早くも初夏を迎えたこの時期、梅雨の合間をぬって「祇園まつり」が近づく京都へ、「名刹巡り」を楽しみ
に行って来ました。
かねてより巡拝しています洛陽三十三観音霊場めぐりをベースに、今回は目的の先、名刹「圓徳院」、
「両足院」の2ヶ寺に参拝して来ました。その模様を記録します。
< 洛陽三十三観音第32番札所 廬山寺 / 上・表庭園、下左・裏庭園、下右・山門 >
廬山寺は、紫式部が「源氏物語」を執筆した紫式部邸宅跡で知られる寺院で、天台圓浄宗の大本山。
寺伝によれば、元三大師が天慶元年(938)に船岡山の麓に創建したのが始まりで、応仁の乱で焼失
後に、再建を経て、豊臣秀吉により天正13年(1585)現在地に移されました。
平安貴族の屋敷をほうふつさせる、苔と白砂が美しい「源氏庭」に、この時期、紫の桔梗の花が彩りを
添え、都の洛陽観音霊場にふさわしい気品に満ちた雰囲気を醸し出していました。
< 八坂神社 / 祇園舞妓さんの撮影会風景 >
名刹めぐり途上の八坂神社で、来月開催される「祇園まつり」のポスター用写真の撮影現場に、偶然
にも出くわせ、しばしその光景に引き込まれました。
京の都の三大祭りの一つ「祇園まつり」は、古都京都の伝統的な一大イベントですが、この様な一つ
一つの準備、苦労を通じ、あれだけの感激を与える見事なイベントにつくり上げられることを思うに、
観賞側にとってこの祭りにたいする思いも一入でありす。
撮影現場、ちょうどよかったですね。
それにしても、高いぽっくり…階段上れるのかしら?
京の寺院のお庭はどの季節も素敵ですね。
舞妓さんのポスター用写真撮影会にゆきあうなんてラッキーでしたね。
うらやましいです。
ぐっとタイミングでしたね。