写真:ホーム最終戦恒例のサポーター賞は駒井クン、そして功労賞は中山博貴!
博貴ラストゲームに駒井、大黒が花を添え2015シーズン終了
ホーム最終戦。
ホンマ、最低最悪やった2015シーズンがやっと終わる。
直前に発表されたサンガ一筋12年の中山博貴引退。
シーズンラストに博貴の引退式のセレモニーも加わることになった。
サンガにとっては良くも悪くも一つの時代の転換期となる。
今季最後の西京極は心配されていた雨もどうやら降らなさそう。
今日の相手、水戸もウチと同様前節でJ2残留を確定している。
あとはお互い勝って一つでも順位を上げたい、それだけだろう。
個人的には試合の結果に関わらず、選手にお疲れ様と言いたい。
【サンガのスタメン】
GK:清水
DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、下畠
MF:駒井、金南一、伊藤、山瀬
FW:宮吉、有田
SUB:土井、山口、黄大城、原川、中山、田森、大黒
先発2トップに有田が復帰。
ベンチには久しぶりに土井、テソンが名を連ねるが、なんといっても博貴だ。
自ら膝がボロボロといい、ピッチに立てるのは10分が限界の博貴。
博貴がピッチに立てるお膳立てが出来るかどうか注目したい。
【試合感想】
試合の入りはまずまずだったが、どうにもじれったい展開。
前節は本来のサッカーを封印しシンプルな守備に徹して勝利したが、
この日は最終ラインからパスをつなごうとするが、
水戸に比べサンガの攻守の切り替えが遅いし、
オフ・ザ・ボールの動きも少なく、足元のパスばかりなのでコースが読まれやすい。
結果としてパスが悉く水戸に拾われるという苦しい試合展開。
前半25分には水戸に左サイドを崩され先制を許してしまう。
勝敗にこだわるつもりはないが、
負け試合の微妙な空気で博貴の引退セレモニーに水を差したくはない。
このままでは終われない!
ここはホーム西京極。
クソったれなシーズンの最後くらいは意地を見せてくれ!
後半開始10分、左サイド最深部までえぐった石櫃がゴール前に低い弾道で高速クロス。
そのクロスにドンピシャで合わせたのは善成!
ようやく同点!
試合の流れをようやく引き戻したサンガはさらに攻勢に出る。
後半25分、有田に代えて大黒投入。
その数分後、水戸の田向が危険なスライディングで一発レッド。
数的優位を得たサンガ。
動きにキレがない山瀬に代えて原川投入。
前線へのパスの供給源を増やし、大黒、ミヤ、伊藤とシュートチャンスを作るも
枠を捉えられず時間は徐々に少なくなっていく。
そしてまもなく後半もアディショナルタイムに入ろうかという時間帯。
石丸監督は最後の交代カードを切った。
15番 MF 中山博貴。
スタンドが歓声で揺れた。
サンガ一筋12年プレイしてくれた男が西京極のピッチに立った。
ゲームキャプテンの腕章を駒井から受け取る博貴。
この試合、お前に任せた。
博貴がピッチにいるだけでテンションが上がっていく。
ピッチの選手も、スタンドのサポーターも。
アディショナルタイム3分。
それが博貴の2015年シーズンのすべてとなる。
サンガに自分のサッカー人生のすべてを捧げてくれた男の為に
サッカーの神様は最後に最高の花道を用意してくれていた。
アディショナルタイム1分、サンガのコーナーキック。
キッカーはリキ。
リキのキックはニアサイドの大黒へ。
大黒は相手選手3人と競り合いながらヘッドで絶妙なループ。
そのボールはファーサイドのゴールネットギリギリに吸い込まれた。
劇的。
博貴引退への餞(はなむけ)となる決勝ゴールとなった。
そして食い下がる水戸の攻撃を跳ね返し…主審の笛が鳴った。
勝った。
結局、博貴の2015年シーズンは3分あまり。
ボールタッチはたった1度きりだった。
けれどその3分間の価値は計り知れない。
試合後、山中社長の挨拶、石丸監督の挨拶、キャプテン山口の挨拶につづき
博貴の引退セレモニー。
博貴のサンガへの強い想いに胸が熱くなった。
全選手が場内を一周、サポーター席にやってきて再度挨拶。
サポーターからは毎年恒例のサポーター賞の授与。
今年の受賞者は駒井善成。
既に他クラブからのオファーがあり去就が注目されている善成だが、
今年苦しい時期に中盤で孤軍奮闘してくれた功績は皆が評価している。
順当な結果。
そして功労賞として中山博貴。
毎年どこかで心に残るプレーをしてくれた博貴。
今年はわずか3分でもピッチに立ってくれただけで満足だ。
お疲れ様でした。
何はともあれ2015シーズンが終わった。
選手もサポーターもみんなお疲れ様でした。
来年はどうなるか分からないけど、もっと笑えるシーズンにしましょう。
【試合結果】 京都2-1水戸
【観客数】 7,541人
【得点者】
京都 : 駒井52、大黒90+1
水戸 : 岩尾25
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:清水6
DF:石櫃5.5、菅沼5.5、バヤリッツア5、下畠5.5
MF:駒井6、金南一5.5、伊藤5(90分 中山-)、山瀬5.5(80分 原川5.5)
FW:宮吉6、有田5(69分 大黒6)
【今日の私的MOM】
中山 博貴 : 現役ラストの出場は大黒のゴールを呼び込む雰囲気を作った
【サンガ2015シーズン最終成績】 12勝14分け16敗 勝ち点50 17位
博貴ラストゲームに駒井、大黒が花を添え2015シーズン終了
ホーム最終戦。
ホンマ、最低最悪やった2015シーズンがやっと終わる。
直前に発表されたサンガ一筋12年の中山博貴引退。
シーズンラストに博貴の引退式のセレモニーも加わることになった。
サンガにとっては良くも悪くも一つの時代の転換期となる。
今季最後の西京極は心配されていた雨もどうやら降らなさそう。
今日の相手、水戸もウチと同様前節でJ2残留を確定している。
あとはお互い勝って一つでも順位を上げたい、それだけだろう。
個人的には試合の結果に関わらず、選手にお疲れ様と言いたい。
【サンガのスタメン】
GK:清水
DF:石櫃、菅沼、バヤリッツア、下畠
MF:駒井、金南一、伊藤、山瀬
FW:宮吉、有田
SUB:土井、山口、黄大城、原川、中山、田森、大黒
先発2トップに有田が復帰。
ベンチには久しぶりに土井、テソンが名を連ねるが、なんといっても博貴だ。
自ら膝がボロボロといい、ピッチに立てるのは10分が限界の博貴。
博貴がピッチに立てるお膳立てが出来るかどうか注目したい。
【試合感想】
試合の入りはまずまずだったが、どうにもじれったい展開。
前節は本来のサッカーを封印しシンプルな守備に徹して勝利したが、
この日は最終ラインからパスをつなごうとするが、
水戸に比べサンガの攻守の切り替えが遅いし、
オフ・ザ・ボールの動きも少なく、足元のパスばかりなのでコースが読まれやすい。
結果としてパスが悉く水戸に拾われるという苦しい試合展開。
前半25分には水戸に左サイドを崩され先制を許してしまう。
勝敗にこだわるつもりはないが、
負け試合の微妙な空気で博貴の引退セレモニーに水を差したくはない。
このままでは終われない!
ここはホーム西京極。
クソったれなシーズンの最後くらいは意地を見せてくれ!
後半開始10分、左サイド最深部までえぐった石櫃がゴール前に低い弾道で高速クロス。
そのクロスにドンピシャで合わせたのは善成!
ようやく同点!
試合の流れをようやく引き戻したサンガはさらに攻勢に出る。
後半25分、有田に代えて大黒投入。
その数分後、水戸の田向が危険なスライディングで一発レッド。
数的優位を得たサンガ。
動きにキレがない山瀬に代えて原川投入。
前線へのパスの供給源を増やし、大黒、ミヤ、伊藤とシュートチャンスを作るも
枠を捉えられず時間は徐々に少なくなっていく。
そしてまもなく後半もアディショナルタイムに入ろうかという時間帯。
石丸監督は最後の交代カードを切った。
15番 MF 中山博貴。
スタンドが歓声で揺れた。
サンガ一筋12年プレイしてくれた男が西京極のピッチに立った。
ゲームキャプテンの腕章を駒井から受け取る博貴。
この試合、お前に任せた。
博貴がピッチにいるだけでテンションが上がっていく。
ピッチの選手も、スタンドのサポーターも。
アディショナルタイム3分。
それが博貴の2015年シーズンのすべてとなる。
サンガに自分のサッカー人生のすべてを捧げてくれた男の為に
サッカーの神様は最後に最高の花道を用意してくれていた。
アディショナルタイム1分、サンガのコーナーキック。
キッカーはリキ。
リキのキックはニアサイドの大黒へ。
大黒は相手選手3人と競り合いながらヘッドで絶妙なループ。
そのボールはファーサイドのゴールネットギリギリに吸い込まれた。
劇的。
博貴引退への餞(はなむけ)となる決勝ゴールとなった。
そして食い下がる水戸の攻撃を跳ね返し…主審の笛が鳴った。
勝った。
結局、博貴の2015年シーズンは3分あまり。
ボールタッチはたった1度きりだった。
けれどその3分間の価値は計り知れない。
試合後、山中社長の挨拶、石丸監督の挨拶、キャプテン山口の挨拶につづき
博貴の引退セレモニー。
博貴のサンガへの強い想いに胸が熱くなった。
全選手が場内を一周、サポーター席にやってきて再度挨拶。
サポーターからは毎年恒例のサポーター賞の授与。
今年の受賞者は駒井善成。
既に他クラブからのオファーがあり去就が注目されている善成だが、
今年苦しい時期に中盤で孤軍奮闘してくれた功績は皆が評価している。
順当な結果。
そして功労賞として中山博貴。
毎年どこかで心に残るプレーをしてくれた博貴。
今年はわずか3分でもピッチに立ってくれただけで満足だ。
お疲れ様でした。
何はともあれ2015シーズンが終わった。
選手もサポーターもみんなお疲れ様でした。
来年はどうなるか分からないけど、もっと笑えるシーズンにしましょう。
【試合結果】 京都2-1水戸
【観客数】 7,541人
【得点者】
京都 : 駒井52、大黒90+1
水戸 : 岩尾25
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:清水6
DF:石櫃5.5、菅沼5.5、バヤリッツア5、下畠5.5
MF:駒井6、金南一5.5、伊藤5(90分 中山-)、山瀬5.5(80分 原川5.5)
FW:宮吉6、有田5(69分 大黒6)
【今日の私的MOM】
中山 博貴 : 現役ラストの出場は大黒のゴールを呼び込む雰囲気を作った
【サンガ2015シーズン最終成績】 12勝14分け16敗 勝ち点50 17位
何から書けばいいのやら
先ずは栃木SCの降格が決まりました
状況的に考えてグリスタで栃木サイドで応援していましたが流石伝統がありよく知っている京都には敵いませんでしたグリスタの冷たい雨の中茫然として京都残留の喜びと栃木の事実上降格の悲しみでなんとも言えない気持ちでした。
実家では降格の事実を知った母が寝込んでしまい大変でそこに追い打ちをかけるかのように駒井の浦和移籍のニュースでショックを受けさらに京都の中で思入れがある自分と同じ1985年生まれのヒロキの引退ニュースが飛びこんで先週はかなり精神的にもきつかったです。
昨日は西京極で最終戦とヒロキのラストゲームそして20年間頑張って来た電光掲示板の見おさめの為行きました。
劇的な勝利で今までの事がふっキレて涙が出って来て大泣きをしてしまいました。
とにかく今シーズは色々辛かったですが昨日の京都の勝利でこれから色んな事に前向きに生きて行けそうです
今週末はいよいよ狩猟解禁ですのでストーブリーグの動向を見ながら楽しみたいです
それでは今シーズお疲れさまでした!
西京極さんもいい狩りをしましょう!
その引導を渡す役割をまさかサンガが担うことになろうとは…
グリスタでは駐車場へ帰る途中、何人か栃木サポの方に声をかけて頂きました。
「京都さんはこんなところで降格争いしているクラブではない」
「がんばってください」
と励まして頂きました。
ただ「ありがとうございます」としか答えられませんでした。
直接対決した際の気迫のこもった栃木のプレーを続けられればきっとJ2に戻ってこられるはず。
クラブの選手を信じてがんばってください。
いろいろあったシーズンも終わりました。
また来年どこかでお会いしましょう。
お疲れ様でした。
追伸:
モンハンクロス、もちろんやりますよ~w