西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

久々の書道

2017年09月03日 | 臨書
娘がカナダに嫁に行ったので、余裕ができました。 あの娘がいるとホントに忙しくてたまらないんです。 8月半ばに旅立って、やっと自分のペースが戻ってきたようです。 生活すべてがリハビリと言えばリハビリなのですが、 今日は書道のリハビリをしました。 一番戸惑ったのは筆、今まで何使ってたんだっけ、しばらくマジで考え込みました。 まぁ、最終的には無事に思い出したのですからいいんですけど・・・ . . . 本文を読む

墨を練る

2016年02月27日 | 臨書
本部講習会での1日目で、必死に半切を書く受講者の間を回って歩いていらっしゃった主幹、 遠巻きに私の前を過ぎようと、されたその時 「墨をねるな!」と一言、 続けて、 筆を左右に動かすしぐさをされた。 そのまま私のところは通り過ぎて行かれた。   ??????? 墨は摺ったけれど・・・・・・ 「煉る」とはいかに。 主幹は書道についていろいろな表現をされるが、 「墨を練る . . . 本文を読む

臨米芾戯成詩(2016.1)

2016年01月19日 | 臨書
日本橋高島屋で開催された「現代書道20人展」に併設されて書道具の売店で、 戯成詩の載っている本を探した。 年配の店員さんが5冊組の中国本のを出して下さった。 和綴みたいな装丁で、白黒印刷の簡易印刷みたいな拓本集。 5冊組で、5万円。 米芾の戯成詩は私が思っていたよりおとなしい感じで、 魅力を感じなかった。 「部数が少ないので値が張るんです」と店員さん。 もちろん、買わ . . . 本文を読む

臨米芾章吉翁墓表(2015.10条副課題)

2015年10月08日 | 臨書
条副課題は毎月4枚送られてくる。 3枚提出だから、これで課題はこなしたことにはなるわけだ。 先生オリジナルのお手本が残っている。 最も大事なはずであるが、私は一番苦手。 今月は娘が初孫を連れて里帰りするから忙しいので、 この辺で切り上げて、半紙を仕上げてていしゅつしょうかなぁ・・・・   墨はこのみ墨(松煙)に黒目の墨をすり込む。 医王水を使うと墨の摺りあがりが早く、筆も . . . 本文を読む

臨王鐸(今月の条副課題)

2015年05月07日 | 臨書
筆  蘭亭叙 紙  蘭亭牌 墨  このみ墨   私の持っている筆の中で蘭亭叙というのと蜀素帖というのがある。 その違いは? 蘭亭叙はゆっくり目に書くと落ち付きのある感じになる。かすれない終筆を望む時都合がいい。 蜀素帖は少し荒々しい筆使いをしてもしっかり付いてきてくれる。かすれが様になる。 つまり芯に堅い毛が使われているからだ、と思う。     . . . 本文を読む

臨米芾「章吉老墓表」(節臨)

2014年11月01日 | 臨書
報告になってしまいますが、 去る10月25日(土)、26日(日)は地元自治会の文化祭が開催され、 私は練習中の条幅の米芾の臨書の一部を出しました。 今まで展覧会に出したもので、裏打ちしたり、軸装したりしたものをだしていたのですが、 病気の後お師匠さんを変えたので、まだ展覧会に出していないのです。 事務局さんに、来年は読売に出して下さいと言われているのですが、 大きい作品は . . . 本文を読む

連綿のお稽古

2014年08月20日 | 臨書
29日締め切りの昇段試験の課題のうち 最も手こずっているのが、手紙文。 こんな小さい字をそれも洋紙に書くなんて・・・・ 頭痛いよ。 「なめらかに」と講評されて。   それで、私なりに考えて、2、3日前から仮名の連綿のお稽古を始めた。 テキストは高野切第三種。 出来栄えはともかく、 確かに仮名のお稽古は心癒される感じします。 . . . 本文を読む

雷声驚起雲頭雨・・・・・(その2)

2014年04月21日 | 臨書
この前の続き。   紙 墨 筆  前回とは全然違うもの。暫くたったので、何使ったか記憶がない。 場所      西分堂   西分堂で2年前倒れた。 ここで半紙以上の大きさに練習したのは2年ぶり・・・・・ 日常生活から離れた場所なので、ついつい熱中するのが、怖い空間でもある。   左の行寂しすぎ。 右に賑やかな字が多い、という文の特徴も関係しているか . . . 本文を読む