壊素家長沙。幼
而事佛。経禅之
暇。頗好筆翰
壊素の家は長沙にあった。
幼くして仏に仕えた。
お経や座禅の修業の合間に、
筆翰(書道)をすこぶる好んだ。
ご存知、自叙帖の始めのところ。
勢いが付いた中程も好きだけれど、
抑制の効いた始めのところもGoodです。
やっぱり、自叙帖は私の感覚的に100%響いてきます。
見方を変えて、壊素の筆の勢いと抑制の効いた力強さを学んでいる、
と感じながら . . . 本文を読む
時々、懐素の自叙帖が無性に気になることがって、
ここのところ何日というもの、
時間を作っては、紙、筆、墨を換えては、
書いている。
こういう時は、自分でも未だ判らないのであるが、
自制心のまるで効かない状態で、
今日は危うく、飼い犬の夕飯を忘れる所であった
(家族の夕食はちゃんと用意してあります、ご心配なく)。
きっと、今週の初めから、仕事が妙に忙しく、
ストレスが溜まっているのだと思う。
今日 . . . 本文を読む
夏休みというわけではないと思うのだが、
書道も画も次回のお稽古まで、間があるので、
少し遊びたくなった。
今回の遊びのテーマは一応「懐素」。
私のような初心者が選ぶべきお相手でないことは百も承知。
ホントは今やるべくは、
半紙で練習した呉昌碩を半切にまとめて書くことの筈。
分かっているのに、ついつい脇道にそれてしまう。
でも、今は「懐素」のことがひかっかるので、やるしかない。
そのうち、腕を上げて . . . 本文を読む