西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

11/16 2nd St. 第13節:ジュビロ磐田戦 (京都・西京極競技場)

2002年11月16日 23時52分53秒 | サンガ観戦レポート2002
【試合前】
そしてこの試合の結果と鹿島、東京Vの結果次第で完全優勝が決まるチーム…
リーグ戦でサンガが一度も勝てていないチーム…ジュビロ磐田。
サンガは前節アウェイで仙台を逆転勝ちで下し、この日もモチベーションは高いはず。
今日こそ勝てる…かな?

さて、この日は西京極へはサポーターミーティング出席の為、9:30のご出勤。
競技場周辺には既に京都サポにはあまり見当たらない若い女性たちが…
あ、ジュビサポさんですね。気合入ってますね。やっぱり…
今日の試合の前売り券は1万9千枚売れたらしい。
そのせいかサンガゴール裏へもやたら行列ができるのが早い。
こっちも徐々に気合が入ってくる。う~ん、勝ちたい…勝ちたい。

京都では珍しく予定より10分(中途半端)繰り上げて開場。
スタジアムイベントでサンガサポのスタジアムウエディングが行われた。
おめでとうお二人サン♪末永くお幸せに!
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。

 GK:平井
 DF:鈴木和、松本、辻本
 MF:中村、中払、石丸、鈴木慎
 FW:冨田、松井、黒部
SUB:中河、斎藤、熱田、上野優、田原

イエロー累積3枚で朴、角田が欠けるという相変わらず苦しい状態。
ミニラ(中村)とマル(石丸)の怪我からの復帰は朗報だが、
前節勝ったメンバーをあえていじった事が吉と出るか凶と出るか…

【前半】
序盤サンガが押し込むシーンが続く。
サンガ選手の勝利への気合が感じられる。いいんじゃない?
ところが…よかったのは実は前半15分まで。
ここからサンガの中盤は磐田の強烈なプレスに苦しみだす。

サンガ選手はプレッシャーの為かやたら精度のないロングパスを連発。
その全てを磐田に拾われ反撃を受ける事となる。
そして…21分フリーの藤田、27分にCKからニアの高原ヘッドと連続失点。

・・・・・・・・・・・・・・・・・シーン

ちっ、高原の耳ダンボパフォーマンスを見せられちまったヨ。
せめて…せめて…前半一失点くらいにしておけよな。

【後半】
ハーフタイムで抑えられっ放し、抜かれっ放しのミニラに代えて斎藤。
もひとつプレイに冴えのなかった松井に代えて帝王・熱田。
流れを変えたかったが…逆に後半7分。
藤田からのパスをゴン中山隊長へ…あ~あ決定的な3点目。

こうなると磐田は余裕を持って守備。
サンガも熱田、黒部が惜しいゴールチャンスを作るが…ダメだ。

はっきし言って格が違う。
サンガの得点源の左サイドの慎吾が福西に押さえ込まれていた事もあるが、
そうでなくてもプレイの質が違いすぎる…残酷な現実。
試合はそのまま0-3で終了。得点差以上の完敗。
うつむいて帰ってくるサンガ選手にあえて言いたい。

「磐田に勝てないチームが強いなんて思うなよ!!」

あージュビロ戦初勝利への道のりは…遠い。

【試合結果】京都0-3磐田

【観客数】 20369人(クラブ史上最高の動員数だったのに…はぁ~)

【得点者】磐田:藤田21、高原27、中山52

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5で平均)
 GK:平井5
 DF:鈴木和5、松本4.5、辻本5
 MF:中村4.5(45分斎藤5.5)、中払5.5(88分田原-)、石丸5、鈴木慎5.5
 FW:冨田5、黒部5.5、松井4.5(45分熱田5)

【サンガの現在の成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:19)→※暫定だけどね
  年間総合順位:6位(勝ち点:43)→

10/26 2nd St. 第11節:名古屋グランパスエイト戦 (京都・西京極競技場)

2002年10月26日 23時45分41秒 | サンガ観戦レポート2002
【試合前】
優勝戦線からは遠ざかり、J1降格の危機からも縁が無くなった。
この日の名古屋との対戦は両チームともモチベーションが保ちにくい試合。
とは言うものの、サンガは3連敗中。
主力メンバーが欠けていると言ってもこれ以上負けると
今のメンバーが自信喪失してしまう危険性もある。
その意味では勝たないといけないし、勝てる相手だとも思う。
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。

 GK:平井
 DF:鈴木和、松本、辻本
 MF:冨田、中払、斉藤、鈴木慎
 FW:朴智星、松井、黒部
SUB:中河、サナブリア、熱田、上野優、田原

カズヒロ(鈴木)は前節、脚を痛めたが強行出場。
この試合に賭けるチームの気持ちを感じさせるメンバーと言える。
尚、この前日にサンガのプリンス松井クンが電撃入籍!
おめでとう大輔!プリンセスとお幸せに!
どうせならこの試合でウエディングゴールも決めてくれっ!

【前半】
序盤はサンガペース。
前節と違いスペースを有効に使い、中盤での動き出しも名古屋より早い。
これなら勝てる!

さらに名古屋のキープレーヤーであるFWヴァスティッチの出来がいまひとつ。
ウェズレイはオフサイドにかかりまくり、シュートはずしまくり♪
これなら勝てる!

応援の声もこの日は京都サポの方が良く出ている気がする。
これなら勝てる!

とかなんとか言ってる内に時間はどんどん過ぎて…
あらら…スコアレスのまま前半終了。
う~ん。押している時間帯に点が獲れないで後で困らなければ良いケド…

【後半】
後半に入ると名古屋が攻勢となり厳しい時間帯が続く。
それでも今日はサンガDF陣が踏ん張って決定機は作らせない。

しかし後半10分、その均衡がやぶれたのは一瞬の出来事だった。
名古屋GK楢崎の蹴ったゴールキックを中盤で中村直志がヘッドでそらし、
サンガDFラインの裏に落ちたところを抜け出したウェズレイに決められる。

あ~あ…またかよ…

先制されると焦ってしまってさらにゴールが遠くなるのがこのところのサンガ。
この後も引いて守る名古屋を崩しきれない歯がゆい時間が続く。
さらに時折カウンターでトップのウェズレイやヴァスティッチにシュートされるも
GK平井のファインセーブしたり、ポストに嫌われたりと追加点は獲られない。

ツキはまだ…ある!

後半の25分あたりに流れを変える為に2人の選手を一気に交代させる。
ボランチ斉藤を攻撃的MFの熱田、疲れの見えた松井に代えてポストマン優作。
この交代が流れをサンガに引き戻す事になった。(結果論…)

その交代の直後、冨田のクロスに名古屋DF古賀がゴール前でクリアミス。
クリーンヒットしたボールは自陣ゴールに決まった!(古賀的には決めてしまった…)

ラッキー!!!!!!ツキも実力の内!同点、同点!
狂気乱舞のサンガゴール裏。
こうなったら流れはこっちや!一気に勝ち越せ!!!

ここしばらく周囲と噛み合わなかった優作のポストプレーもこの日はキレがあった。
熱田もピンポイントのクロスを放り込んでくる。
しかし2回ほど冨田が決定的なシュートをはずすとスタンドからは…

はぁ~

そしてサンガ攻勢のまま延長戦へ。

【延長】
延長に入ってもサンガの攻勢は変わらず。
ここでゲルトは大バクチ。ゲームをメイクしていた朴を下げ、田原を投入。
黒部、優作、田原のツインタワーならぬトリプルタワー!!

…ちょっと心配。

しかしそれは杞憂でした。
延長前半9分。右サイドの冨田から中央の黒部へパス。
その黒部がヒールパスで再び、右コーナー付近の熱田へ。
熱田はすかさずゴール前へクロス!そこには…あっ田原!!!!!
田原は相手DFを強引にかわし、さらにもう1人のDFと競り合いながら、左足でシュート!

ビクトリーゴォール!!!!!!

♪たはらゆたか、たはらゆたか、たはらゆたかオー!
 ゲットゴール、ゲットゴール、たはらゆたかオー!♪

田原クン、移籍初ゴールがチームを連敗から救う値千金のVゴール。
この日の勝利で今シーズン通算の勝ち越しも決定。
昨季から続く延長戦での負けなし記録も更新…と良い事づくめ♪
いや~やればできるやん、田原クン!次も頼むで!

翌日「京都まつり」でサンガ選手&サポの参加するパレードがあったんですが、
(僕は応援旗を持って1.2km、30分歩きました。キツかった…)
田原クン、この日もハジケてました。負けなくて良かった…ホント。

【試合結果】京都2V-1名古屋

【観客数】 7192人(天気が怪しかったせいもあったが…一万人に届かず)

【得点者】
 京都:OG(古賀)72、田原99(V)
 名古屋:ウェズレイ60

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5で平均)
 GK:平井6
 DF:鈴木和5.5、松本6、辻本5.5
 MF:中払6、朴智星6(94分田原6)、斉藤5.5(72分熱田6)、鈴木慎5.5
 FW:松井5(72分上野優6.5)、黒部5.5、冨田5.5

【サンガの現在の成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:16)→※暫定だけどね
  年間総合順位:6位(勝ち点:40)→

10/23 2nd St. 第10節:FC東京戦 (京都・西京極競技場)

2002年10月23日 23時37分32秒 | サンガ観戦レポート2002
【試合前】
今季最後の平日開催。最後のナイター。
2連敗のサンガとしては負け癖をつけたくない。
仕事をなんとかかんとか切り上げて西京極へ向かう。
今日は旗振りも声出しもやらなきゃなんないんでメチャクチャ忙しい。

この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。

 GK:平井
 DF:鈴木和、松本、辻本
 MF:中払、朴智星、斉藤、鈴木慎
 FW:松井、黒部、冨田
SUB:中河、大槻、熱田、上野優、田原

なななんと…サブにDFがひとりもいない!?
ここからしても台所事情が火の車なのが判ってしまう。
今日の相手のFC東京はキング・オブ・トウキョー、アマラオ狙いのカウンターチーム。
アマラオのマークさえしっかりしていれば勝てない相手ではないはず。
さらに2ndステージの勝ち点でもサンガと競り合いしているだけに
相手に勝ち点は与えたくない…さて試合、試合。

【前半】
序盤FC東京は予想通りFWアマラオ以外は引いて守る戦法。
対する京都は中盤を支配してしっかりパス回しをして前線へ繋ごう…としていたはず。
しかし実際は肝心の中盤でパスミスを連発。インターセプトからたびたびピンチを招く。

そんな11分。U-21代表で松井の同僚だった東京MF石川に右サイドを突破され、
(あれほど警戒していたはずなのに…)中央でフリーになったアマラオの頭に合わされ
今日も先制される…あ~あ、またかよ。

弱り目に祟り目…
コマ不足が深刻なDF陣で唯一残っているレギュラーだったカズヒロ(鈴木和)が
相手のファウルまがいのチェックで負傷した模様…なんてこったい…心配や。
とか言ってる内に前半は0-1のまま終了。

【後半】
やっぱし…
ハーフタイムでカズヒロは交代。代わっての出場は…本来ボランチの大槻クン。
きっつ~っ!
さらにボランチの斎藤を下げて攻撃的MFの帝王(熱田)を投入。
なんと…これで2-5-3の気が狂ったかの様な超攻撃的布陣となった!

これに対するFC東京は…
なんとアマラオを黒部のマークにつけるという
11人全員守備から攻撃は速攻カウンターのみ超守備的な戦術。
アウェイだから当然といえば当然だけど…それにしても両チームとも極端な…

こうなると如何に京都が攻めようとも
敵プレイヤーがひしめくペナルティエリア内では
まったくスペースがなくシュートさえさせてもらえない。
その上何度も「おいっ!?それはPKなんじゃないのか?!」と
叫びたくなるようなファウルをされるも主審片山はノーホイッスル。
ラスト15分はほとんどサンガが攻めっ放しだったが…結果はノーゴール。

ホームということもあって、最後まで諦めなかった姿勢は評価するし、
ジャッジにも「?」なところはいっぱいあった…しかし!!
強いチームならそれでもゴールを割るもんやないんかい!?
試合後、ゴール裏へ挨拶に来た選手達にやさしく声をかけてあげました。

「一点くらい根性で入れろやっ!ボケッ!!!」

試合終了したら雨まで降ってきたわ…ほんま、泣きっ面に蜂でした。

【試合結果】京都0-1FC

【観客数】 5535人(西京極今季最低…それもやむなしの内容)

【得点者】FC東京:アマラオ11

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5で平均)
 GK:平井6
 DF:鈴木和5(45分大槻5.5)、松本6、辻本5
 MF:中払5、朴智星5.5、斉藤5(45分熱田6)、鈴木慎5.5
 FW:松井5(79分田原5.5)、黒部5.5、冨田5.5

【サンガの現在の成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:14)→※暫定だけどね
  年間総合順位:6位(勝ち点:38)→

10/19 2nd St. 第9節:清水エスパルス戦 (静岡・静岡スタジアム エコパ)

2002年10月19日 23時33分37秒 | サンガ観戦レポート2002
※負け試合なので文中にはかなり失礼な表現をしているかもしれません。先に謝っておきます。

【試合前】
前節浦和にボロ負けを喫したサンガ。連敗は避けたい~!!
今日の相手の清水は代表クラスの選手が大勢いるにもかかわらず
セカンドステージ15位と低迷、この試合の結果次第で監督更迭も噂される状況。
これまでサンガに敗れてチームを去った監督は東京Vの小見、横浜Mのラザロニ…
もし清水のゼムノビッチ氏が更迭されたりしたらいよいよサンガは「監督キラー」。

この日は約20名の仲間と一緒にマイクロバスに乗り、京都東ICを8時出発。
迫り来る雨雲に追い立てられながら静岡スタジアムに12時到着。
ここエコパは周囲になぁ~んもない所。最寄のJR愛野駅にも回りになんもない。
スタジアムの裏には馬が飼われていたりして…ほんまスタジアムだけって感じ。
コンビニを探して車で20分くらい走りました。

とにかく12時30分に開場。横断幕、応援旗の準備にかかる。
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。

 GK:平井
 DF:鈴木和、松本、辻本
 MF:朴智星、斉藤、鈴木慎、中払
 FW:熱田、冨田、上野優
SUB:中河、野口、大槻、美尾、田原

朴が帰ってきたと思ったら…FW黒部は出場停止。
角田はU-19でまだ遠征中。松井はアジア大会の故障を治療で欠場。
前節肉離れを起こしたミニラとテッシー、練習で同じく怪我をした石丸…
なんとレギュラー6人が出られないという危機的状況。
かわりに入ったフレッシュなメンバーの奮起を願うしかない。
朴は久々のボランチ復帰。ハライはミニラの代役で右サイド。
Jデビューの松本はCB。ベンチにはこれもサンガ初登場の美尾、田原。
そしてキャプテン野口…彼らの出番はあるのか?

【前半】
試合開始!

♪さぁ行こうぜっ!胸をはぁって!紫の勇者たち~!!…

って歌いだして10秒くらいでしょうか?
まだサンガの選手が試合モードに入る前に安貞桓からアレックスへ渡り…ゴール?
まだ応援歌を歌い出して一小節も歌ってないんですが…やめるにもやめられん…
なんなんだ?キツネにつままれた状態でいきなり0-1。

気を取り直して…再度キックオフ。
ここからはさすがに清水もサンガも中盤は五分五分。
とはいうものの決して両チームの出来は良くはない。
サンガは、ヘッドの競り合いで負けるわ、ルーズボールは全部獲られるわ…
どうも足元へのパスが多く、スペースを使う場面がほとんどない。
FWでのタメがなくシュートまで持っていけない。

そんな事をやってる内に前半の38分。
安貞桓が蹴つまづきながら苦し紛れに出したパスを沢登が受けて…
またしてもDFの裏へ飛び出したアレックスへ…って「おいオフサイドちゃうんかい?」
なのに…なのにノーホイッスルでまたしてもゴールで0-2に。
その後のオーロラビジョンでリプレイを観たら…「やっぱオフサイドちゃうんかい!?」

前半清水に打たれたシュートはゴールされた2本だけ…でも0-2。

【後半】
え?後半ですか?
そうですね…あんまし前半と変わんないっす。
朴が前目にポジションを変えて少しだけ前線でタメができましたが…
なんだかサンガイレブンの体が重そうでした…

え?ゴールですか?ありましたよ、一本だけ。
後半35分に熱田の右からのクロスをゴール前中央の優作がヘッドで。
でも優作…活躍したのはそれだけ。あー黒部がいてくれたら…
松本クンがんばってたけど…勝てなくて残念。田原…もっと痩せろよ!
ハライ…そんなパフォーマンスじゃスタメンではアカンぞ!

試合後、サポ仲間の例えがあんまりにもはまり過ぎて笑えたので書いておきます。
「弱いチームと二軍の対戦でしたけど、弱いチームが勝ちましたね」
ごもっとも。

【試合結果】清水2-1京都

【観客数】 19763人(エコパは5万人収容なので…サンガサポは約200名位か?)

【得点者】
 清水:三都主 1、38
 京都:上野優80

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5で平均)
 GK:平井5.5
 DF:鈴木和5、松本5.5、辻本5
 MF:朴智星5.5、斉藤4.5、中払4.5(67分田原5)、鈴木慎5.5
 FW:熱田5.5、冨田5、上野優5

【サンガの現在の成績】
2ndステージ順位:7位(勝ち点:14)↓
  年間総合順位:6位(勝ち点:38)→

10/12 2nd St. 第8節:浦和レッドダイヤモンズ戦 (京都・西京極競技場)

2002年10月12日 23時29分16秒 | サンガ観戦レポート2002
【試合前】
セカンドステージも、はや半ば…
好調浦和(現在2位)をホームに迎えての一戦。
対する京都も主力が代表選出で抜ける中、善戦を続けている。
この日のサンガのスタメン&ベンチは、以下の通り。

 GK:平井
 DF:鈴木和、手島、辻本
 MF:中村、斉藤、石丸、鈴木慎
 FW:冨田、黒部、上野優
SUB:中河、サナブリア、熱田、大槻、小原

アジア大会出場の為、朴智星が抜けた。
元韓国代表監督のヒディング率いるPSVからオファーも届いているらしいし、
来季を見据えて朴抜きでも上位陣と闘えるというところをみせてほしいところ。
勝てばそれはもちろん「優勝」だって見えるのだが、実力はまだまだだと思う。
そういう意味では結果よりも内容にこだわりたい。
初のベンチ入りした小原や久々の大槻に出番はあるのか?

【前半】
立ち上がりはサンガのペース。
相手に強烈なプレスをかけて完全に主導権を握った。
これは勝てるかも…

そして前半8分。
右サイドの浦和DFラインの裏を黒部(?遠いゴール側なのでよくわからん)がドリブルで突破!
中央の優作(?同じくよくわからん)へ絶妙な折り返し!それを押し込み先制ゴール!!!
♪うえ~のゆ~さく ウォウ ウォウ…
え?違う?ゴールしたのは…冨田?あらま失礼…

♪とみたしんや とみたしんや~ オオオオーとみたしーんや!♪

しかし…サンガが良かったのはここまで。
先制されて目が醒めたのか浦和の3トップが本領を発揮し始めた。

3バックを敷くサンガの宿命ではあるが、執拗に両サイドの裏を突いてくる浦和。
特にサンガ右サイド(ミニラVSトゥット)のマッチアップが負けている。
25分、あれよ、あれよと言う間に前線へ持ってこられたボールは
左サイドのエメルソンからゴール右サイドのトゥットへ渡り同点ゴール。

ま、時間もあるし、まだまだ大丈夫!

35分今度は左へ流れたトゥットから右の永井へクロスが上がり、ツジモが競合うも負け。
くやしいけどあざやかに決められ1-2とあっさり逆転される。

おい…今のはもっと体を寄せてりゃ競り勝てたんとちゃうんかい?

前半は前半サンガ後半レッズで終了。一点差ならまだいける!

【後半】
後半に入ってもレッズのオープン攻撃に翻弄されるサンガ。
前線では黒部、優作、冨田がみんな孤立している状態。
なんとかバランスを保てているのはサンガ左サイドの慎吾だけか?

そんな後半12分。
サンガDFの不用意なゴール前でのパスミスをエメにカットされトゥットへ…3点目。
もはや敗色濃厚。浦和の3トップを完全にフリーにしてしまっている。
サンガ守備陣の中で唯一健闘していたのはGK平井クン。
2回ほどの決定的なシュートをセーブしている。あれを決められていたらもっと悲惨。

せめて一点でも…その想いからかゲルトはボランチ斎藤に代えて、熱田投入。
それでも流れは変わらず。中盤が減った事でさらにおされ気味に…
それなら前に変化をつけようと黒部を下げてJデビューの小原を投入!

♪こはらのーぼる!こはらのーぼる!こはらレーアレーアレー!
 こはらのーぼる!こはらのーぼる!こはらレーアレーアレー!♪

おめでとう小原!がんばれ小原!
しかし…ボールを懸命に追うものの空回り。浦和DF陣に手玉に取られてる状態。

ここで疲労困憊のミニラがピッチに倒れ込む。そのままNGで大槻に交代。
(結局ミニラは肉離れの疑い…次節の出場は難しそう…)
これで3枚のカードを全て切ったもののまったく効果もなく
最後にはエメルソンにとどめの一発をいただくはめになった。1-4。THE END。
こうなったら優勝せーよ、レッズ!!!

次節はファーストステージで敗れた清水との対戦。
主砲・黒部が累積3枚で出場停止。ミニラも欠場濃厚…
松井も朴は帰ってくるが、角田はいない…
3バックの両サイドのケアや前線での工夫等々課題は浮き彫りになったが
それを乗り越えてこそ真の常勝チームとなれる。今はその成長期であると信じたい。

【試合結果】京都1-4浦和

【観客数】 13936人(浦和サポでアウェイゴール裏は完全に埋まった。すごいぜ浦和!)

【得点者】
 京都:冨田8
 浦和:トゥット25、永井35、トゥット57、エメルソン76

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5で平均)
 GK:平井5.5
 DF:鈴木和5、手島4.5、辻本4
 MF:中村4(75分大槻5)、斉藤5(59分熱田5)、石丸5、鈴木慎5.5
 FW:冨田5.5、黒部5.5(67分小原5)、上野優5

【サンガの現在の成績】
2ndステージ順位:6位(勝ち点:14)↓
  年間総合順位:6位(勝ち点:38)↓