うわさで評判の、岐阜県可児郡御嵩町にある古刹「愚渓寺(ぐけいじ)」に行って来ました。
愚渓寺は京都・臨済宗妙心寺派の名僧で、のちに「京都・竜安寺」を造り上げた「義天玄承」
によって応永3年(1396)に開創され、山号は大智山、臨済宗妙心寺派の寺院です。
美濃国守護代の斎藤利永が庇護し隆盛、天保年間(1830~1844)に鈴ヶ洞から現在地
に移され整備されました。この時に義天玄承が「臥龍」と名付け、京都・竜安寺の庭園の原
形になったと云われる石庭も忠実に再現され今日に至りました(2007年に本堂、位牌堂の
新築工事を行う)。
やはりうわさの通り石庭が素晴らしく、二重塔(棟梁:野村作十郎)も重厚感あり映え、また
境内は、御嵩富士を背景とした大方丈が心清める美しさを有し、美濃地区屈指の名刹と言
え一見の価値ありと思います。
尚、この日は他に、同じ御嵩町にある「大寺山・願興寺」と、美濃加茂市にあるこれまた有名
な「妙法山・正眼寺」を訪れました。
< 大智山 愚渓寺 / 山門から本堂を望む >
< 同上 / 石庭を通し山門、鐘楼を望む >
< 同上 / 二重塔 >
石庭ときくと京都としか、答えられないのですが。
本当に見事な石庭。写真も上手に撮られてます。
広々とした石庭見応えがありますね。
本当によくお出かけでうらやましいです。