西京極 紫の館

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3/17 第4節 柏レイソル戦 (京都・西京極競技場)

2019年03月17日 20時33分11秒 | サンガ観戦レポート2019
ラスト1分、セットプレーに泣く

リーグ戦3試合を消化して2勝1分けで負けなし継続中。こんなに希望に満ち、次の試合を楽しみに思えるなんて、何年ぶりの事だろうか?だが、それが一時的な好調で終わるのか、それともシーズン通して維持できる実力と出来るのか、それは今日の試合に懸かっていると言っても過言ではなかろう。相手は降格したとは言え、実質J1並みの戦力を有する昇格候補筆頭、開幕3連勝中の柏レイソル。これに勝てば…あるいは互角にやり合えるならば、今年のサンガは本当に強いと信じる事が出来る。今季を占う大一番である。

試合当日は前日から降ったり止んだりのはっきりしない天候。そして寒の戻りか、寒い。西京極に着いてからは時折雨がパラつくものの、傘を差すほどでもない。これならピッチ状態を気にしなくて良さそうだ。

【サンガのスタメン】
 GK:清水
 DF:上夷、田中マルクス闘莉王、本多
 MF:福岡、中野、庄司、重廣、小屋松、黒木
 FW:宮吉
SUB:加藤、冨田、石櫃、レナン・モッタ、仙頭、ジュニーニョ、エスクデロ競飛王

スタメンは上夷が復帰。(福岡)慎平が今季初スタメン起用だ。この段階ではDFのフォーメーションは良く判らない。左サイドの黒木がDF登録だから4バックとも言えるし、右サイドの中野はSBが出来るから5バックかもしれない。その辺りは攻め方、守り方で臨機応変に変えてくるのが今年のサンガ。どうなるか?

試合開始直前には、前節アウェイ福岡戦でJ通算500試合出場を達成したトゥー様の表彰セレモニーがあった。奥様とお子さんが花束を渡していた。試合で家族に良いトコみせてくれ!

【試合感想】
前半:
両チーム共やりたいのはパスサッカー。お互いに攻め合うも、守備のミスがなく、決定機が作れない。ただ、スコアレスの時間帯が長くなるのはサンガにとって悪い展開ではない。福岡戦でもそうだったが、今年のサンガは無理な攻めはしないのだ。局面、局面で相手にプレスをかけ、奪ったら慌てずパスを繋ぐ。この試合でもそんな感じ。
サンガ前半の見せ場はDF上夷が最終ラインからボールを持ち上がってゴール近くまでいったシーン。これは燃えた。その一方、ヒヤリとした場面は前半30分過ぎ。トゥー様が相手FWクリスティアーノにボールを奪われたところ。幸いにもクリスティアーノが放ったシュートはゴールマウス上へ宇宙開発してくれたから良かったけど…トゥー様、家族の前で恥かかなくて良かった

ハーフタイム:
心配していた天気は本格的な雨にはならず、どうやら持ちそう。むしろ日が射してきて、焼けるかも…。

後半:
後半12分、今度はサンガに決定機。右サイド(上夷?中野?)からの前線へのロングボールを重廣がヘッドで落としたところへ飛び込んで来た慎平がフリーでシュート!僕の位置からでは「入った!」と思って大旗を振り揚げたが…実際は惜しくもゴール左へ外れていた。コレが決まっていれば…。返す返すも悔やまれる。
スコアレスのままで時間は残り5分を切った。ここまできたら勝ち点1をキープする事も念頭におく必要がある。そんな後半43分、イチゾー監督は一気に交代カード3枚切りで勝負に出た。セル、ジュニ、モッタを投入したが、攻めきれない。ロスタイムは3分。このままスコアレスかと誰もが思った…が、最後の最後にやられてしまった。柏が得たFK。ファーサイドに蹴り出されたボールを途中交代で入ったガブリエルが折り返し、ゴール前に待ち構えていた鎌田にヘッドで押し込まれ…今季初の敗北を喫した

悔しい結果である。互角にやれていただけに。昇格ライバルに勝ち点3を献上してしまった事に対しても。悔しいが、これが現実。今のサンガにはまだまだ足りないものがあるのだ。ラスト1分を守り切れなかった守備の厳しさ。シュートの精度も足りない。交代カードの切り所が掴めなかった監督の采配も未熟。だが、視点を変えればそれは今後の伸び代でもある。この負けをどう次に活かすか――それこそが大事だ。


【試合結果】 京都0-1

【観客数】 6,143人

【得点者】
 柏 : 鎌田90+3

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:清水6
 DF:上夷6.5、闘莉王6、本多6.5
 MF:福岡5.5、中野5(88分 ジュニーニョ-)、庄司6、重廣5.5、小屋松5.5(88分 モッタ-)、黒木5.5
 FW:宮吉5.5(88分 競飛王-)

【今日の私的MOM】
 上夷 克典 : 失点は悔やまれるが、守備だけでなく積極的な持ち上がりも見せた

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