【時事(爺)放論】岳道茶房

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高速無料化実験がスタート

2010年06月28日 | ニュース政治
高速無料化実験がスタート=全国37路線50区間で-国交省

 全国37路線50区間の高速道路を対象にした無料化社会実験が28日午前0時に始まった。期間は来年3月末までで、自動料金収受システム(ETC)搭載の有無にかかわらず、全車種が対象。国土交通省は、渋滞の変化や他の交通機関への影響などの分析を進め、2011年度以降の無料化の扱いを決める。

 無料化されたのは、道央道(北海道)や高知道(高知県)など地方の路線。宮崎県内で整備中の東九州道2区間も開通後に対象に追加され、合計距離は最終的に1652キロメートルとなる。有料区間では、「休日上限1000円」などを含む現行の料金体系が続く。

 高速無料化は、民主党が昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた目玉政策。物流コストの引き下げや地域経済の活性化が狙いで、参院選投票日前の実施は選挙対策の意味合いもありそうだ。ただ、今回の無料化区間は全体の2割にとどまっており、効果は未知数だ。

 無料化区間ではこれまで通り、ETC利用者は、カードを車載器に挿入してETC対応レーンを通過し、現金利用者は料金所で一端停止し、通行券を受け取る必要がある。社会実験のデータ収集に必要なためで、高速各社は注意を呼び掛けている。

2010/06/28 時事通信


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