3/8 第1節 ヴィッセル神戸戦 （京都・西京極競技場）

写真：コレオグラフィの準備風景　8:00a.m.

【サンガのスタメン＆ベンチ】
　GK：水谷
　DF：増嶋、水本、李正秀、渡邉
　MF：安藤、佐藤、角田、ディエゴ
　FW：林、豊田
SUB：松井、手島、シジクレイ、中谷、中山、パウリーニョ、柳沢

【試合レポート】

開幕戦　たかが一勝　されど一勝

開幕の朝、午前８時 ── 西京極へ到着。
コレオグラフィの準備の為だ。
何年サポーターをやっていても、やはり開幕戦には特別な想いがある。
ましてや、その相手はヴィッセル神戸。
同じ関西チームとして負けられない意地もある。
昨年末の最終戦でも行ったコレオグラフィだが、
上手く出来ればサポーターに一体感が生まれ、相手には威圧感を与えられる。
さらにピッチを駆ける選手達へのアピールにもなるだろう。
今回でコレオは３回目。
さすがに準備も手慣れたもので、一時間程度で準備完了。
心配された雨も降らず、風もなかったのも幸いした。 これは幸先が良い。

続いて西京極周辺の商店街で
“がんばれ京都サンガＦＣ”幟（のぼり）設置の手伝い。
商店街の方にご挨拶しつつ、数名で手分けして十数本を設置。
今年も応援よろしくお願い致します♪

午前１０時３０分。
バックスタンド裏、サンガスクエア辺りでは
ワンタッチパス＆ユニの引渡しが始まっている。
僕もご多分に漏れず開幕戦までにパスが届かなかった組。
引換しに行きたいのは山々なれど、まずサポーターミーティングに参加。
コレオの打ち合わせと新加入選手の応援歌の練習。
今年も沢山の新加入選手がいるので、
応援歌を覚えるのは一苦労…はっきり言って

お　ぼ　え　ら　れ　ま　せ　ん

歌ったシリから忘れます。 まあ、本番で何とかするか…

サポーターミーティングが終わってから、急いでワンタッチパス引換に向う。

げ　っ　！？

引換ブースはすんごい混雑。
今回のワンタッチパスの引渡しの遅延は
代行会社（もしくはＪリーグ協会）の不手際で
クラブの責任ではないとはいうものの、係員の数が少な過ぎる！
「申し込んだのに、パスがない！」だの「対応が遅い」だの各所で不満の声が…
みんなイライラしているところに
阪急電車ジャックと称したヴィッセルサポの一団が鳴り物付きで登場。
さらにサンガサポのイライラを助長させる。

おまいら、あとで吠え面かかせてやるからナ！

僕自身も結局先行入場に間に合わず、一般入場の人たちと一緒に入場。
昨年まで応援旗を設置していた場所には、もうスペースがなかった。
で、急遽ゴール裏の反対サイドへ移動。 ドタバタドタバタ。

旗も設置し終えて、再びサンガスクエアで一服。
おっ！今年もＵ．Ｈ．Ｇａｒｄｅｎのライブイベントやってるじゃん！

今年はサンガの応援ソング『ＳＡＮＧＡ ＳＯＵＬ』を演奏してくれてます。
ちょっと盛り上げに協力してから、ゴール裏の応援練習に備えスタジアムに戻る。
あ～忙しい！

有難い事にゴール裏は今日も立見が出るほどの満員御礼。
ゴール裏のサポーターはかなり定着してきた感がある。
あとはチームが勝ってくれる事で、応援は楽しくなる。とにかく勝利だ！
選手入場時のコレオグラフィもみなさんのご協力のおかげで大成功！

ありがとうございました！

試合は序盤から激しい中盤のプレスの応酬。
なかなかボールが落ち着かないが、やや神戸のポゼッションが勝ってる印象か？
その落ち着かない中で両軍の目指すサッカーが垣間見える。
京都も神戸もフォーメーション的には同じ４-４-２。
神戸は細かく中盤でパスをつないでいくパスサッカー？
対する京都は両サイドバックとサイドハーフを使ったサイドアタックか？

前半、中盤でマイボールをインターセプトされて、ＧＫ水谷と１対１のピンチ！
水谷が絶妙の飛び出しでボールをセービング。 事無きを得た。
（このプレーがなかったらその後の展開は変わっていただろう）

ピンチの後にはチャンスあり。
前半３６分。 神戸ゴール前でボールが激しく動き、
粘って粘って最後に押し込んだのは…大剛！！

ゴォォ────ゥルッ！！

ここまでで、ほとんどチャンスらしいチャンスのなかったサンガ。
本当にワンチャンスをモノにしたって感じでした！
サッカーってそういうモンですよネ。

後半になると、京都がやや押し気味に試合を進めるようになる。
前半はほとんどシュート機会がなかったと思うが、
後半はシュートまでいけてる。
ただし…そのシュートがよわよわ。 枠には飛んでるんだけどナァ。
逆に神戸のシュートは勢いはあるけど、枠には飛ばず。
枠に跳んでいる分だけ、まだウチのがマシかな？

試合は１－０で膠着したまま終了！

勝　ち　ま　し　た　！

１－０だろうと、１０－０だろうと、勝ち点３には変わりなし。
開幕戦に勝利するってのは格別です！！
なんとサンガがＪ１ホーム開幕戦で勝利したのは…今回が初めてらしいッス。
（あんまり自慢できた記録じゃないですが、勝ったんだからイイよネ）

ヴィッセルサポさん、大挙来訪、お疲れ様でした。
お帰りも電車ジャックしながら、気をつけてお帰りくださいませ。

さて本日の試合を振り返って…

今年のサンガ、まず守備が安定しています。
特に水本と李正秀のコンビネーションが良い。
今日の試合を観た限りでは、大崩れはしなさそうに思えます。
中盤は今回はボランチに勇人、トップ下にディエゴ、
両サイドに安藤とカクを置くダイヤモンド型だったと思うが、
両サイドは昨年は観られなかった大剛やマスのオーバーラップもあり、
熟成が進めば面白い試合展開が出来そうな予感。
ディエゴはキープは出来るが、パスの精度がイマイチで、
まだまだ噛み合ってない。
逆に言えば、噛み合い始めればチャンスは増えるはずだ。

最後に前線。
体調が万全ではないヤナギを敢えてベンチに置き、
豊田＆たけのデカチビ２トップで臨んだが、こちらもまだまだ。
ただし最後まで運動量は落ちなかったし、終盤には豊田に良いシュートもあった。
まだパウもいるし、若手のＦＷもいる。
ヤナギも復調すれば…楽しみなＦＷ陣だ。

まず一勝。　まず勝ち点３。 楽しいシーズンになりそうだ。


【試合結果】　京都１－０神戸

【観客数】　16,919人

【得点者】
　京都： 渡邉36

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK：水谷７
　DF：増嶋６、水本6.5、李正秀７、渡邉6.5
　MF：安藤5.5、佐藤６、角田６、ディエゴ５（71分 中山5.5）
　FW：林６（63分 柳沢5.5）、豊田5.5

【今日の私的MOM】　李正秀：水本とのCBコンビネーションは抜群！攻撃参加も。