私の引き出しの中の滲む紙の代表「羅門宣」。
今日は羅門宣で書いてみた。
薄いので扱いにくい!
墨が多いところが、ちょっとした拍子に破れてしまう。
滲まない方が明るい感じ、滲んだ方は落ち着いた感じだが少し暗くなる。
羅門宣は薄くて柔らかいので、砂地でしっかり歩けないみたいに、
筆の自由が利かない。
その分偶然の面白さが期待できる。
Sの羅門宣、鼬長鋒、金石真っ黒
& . . . 本文を読む
5月、6月はY展に向けて作品作り。
先回のお稽古は先生がお休みで、K先生が代先生。
2X8に隷書(古隷)で七言律詩56字。
何点かご注意を戴いて、
「私はこんな感じで作品になるのでしょうか?」
と、恐る恐る質問。
「なります。書き込めば」
と、自信たっぷりのお言葉が返ってきて驚き。
一瞬 呆然。
もっと厳しい言葉が返ってくるとばかり思っていた。
今まで、いつも辛 . . . 本文を読む
昨夜は8時に帰宅し、
10時まで書く。
字を少し大きくして、
3行目下の方で終わる。
よって、落款は雅号のみ。
真面目だが、詰まらんの~~。
もっと墨が欲しい。
3月休んだためか、体調はかなり回復してきた。 . . . 本文を読む
3月は鞭打ち症状が出て、書道もお休みしてしまった。
4月は本業の繁忙期なので、そちらの方も疎かには出来ず。
2匹の犬は、目一杯我侭を言うし、次女が就職して、家を出たのであわただしく
私は、と言えば、計画通りに行かず、かなりチグハグナ状態だ。
血圧も上がり気味。
そんなこんなでも、昨日は久々の書道のお稽古。
夜出かけるのが、辛い。
半紙は練習はしていたのに、清書の時間が . . . 本文を読む
今日、泥金紙を初めて使ってみた。
滲みゼロなので、滲みによる変化が期待できない分、筆の速さを、普段より遅速の差を付けて面白みを出さないと、
単調に陥りやすい。
書いてから、乾くまで、時間がかかるし、その間は動かすことが出来ない。
セッカチナ私は、ドライヤーを用いた。
傍にあった半紙が少し舞あがり、ひらっ、
あっ、あっ、あっ、こんな風になってしまった。
今日は2枚書いて、そのうちの一枚 . . . 本文を読む
「まさか、と思ったんだけれど、偶然入ったの・・・」
と、文房具屋の女主人が棚から出してきたのは箱に入った泥金紙だった。
昨年の秋に来た時、「泥金紙ってない?」と言っていたものだ。
5枚入りの箱なのに、なぜか4枚だけ。
まあ、そんなことは、どうでもいいことで・・・・
色画宣の親分みたいな存在感のある泥金紙は使ってみたかった。
普通の紙よりうんと高いのは覚悟の上のことだけれど、
落ち着い . . . 本文を読む
Ah、雨降らしてもうたw!!
先生から「墨こぼした清書は、良く書けていても、持ってくるな!!」
と言われている。
今日は、休業日だったので、
午前中はゆっくり、犬二匹と散歩をして、
午後から半紙練習して、3時ころからK書道展のための清書をして、
6pmころ、絶好調だった。
7pmを過ぎると、集中力が落ちてくるらしい。
失敗するまで、自分では自覚しないんだけれど・・・ . . . 本文を読む
白い画宣紙にも色々あるのはあたりまえ。
先週は箪笥の肥やし状態だった紅星牌重単宣を引っぱり出して、
書いたのだが、厚い分筆触りの堅さがあり、筆先の動きがイマイチな感じだった。
思いきって、新しい白い紙を購入。
N社の墨華宣。
電話をして、翌日には基準の大きさにカットして届けてくれた。
凄い手際いいので、びっくり!!
半切で使ってみて、気にいたものである。
わらの繊維を細かく砕いて紙 . . . 本文を読む
少しあまのじゅくなところがあって、
1月末に締め切りの展覧会用に買ったかわいい朱鷺色の紙が届いたのに、
なんか、色紙は安っぽく感じるようになってしまい・・・・
封を開ける気にもならない。
先生お勧めの南華宣も、にじみが広がりすぎず、便利紙なのだ。
確かに、まとまりよく書ける感じがする。
でも、物足りない。
そういう時、箪笥の引き出しの中ををひっくり返す。
あった、あ . . . 本文を読む
先週土曜日にk展のためのお手本も
やっともらえた。
今度のお手本は線に表情があって、とても楽しかった。
これでお手本を戴くのは4回目、
やっと、納得できるお手本が頂けたよーな・・・・
世の中厳しいよ。
今日の日曜日はゆっくり起床して、
明日の月曜のお稽古に持参する作品の制作をした。
秋にN展のために買い集めた二X八尺の色画宣紙を規定の40cmX160cmに切って書いた。
唐 . . . 本文を読む
書道をやっていると、公募展というのが、
年に3度くらいあって、そこで大きな紙に100枚単位で書いて技を磨く、といのが常道らしい。
そろそろ、来年1月末の公募展の準備を始めた。
今年はお手本を戴いて、じっくり技を磨こうか、
と考えた。
ところが、先生が超多忙のため、
中々お手本を貰えない。
自分のやりたい詩を選んで、
字典から集字して、大学ノートで集字 . . . 本文を読む
昨日読んだビジネス書に
「『自分が100%納得しないと駄目』という芸術家がいるが、
そういう人はいつまでたっても作品ができない。
70%の満足度で年に3回出せば210%である」
というくだりがあった。
多少疑問は残るものの、
半分この意見を飲むことにした。
前回、色画宣を求めて、東京の街をうろついた話を書いた。
次の日、作品を書こうとして、10枚パックの色画宣封をあけたら、
紙は程ほ . . . 本文を読む
昨日は、めちゃくちゃな日だった。
朝一番にグレーの紙をかった上野のA堂に電話を入れた。
あの紙は在庫が無い。
問屋で調べてもらうのに2、3日は係るだろう、とのこと。
えぇ~~それじゃ、間に合わないよ~~~。
昼過ぎには居ても立ってもいられなくなり、
電車に乗って、
吉祥寺のB園に行く。
イイ色気の色画仙紙が10枚入りの袋にはいってあった。
お値段も手ごろ。
「これは~~~」と喜びかけたものの . . . 本文を読む
N展の締切は今週の木曜日になった。
去年は確か、9月末日だったと思う。
土日連休で、連れ合いが大阪出張なので、毎日書くことが出来た。
今回は、知恵を絞って、体力の消耗を最小限に抑えるため、
午後3時か4時から始めて、今までの経験上、
最もノッテくる6時前後を有効に使おうと作戦。
よくわからないけれど、午前9時から始めても、午後3から始めても、
午後6時前後が最もノッテくる。
土曜、日曜と朱鷺色( . . . 本文を読む
3週間もお稽古がなかった。
その間、N展錬成会の合宿あったそうだ。
私のところには案内のハガキさえ来ない。
入門して直ぐのころ、
「旅行と団体生活は大の苦手です」と申し上げてあるので、
はがき代の無駄と思われているのかもしれない。
今年の合宿はその辺の温泉でなく、屋久島だそうで、内心とても悔しい。
屋久島は一度は行きたいと、思っていた地だから・・・
でも、合宿で行ったら、朝から晩まで字ばかり書い . . . 本文を読む