３世代で行くクリスマス台湾。。。３日目後半（九分へ）

台湾行も８回目。なので九分に行くのも８回目。
同じところばっかりだけど、九分の茶芸館が大好きな娘はココは外せないといつも行きます。

電車で行くのも良し、バスで行くのも良し。
行き方も随分色々わかってきたので、以前ほどドキドキはしなくなったけれど、
帰りのバスだけはいつもちょっと不安。
前回は案外すんなり座って帰って来れたので、今回もそんなに大変なことになるとは思ってませんでした。
そのお話は最後の方なので、ひとまず九分での楽しかったお話を♪

陽明春天での楽しいランチを済ませて、徒歩５分もかからずにバス乗り場へ。
以前何度も乗ったバス乗り場が移転したと聞いてたので心配していたけれど、このあたりかな～なんて
キョロキョロしてると、目の前にバスが！！！
人が殆ど乗ってないので本当にこれでいいのかドキドキしつつ、駆け寄って運転手さんに聞いてみた。
そしたら、頷いてくれたので大慌てで乗り込む。
全然ガラガラでゆったり座ることが出来てなかなか幸先いいわ～って
　
「博愛席」とは優先座席の事。
この後、いろんなバス停でたくさんの人が乗ってこられて九分に着くころは満席に。
約１時間１５分位で到着です。

そうそう前回の旅から大活躍の悠遊カード（ゆうゆうカード）地下鉄もバスもこれがあったら料金を気にせず乗れるので
絶対にお勧め。今回は母の分もホテルの隣にあるセブンイレブンで到着時に購入してました。
大阪でいうイコカみたいなもの。チャージして使います。

乗車する時にピッとかざしてこの細ながいカードをもらいます。降りる時もピッとかざして細いカードを渡して降ります。

途中から雨がパラパラ・・・。だんだんザーザー・・・7ランチの時には青空まで出てたのに、
九分は雨と霧でちょっと先も見えないくらい・・・。
折り畳み傘をさしつつ、商店街？に。人はいっぱいで傘もさしてるしもうビチャビチャ
お土産物屋さんがいっぱい並んでいるけれど、８回目ともなると別に足を止めることも無く目的の所へグングン進む
娘と主人が大好きな屋台で売ってるモツ煮込みやさん？？で甘辛いモツを購入。主人にもお土産に買いました♪

その後行ったところはこれもお馴染み「阿柑姨芋圓」ここで温かいおしること冷たいおしるこを。
さっぶ～冷たいのはチョイスミス
雨で気温も下がってとにかく寒いのでガタガタ震えていましたが美味しくいただいました。

お腹も落ち着いて！？
次に向かったのは前回行きそびれた茶芸館。「天空の城」だったけど。。。名前が変わってて「水心月茶房」になってました。
　
九分茶房とは姉妹店です。アンティークな調度品やオーナーの作られた陶芸の作品がいっぱい。
細かいところまでセンスが光ります。
広い店内。

　
外は人でごった返してるけれど、此処はとっても静か。
やっと落ち着くことが出来ました。

お茶は金宣茶をチョイス。４００元だったかな～。お湯代が一人１００元ずついるのでそれとお茶菓子代。
物価を考えるとちょっとお高めですが、それを高いと思わないくらいのんびりゆったり最高の時間を過ごせるのです。
お姉さんがお茶セットを持ってきてレクチャーしてくれます。
う～美味しいお茶と素敵な空間と楽しいおしゃべり。茶芸館では絶対に娘と喧嘩になりません（笑）

ただ残念だったのは、美しい茶器で茶芸を楽しもうとしたのですが、この薄くてきれいな茶器は熱くて持ちにくい
シュンシュン沸いてるお湯を淹れるのがちょっと嫌になっちゃった。
茶道具は見た目だけじゃなくて使い勝手もとっても大事だってこと実感しました。
その点「阿妹茶酒館」は淹れやすくて茶芸がとっても楽しかった～。その時のお茶の様子はコチラ→★


いつもならとってもいい景色なんだけど、雨と霧が立ち込めててあまり見えません。
日も暮れてこんな感じになってきました。
随分長い事ここでお茶したけれどそろそろ帰ることに。

雨は土砂降り。気温は思いっきり低く、ダウンを着てても震えるほど。
バス停に着く頃には足元もビショビショに
バスの時間は娘がチェックしてくれてたので安心してたけど、今日は雨で人も多くて来たバスに乗れなかった・・・。
次のバスまで約３０分。本当にその時間に来るかどうかもわからない。
バス停はちょっと離れたところに新たに出来てるんだけど、屋根も明かりも無くて真っ暗。
そこにどんどん溜まる人！！！そして激しい雨もう、傘なんてないのと一緒
もう、靴の中もビショビショでダウンもぺっちゃんこで下に着てる服まで濡れる始末。

タクシーが次々とバス停に停まり、勧誘するのでみんな寒さと疲労？で心が揺れるのです。
タクシーの運転手さんは台北までの料金を大きな声で叫びながら、お客さんを探します。
料金はいくらだったか忘れちゃったけど、結構割高だったので私たちはスルー。
でも、雨も風もひどいのでグループによっては声を掛け合って一緒に乗って行く人も。
ここまで待ったら絶対にバスに乗って帰りたくて根性で待ちました。

少し遅れてバス登場！
何とか座ることが出来たので、無事に台北に戻ることが出来ました。
あんなに降ってた雨も台北では嘘のように降ってなくて、バスから降りた私たちだけビショビショという
何とも変な感じ・・・。
ホテルに戻ってシャワーを浴びて、一息ついて最後のディナー。

最後のディナーは近くの夜市でいろいろ買って食べることにしました。
量がわからないので、あれとこれと。。。って注文したら１つが多くてすごい量になってしまいました
これだけ頼んで多分１０００円ぐらいだったと思います。

本格中華？台湾料理？どれもとても美味しかったです♪
ビーフン、焼き飯、エビの天ぷら、煮たまご、葱抓餅。。。
最後の晩餐を堪能しました
そうそう、デザートは大・大・大好きな豆花もテイクアウト。
う～美味しい♪

多すぎたので完食は出来ませんでしたけど、身も心もホカホカになりました。

いよいよ明日は大阪に戻りま～す。

３世代で行くクリスマス台湾。。。３日目前半（素食を食べに）

今日ものんびりと起床。
朝食はホテルで食べました。
相変わらず種類は少ないけれど味は美味しいのです。
お粥に薬味をいろいろ入れて食べるのが定番になりました。

今日はあんまりいいお天気じゃないけれど、雨が降ってないだけまし。
そうそう、クリスマスの台湾はとっても寒くて（日本みたいなことはないけれど）ライトダウンをずっと着たままでした。

今回の旅は急がずのんびりの旅。
なので朝食後もバタバタ移動せずに部屋に戻ってのんびり。
娘が日程を組んでくれてるので楽チンです。

本日の予定は此処も一度行ってみたかった素食のお店「陽明春天」に行ってランチを食べて、
バスに乗り九分に行って茶芸を楽しむというもの。

まずは陽明春天があり九分行きのバスが出てる忠考復興駅にタクシーで向かいました。
ブラブラお散歩を楽しもうと思ったけれど、街中はお店も開いてないので忠考復興駅と直結のＳＯＧＯでお茶をしました。
私たちなら多分ベンチで時間を潰すとこだけど、母がいるのでＵＣＣの喫茶店へ。
此処でもお値段はそこそこ良いお茶をオーダー。
ポットサーブで美味しい紅茶を。
娘はローズティーをチョイス。華やかな味と香りを堪能しておりました。

お店は１２時に予約していたのでそれまでは、ＳＯＧＯをブラブラ３人で。
娘が欲しいと言ってた赤いエナメルのハイヒール。ちょうどバーゲンだったので物色していたら
ぴったりのを発見
サイズがあるか探してもらったら、中年のおばさんがはりきって持ってきてくれた。
履いてみたらブカブカ。。。これはダメだとジェスチャーで伝えるおばさん。
母を見てスポンサーがいるのをわかっているのか、ちょっと待っててと激しくジェスチャー。
娘は甲高幅広なので細い靴はなかなか合わないのです
かかとがピッタリの小さいサイズを持ってきてくれたけど、幅がきつくて痛い～って言うのでもういいですって
コチラもジェスチャーで伝えると、おばさんは木で出来た靴のの幅を広げる道具で
ミシミシとハイヒールの幅を拡げる拡げる
履いてみなさいと差し出されたハイヒール。履いてみて少し歩いてみたけどやっぱりまだきつい。
再度断っても、更にさらに木型でグイグイ他の店員さんも唖然。。。というか失笑。
売ろうとするのが必死ですごいオーラが！！
もし、楽に入ったとしても日本に帰ってはいたら絶対崩壊しそうな感じだったので、
丁寧に断って（ジェスチャーで、です）落胆しているおばさんを見ないように立去った私たち。
あのハイヒールはどうなったのかな～

そんなことしてたらもう予約１０分前！！
大慌てで、地図を見ながら「陽明春天」へ。
これが目印。ビルの前にはこのオブジェ。

１２時ピッタリに到着。

此処も素敵な空間。
窓辺の席からはこんな景色
お客さまがいっぱいだったので画像は食事だけです。店内を見たい方はお店のＨＰをごらんくださいね。

ここの評判はネットでいろいろ調べたけれど賛否両論で日本人の口に合わないっていう人もいるし、
美味しかった～って人も。でも食べに行ったよって人がとっても少なくて本当のところがよくわからず
ちょっと心配だったのです。

でも、店内を見てそんな心配は吹き飛んじゃうくらいワクワクしちゃいました。
席もゆったりとってあるので隣の席の方を気にすることも無くゆっくりと過ごすことが出来ました。

お茶はシュンシュン茶釜に入ってるのです。
あした葉茶。癖のある味だけど好き。

私たちは６８０元（約２０００円）のコースを。
メインやスープはそれぞれ選べるので違うのをチョイスしました。

　
まずサラダをサーブしてくださいます。４種類のお味を楽しめます。


１品目のお料理は。。。
私の。

娘の。朴葉焼き。
娘のは隣なのでパチリと撮れましたが向かいに座ってる母のは撮れませんでした（撮りませんでした。）

これが先に出たのか後に出たのかちょっと忘れちゃったけど、
素敵な演出で出される飲みもの。酢です。私たちはとっても気に入りました
ね、素敵でしょ～。

私の。トリュフのリゾット。

母の。キノコのハンバーグ。
これに至っては、素食を食べに来たのに「これ、お肉やわ～。」と断言する母。それくらい肉っぽいのです。

娘の。キノコのソテー。
まるでフレンチのようなきれいな盛り付け。

そしてスープも３種。
　　
どれもあっさりで梨のスープ、白菜のスープ、黒いのがちょっと癖があったけれどアリな味でした。

デザートは白きくらげ。
食後の飲み物はハーブティーと紅茶とキウイのミックスジュース。

最後まで素敵な演出に大満足な私たちなのでした。
量もタップリで満足～でしたが、身体にやさしいお料理だからすぐに消化してくれそう♪

このお店は精進料理でも乳製品は使用しているとのこと。私たちはそのほうがコクがあって嬉しかったです。
母はと～っても気に入り、また次回も絶対此処に来ると断言するほど。

優雅なランチの後はいよいよ九份へ出発です