西京極 紫の館

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若おかみは小学生!  監督/高坂希太郎

2018年10月22日 21時49分58秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 小林 星蘭 (おっこ/関 織子)
 水樹 奈々 (秋野 真月)
 松田 颯水 (ウリ坊)
 遠藤 璃菜 (美陽)

【ストーリー】
交通事故で両親が他界した小学6年生のおっこは、祖母が営む旅館「春の屋」に引き取られる。ライバル旅館の跡取り娘で同級生の真月や、昔から旅館に住み着いているユーレイのウリ坊たちと交流しながら、若おかみの修業に奮闘するおっこ。彼女は、失敗を重ねながらも訪れた客を懸命にもてなそうとしていた。

【西京極の評価】
『茄子アンダルシアの夏』の高坂監督作。巷で「良い!」と話題になっていたので観に行きました。たしかに良く出来てる。日本の四季を描いた色彩も豊かだし、良く動いている。お話もテンポよく、気持ちよく観られた。だけど…“少女が働く中で大人に成長する”という同じテーマを扱った宮﨑駿の『魔女の宅急便』のキキや『千と千尋の神隠し』の千尋に比べると、本作のヒロイン・おっこはほとんど心の葛藤や、鬱屈がない。両親を事故で喪った直後だというのに、である。一応それらしきシーンはあるものの、立ち直りが早い。ピンフリ娘の真月チャンの方が僕には共感出来た。楽しめたし、良質のアニメだけれど、そのあっさり具合がちょっと不満かなぁ?

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像/特撮 ☆☆☆☆☆
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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