民主党ニヤッ…支持率急上昇「首のすげかえ」まんまと成功
鳩山由紀夫首相(63)の退陣を受けて報道各社が行った世論調査で、「参院選の投票先」として民主党の数字が劇的に回復した。表紙を取り替える作戦は、ひとまず奏功したようだ。
朝日新聞と読売新聞は、それぞれ鳩山首相の退陣表明を受けた2、3両日に、電話による世論調査を行った。
それによると、「比例投票先」は朝日が民主28%(前回20%)、自民20%(同20%)、読売の同様の調査でも民主25%(同14%)、自民18%(同19%)となった。
民主党が劇的に回復する一方、自民党は横ばいという結果だが、朝日ではみんなの党が6%と前回から3ポイント落としており、第3極がワリを食う形となったようだ。
また、鳩山首相と民主党の小沢一郎幹事長(68)の同時辞任については、好感する評価が朝日62%、読売69%だった。
民主党選対幹部は「首をすげかえるだけでは自民党と同じとみられ、支持率は回復しないと思っていたが、うれしい誤算だ」と話す。
この傾向は、新首相誕生から参院選までどう動くのか。
政治評論家の有馬晴海氏は「民主党の評価が下がる小沢氏のカネ、鳩山首相の決断力、政策の実行力だった。そのうち2つを排除したので上がるのは当然だ。菅さんがどんなメッセージを出すかによる。小鳩体制で減った獲得議席がどこまで回復するかは未知数だ」と話している。
【今後の主な政治日程】
月 日/ 日 程
6・7/新首相の所信表明演説
9~10/衆参両院本会議で代表質問
16/通常国会の会期末
24/参院選公示
25/G8サミット(カナダ)
7・11/参院選投開票
2010.06.04 ZAKZAK
鳩山由紀夫首相(63)の退陣を受けて報道各社が行った世論調査で、「参院選の投票先」として民主党の数字が劇的に回復した。表紙を取り替える作戦は、ひとまず奏功したようだ。
朝日新聞と読売新聞は、それぞれ鳩山首相の退陣表明を受けた2、3両日に、電話による世論調査を行った。
それによると、「比例投票先」は朝日が民主28%(前回20%)、自民20%(同20%)、読売の同様の調査でも民主25%(同14%)、自民18%(同19%)となった。
民主党が劇的に回復する一方、自民党は横ばいという結果だが、朝日ではみんなの党が6%と前回から3ポイント落としており、第3極がワリを食う形となったようだ。
また、鳩山首相と民主党の小沢一郎幹事長(68)の同時辞任については、好感する評価が朝日62%、読売69%だった。
民主党選対幹部は「首をすげかえるだけでは自民党と同じとみられ、支持率は回復しないと思っていたが、うれしい誤算だ」と話す。
この傾向は、新首相誕生から参院選までどう動くのか。
政治評論家の有馬晴海氏は「民主党の評価が下がる小沢氏のカネ、鳩山首相の決断力、政策の実行力だった。そのうち2つを排除したので上がるのは当然だ。菅さんがどんなメッセージを出すかによる。小鳩体制で減った獲得議席がどこまで回復するかは未知数だ」と話している。
【今後の主な政治日程】
月 日/ 日 程
6・7/新首相の所信表明演説
9~10/衆参両院本会議で代表質問
16/通常国会の会期末
24/参院選公示
25/G8サミット(カナダ)
7・11/参院選投開票
2010.06.04 ZAKZAK