西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

70%X3=210%なのだ!

2011年10月01日 | 書展の作品製作
昨日読んだビジネス書に

「『自分が100%納得しないと駄目』という芸術家がいるが、
 そういう人はいつまでたっても作品ができない。  
 70%の満足度で年に3回出せば210%である」
というくだりがあった。

多少疑問は残るものの、
半分この意見を飲むことにした。

前回、色画宣を求めて、東京の街をうろついた話を書いた。
次の日、作品を書こうとして、10枚パックの色画宣封をあけたら、
紙は程ほど枯れたふうだった。
ところが、滲み止めの礬砂が分厚い。
灰色の紙と同じブランドの紙なのに。
礬砂の厚さが、袋によってマチマチなのだ。
これには驚いた!
漢字は滲みかすれが綺麗じゃないとお話にならない。
漢字用の紙にどうして礬砂を引くのか?
はっきりしないが、
ある店で買い求めた色画宣で礬砂が引いてなかった。
よく枯れていたが、紙の強度がなく、ぼろぼろになって扱いにくかった。
多分、強度を出すために引かれている礬砂なんじゃないか、と思う。
そんな風で、苦労して買い求めた色画宣紙で、良い作品を書くことができなかった。

画像は紙を探して歩きまわった前日の清書。
2行目下から2字目の夕のところに、足跡がべたと残ってしまった。
字自体は、結構良くかけたと、思っている。
少なくとも、提出した作品より強い線が出ていると思う。
悔しい!



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