西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

よう雲軒(呉昌碩 五言絶句)

2009年12月26日 | 臨呉昌碩 
長褎若善舞
時作払雲態
疑是古仙人
化石為狡獪


長い袖が優雅に舞う
雲を払う仕草のようにも見える
年取った仙人が石に姿を変えて
遊び戯れているのか、と疑う


あれ、米フツの行書をやってる筈じゃなかったの?
米フツは唐晋の書を学んだのですが、
漢碑を学んで、
自分の書は唐晋の前の時代に戻らなければならないと、
思った、といいます。
だから、先生のお手本に隷書のような横画が入り込んでいても、
違和感がないのだと思います。
少しコジツケみたいではありますが、
これ、米フツ行書のトレーニングの一環ということで
そろそろ、K書道展の清書に本腰を入れて頑張りましょう。

反省、3行目下のラインが揃わなかったこと。
気をつけていたんだけど、
篆書は字画の少ない字が以外に難しいようで、
おそまつ様で御座いました


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (沙於里)
2009-12-27 20:15:45
すご~い。。呉昌碩も臨書されてるんですね。
私にはこの根気が全然ないですう・・
でもちょっとやってみたくなりました。。
返信する
Unknown (nisibundo)
2009-12-28 09:40:53
昌碩は書道1年生の時の臨書課題でした。
始めはとても嫌でしたが、
今はそれほどでもない感じです。
篆書は行書より好きなんですよ
デザイン性があっていいですね。

沙於里さんの毎日ブログを更新される根気には、
わたしはトウテイ敵いません。
今年1年間ありがとう。
良いお年をお迎えください
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。