既報「三河三十三観音霊場」の第4回巡拝について、今回はその2として、第28番札所「華蔵寺」に
ついて記録します。
< 第28番札所 華蔵寺 / 写真は、山門と庭園 >
華蔵寺は愛知県西尾市吉良町にある臨済宗の寺院で、有名な「赤穂浪士」にかかわる、吉良上野介
の吉良家としての菩提寺です。この寺は、吉良上野介義央の曽祖父・義定公が吉良家を再興した際、
新たに高家吉良家の菩提寺として、慶長5年(1600)に創建。
禅宗寺院にはよい庭園が多いのですが、この寺の庭園も素晴らしく、枯山水の庭で石庭を主とし、花
や大樹などの虚飾を排して、ずばり心に迫る表現の庭であり、落ち着いた美しい庭です。
ご親切にも、お庫裡さんがわざわざご案内いただき、庭の美しさとともにお寺さまの心の美しさに感激
致しました。本当に印象的な素晴らしいお寺さんです。
ガラス戸がフレームとなっている写真、
素敵な撮り方ですね。