古寺巡礼日記

有名無名な古寺・名刹めぐりの貴重なる記録

東寺にて「後七日御修法」の儀式を拝見

2015-01-12 14:46:54 | 日記

京都の「都七福神」に参拝し、途上「毘沙門天」を祀る「教王護国寺(東寺)」にて、偶然にも貴重なる
儀式「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」の勝縁に出会わせることができました(1/8)。
「後七日御修法」は真言宗の最高儀式と言われ、かっては宮中の重要なる正月行事として、一日か
ら七日までの七日間は神事、八日から十四日までの七日間を仏事で行われたものです。この仏事
が明治の廃仏毀釈で廃止となり、のち明治16年より場所をこの「東寺」に移して再開され、今日を迎
えているようです。
確認できる範囲の儀式さえ誠に厳粛で、密教最高の儀式としての尊厳と重々さを感じ取れました。
今回は、「都七福神」参拝のうち、「東寺」と「後七日御修法」について採り上げます。


  

  

    

    

    

    

         < 「教王護国寺(東寺)」と「後七日御修法」のもよう / 2015.1.8 >

          ①~⑥   「後七日御修法」の一部のようす (公開部分から)
          ⑦      「五重塔」 (寛永21年(1644)、国宝)
          ⑧      東寺の遠景 (南大門と五重塔)
          ⑨      南大門から金堂を望む
          ⑩      「毘沙門堂」 (七福神の一つ毘沙門天を祀る)
                                     < 以上 上及び左からの順 >


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1 コメント

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東寺 (miho)
2015-01-13 08:04:06
珍しい行事のようですね。とても参考になります。
偶然と言われても、それだけよく行っておられるということでしょう。
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