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我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

ニジマス釣り

2023-08-14 17:51:29 | 家族及び親戚

釣り堀に行った、

❝牛に曳かれて善光寺参り❞

ならぬ

❝孫に曳かれて釣り堀参り❞である、

夏休みで孫が泊りがけで遊びに来た、

来る度に遊びの目標を抱えてくる、

昨年はブドウ狩りだった、

今年は釣り堀に行きたいと言う、

来た当日は近くのプールへ行った、

そして翌日隣町(藤岡市)になるが

わが家から30キロほど離れた

「赤久縄」(あかぐな)と言う釣り堀に行った、

なんせ山奥である、

手前10キロ地点までは2車線だが

それから先は曲がりくねった山道の1車線、

対向車が有れば道を譲り合わなければ進めない、

テレビの人気番組「ポツンと一軒家」の

取材対象になってもおかしくない、

ただ釣り堀だけではなく宿泊も食事もできる

設備を備えているので❝1軒家❞ではないので

選ばれないのであろうか?

子供が夏休みと言う事もあって

敷地内には車があふれていた、

東京や埼玉、神奈川ナンバーを付けた車も

少なくない、

関東圏では秘境感あり伝統も人気もある

釣り堀だとは分かっていたが

これほどまでとは想像してなかった、

客の中にはこの釣り堀で管理する

渓流に行ってルアーフィッシングをやる客もいれば

数ある釣り堀の中で時間釣りする客、

俺たちがやったのは目方釣り、

これは竿代もエサ代も無料、

釣った魚の目方で料金の決まる設定、

練り餌を針につけて溢れんばかりに泳ぐ

イワナの中に放り込むとたちまち食いついてくる、

だが食いつきが浅いと途中で落ちる、

そんなくり返し、

孫は釣り上げる度に大喜び、

餌付けも針から外す役は

専ら私の役目、

そんなこんなで2時間近く

釣果は8匹、

料金:1,900円也り、

楽しく遊んで

大満足の時間を過ごした。


秋桜

2023-08-11 04:31:14 | うたごえ、カラオケ、他音楽

                       はかなき花 コスモス

 

❝薄紅の秋桜が秋の日の

何気ない日溜りに揺れている

この頃涙もろくなった母が

庭先でひとつ咳をする❞

 

❝コスモス❞を始めて人前で歌った、

ご存じ

山口百恵の最大のヒット曲、

作詞、作曲は: さだまさし

彼にとっても数あるヒット曲の中で

最大のヒット曲と言っていいだろう、

 

昨日(8月10日) 

行きつけのお店の開店と同時に入店し

カラオケの操作器で「秋桜」を

インプットして

歌った、

勿論

家では歌っているが外で歌うのは初めてだ、

歌詞の内容が嫁入り前の娘と母の繊細な心情を

表現しているので自分には合わないと思っていた、

だが 作者自身も歌ってヒットしてるし

その他にも多くの男性歌手が歌っている、

最近では数日前にこのブログでもアップした

海蔵亮太の歌う「愛燦燦」や「秋桜」にも感銘を受けた、

名曲を歌うのに男女の区別は

相応しくないのかもしれない、

何よりもこの曲には深い思い入れがある、

 

それは今を去ること40数年も前、

私の勤める会社に

憎からず思う女性がいた、

彼女は若くして亭主殿と死に別れ

子育てに仕事にと孤軍奮闘しているのは

知っていた、

年齢は同い年で働き盛りではあった、

バブル期で仕事は毎日忙しかった、

その疲れを癒すかのように夜は遊びまくった、

お金なんて稼ぐ気になればいくらでも稼げた、

だから使うことに躊躇いはなかった、

そんな状況下にあって

仕事が終わると特別仲の良かった同僚とつるんで

隣町のカラオケもダンスも出来る店に

足繫く通っていた、

そんな店はあちこちにあった、

そんなある日

件の彼女を含む同僚の女性たちも加わって

賑やかなひと時を過ごしていた、

そんな時にカラオケで「秋桜」が流れ始めた、

私は少しの躊躇いを振り払って彼女を

ダンスに誘った、

カクテル光線の回るうす暗いホール、

ダンスと言ってもリズムなんて

それほど気にしないチークダンスだ、

手を取り合い頬を寄せ合って踊るうちに

彼女が耳元で声を詰まらせながら

囁いた、

❝この曲を聞くと母を思い出して

 目頭がうるんでくるの❞

そこには母に対する万感の思いも

あったに違いない、

だが私にはそれにも益して

彼女が寂しさの救いの手を

求めているような思いに捕らわれて

なんだか無性に愛おしくなって

腰に回した手に思わず力が入って

抱き寄せた。

 

❝縁側で アルバムを 開いては

私の 幼い日の 思い出を

何度も 同じ話 繰り返す

ひとりごと みたいに 小さな声で

こんな小春日和の 穏やかな日は

あなたの やさしさが 沁みてくる

明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に

時が替えるよ 心配いらないと

笑った❞


午前3時の目覚め

2023-08-08 04:48:51 | 老いの暮し

               サイパンの夕暮れ

                 デイゴの花

3時の目覚めなんて珍しい事ではない、

トイレがきっかけで起きるのだが

高齢者にとっては日常茶飯事、

用を済ませてからまた寝ることもあれば

布団の上に寝たままCDを聞きながら

下半身のストレッチをしてみたり

ライングループに繋いで投稿したり、

体調が良ければ起きて

パソコンでブログを書いたりだ、

今朝はラインを繋いで遊んだ、

と言っても誰も応答してくれるわけではない、

勝手に取り留めのない文章を書いて

送信するのだが相手側は着信音があるので

迷惑な事であろう、

きっと着信音に目を覚まされて

❝あの 馬鹿者めが❞

などと怒っているに違いない、

送信相手には日常の活動にあまり影響ないように

同年輩の高齢者を選んではいる、

今朝は 

① 小中学校の同級生グループ、

「松の木小唄」の替え歌で「ボケない小唄」

の動画の投稿があったので

これに返信した、

② 高校の同級生グループへの投稿は

白内障の記事とバナナの木の写真が

有ったのでそれに返信した、

また

③ ゴルフの仲間へは

グループ化が出来てないので

グループ化を提案したり

④ スキューバダイビングのグループ

 (誘われて3,4回参加した程度だが遊び仲間)

 とは食事会の話が進行中、

 

まあ どうでもいいようなことで

時間を潰している次第である。


ハミちゃん

2023-08-07 05:35:34 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

暑い暑いと言いながらも

ゴルフとなると話は別、

いそいそと出かけていく、

昨日も朝方は雨が心配された空模様ではあったが

月例のコンペだったので出かけた、

太平洋クラブ高崎コース、

参加人数はわずかに13名、

同伴競技者はいつもの ノブさん、ハミちゃん、

トオルさんは別けあって不参加、

4組に分かれて1組目でスタート、

最近は同伴競技者の誰にも勝ったことがない、

明らかに格下に見られている、

第一飛距離が違う、

2人はレギュラー・ティーグランドで打つ、

私はシルバー・ティーグランド

(10ヤード~30ヤード程短い)で打つのだが

それでも敵わない、

年齢は2人とも10歳ほど年下で

ハミちゃんは日本に帰化したイラン人、

渾身の力でクラブを振るその姿は

まるでアラビアの怪人のようだ、

だが7割がた真っすぐは飛ばない、

それでも調子のいい時は他の追随を許さない、

だが昨日は違った、

2人より私の方が良かった、

前半こそハミちゃんに2打及ばなかったが43打、

後半は

ノブさんが  42打

ハミちゃんが 43打 に対して

私は     40打

トータルでは

ノブさん :87打

ハミちゃん:84打

私は   :83打

と何年かぶりに2人に勝った、

しかも13名中 3位の成績、

嬉しいことこの上ない、

年齢的には13名中

私が2番目に高齢、

若い頃は思ってもいなかったけど

高齢になるとこんなことが

大きな生きる力になる。


衝撃を受けた!

2023-08-01 06:35:43 | うたごえ、カラオケ、他音楽

                                             富士山8合目の 夜明け

カラオケの話

 

毎日のように

お店で、

公民館で、

自宅のパソコンで

歌っているカラオケ、

高齢者の域に入って

時間つぶしの手段のひとつと思っていた、

たまに人の集まるお店で歌って

社交辞令も含めて褒められることもあり

いい気になっていた、

ところがある日

ユーチューブで

「愛燦燦」を歌うサイトに出くわした、

 

歌い手は 海蔵亮太という若者、

彼はカラオケの世界大会で優勝したこともある実力者、

テレビ東京の人気番組 堺正章の司会する

「THEカラオケバトル」でもお馴染みで

人気のある歌い手であることは知っていた、

ところがこのサイトでの歌は

実にシンプル、

バックの演奏を細く小さく控えて

声のみを浮かび上がらせ

女声かと思わせる程 

高い音域で❝実に繊細❞に歌っている、

オーバーな言い方をすれば

伴奏も含めて

それはカラオケの域を超えて

芸術性さえ感じさせるもので

些かショックを受けた、

この曲は

作詞、作曲:小椋 佳

オリジナルは 美空ひばり が歌っている、

他にも枚挙に暇がないほど多くの歌手が

歌っている人気の曲、

こんな曲をカラオケ扱いなど

もってのほか

と言われるかもしれないが

 

たかがカラオケ

されどカラオケ である、

 

聞く者にこんな感動を与えることも出来る、

 

我われ素人にとって

歌うことは日々の気分転換や充実感を

もたらすものでもありそれでいいのかもしれない、

それはそれとして

歌うことで何が出来るのかは分からないけど

例えば❝より美しく❞など目標をもって

練習することもまた

必要なのかもしれない。

https://youtu.be/fFOp0EhDfn0