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西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

願餘々帖

2009年12月02日 | 臨 王献之
十一日動静。故常 患不寧。諸女無復 消息。献之。 11日の様子(を知らせる便りがあり) やはり、いつも患っていて安らかでないとのこと。 娘からの便りはありません。 献之。 . . . 本文を読む

臨 王献之「淳化閣帖 玄度帖」

2009年10月23日 | 臨 王献之
宋の太宗は、淳化3年に名跡を刻させて、 全10巻の法帖を編集させた。 いわゆる淳化帖である。 この中の9、10巻に王献之の書が収められている。 玄度何来遅、深令 人憂懸耶常 玄度はどうして来ないのだろう。 どれほど、わたしを心配させたことでしょう。 いつも、早くよくなって欲しいと願っておりました。 昨日の書道のお稽古で、王献之をべた褒めされて、 また、王献之に挑戦してみました。 これの行が曲 . . . 本文を読む

臨 王献之「中秋帖」

2009年10月17日 | 臨 王献之
中秋不復不得相還。 為即甚省如何。然勝 人何慶等大軍。 中秋に復命できず、相(大臣)が帰還できない。 そのため、たいへんそちらの状況がきになるのだが、 いかがであろうか。 戦いに勝った人がどうして大軍と等しいと喜ぶことが出来ようか。 王献之は王義之の七男で、 子息の中では最も書をよくし、 父子で二王と称され、 書道を学ぶ人々に広く臨書されている。 妍美な連綿を特徴とし、 王鐸をはじめ、後世の . . . 本文を読む