えるなか、中国・上海総合指数が上昇して始まった後下げに転じることもあり、相場の重しとなった。
騰落柄数は値上がり1494銘柄、値下がり520銘柄、変わらず81銘柄。
市場からは「問題は、米国が日本時間午後1時1分に発動する予定の中国に対する追加関税を受け、どう反応するかだ。結構織り込みが進み、イベント通過で目先アク抜けの可能性もあるが、中国マーケットが悪材料視する可能性もあり、そうなれば日本株は売り仕掛けられやすくなる」(中堅証券)との声が聞かれた。
JSDAQ平均 3704.84 +25.66 5日ぶり反発
マザーズ指数 1011.62 +15.28 5日ぶり反発
為替 6日 買 売 前日比
米ドル 11:47 110.68 - 110.72 +0.07
ユーロ 11:47 129.36 - 129.41 +0.02
東京株式市場・後場= 5日ぶり大幅反発
後場終値 21788.14 +241.15
出来高 13億9356万株 売買代金 2兆4273億円
高値/安値 21866.16(+319.17) - 21642.96(+95.97) 値幅 223.20
朝方は、5日の米国株高直近4日続落の反動で買い優勢となり、前場前半まで堅調に推移した。その後、米中双方による追加関税措置の発動を控えるなか、中国・上海総合指数が朝高後に下げに転じたこともあり、前引けにかけて上げ幅を縮小した。後場は、米国が日本時間午後1時過ぎに対中制裁関税を発動したことを受け、いったん売りに傾いたが、下値は限定的。先物買いに再び上げ基調を強め、終盤には一時2万1866円16銭(前日比319円17銭高)まで上昇した。中国も米国に対して報復関税の発動方針を決めたが、目先アク抜けの格好となった。時間外取引の米株価指数先物や中国株のプラス浮上も支えとなった。
騰落柄数は値上がり1684銘柄、値下がり362銘柄、変わらず52銘柄。
市場からは「米国が制裁関税を発動し、とりあえず材料出尽くしの感じだが、米中貿易摩擦をめぐる状況は何ら変わっていない。戻り相場をリードしているのは先物中心の買戻しであり、自律反発が続いても上値は限定されるだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
JSDAQ平均 3726.65 +47.47 5日ぶり反発
マザーズ指数 1025.24 +28.90 5日ぶり反発
為替 6日 買 売 前日比
米ドル 15:29 110.69 - 110.72 +0.08
ユーロ 15:29 129.59 - 129.64 +0.25