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登山、音楽、着物

雲取山(2,017m)、カウントダウン登山1 <百名山 9座目>

2010-01-05 23:42:31 | 山レポ 秩父・多摩・南関東エリア
カウントダウンを山の上で迎えるべく、
年越しは東京都最高峰の雲取山へ上がって来ました!


【日時】2009年12月31日(木) ~ 2010年1月1日(金)
【天気】晴れ のち くもり / 晴れ
【メンバー】S氏、人間国宝017
【行動時間】1泊2日(小屋泊まり)
1日目 約7H15M(休憩→約1H含)
2日目 約7H45M(休憩→約1H10M含)
【ルート】1日目 鴨沢駐車場(7:25) → 小袖乗越(7:59) →  堂所(9:22) → ブナ坂(11:07) → 奥多摩小屋(11:48/12:42) → 小雲取山(13:26) → 雲取山避難小屋(13:52/14:00) → 雲取山山頂(14:05) → 雲取山荘(14:40)
2日目 雲取山荘(7:56) → 雲取山山頂(8:28) → 雲取山避難小屋(8:35) → 三条ダルミ(9:00) → 青岩鍾乳洞分岐(10:56) → 三条の湯(11:25/12:33) → 林道終点(13:01) → 塩沢橋(14:09) → お祭り(15:25) → 鴨沢駐車場(15:40)


鴨沢駐車場(無料)に車を止め、少し仮眠。トイレあります。
支度をしてから7:30分頃に出発!
この頃にはバスからたくさんの登山者が降りてきて、雲取山を目指します。



民家の前を通り、山道を通り抜けて車道へ小袖乗越。
そこから、5分くらい進むと登山道が見えて来ます。



杉の道が続きます。しばらく歩くと水場アリ。
天気も良くこの時点ですでに大量の汗をかいていたので、水が冷たくて美味しかったー
 


登り始めから人が多かったので、抜きつ抜かれつグッタリ・・・を繰り返して堂所へ。
この辺から気温がぐっと冷えて、体感温度がかなり下がりました。



木の橋を渡ると積雪もチラホラ。
そして、ここで人生初の衝撃的な出来事が・・・
 


抜きつ抜かれつしてた中に一人のおじさんがいて、
その方は雄たけびを上げたり、一人で喋ったりしてたので
あまり絡まないようにしてたのですが・・・
先を歩いてたおじさんがザックを下ろし・・・振り返りぎわに
3人で一緒にウンコしない?」と。

・・・人生で初めてウンコに誘われました(笑)。
本気顔のおじさんに全くもって意味が分からないあたし達は
丁重にお断りした結果、おじさんは草むらに消えて行きました。


そんな衝撃的な出会いを象徴するかのように厚い雲が空を覆い始めます。
ブナ坂の辺り(写真、右)では突風が吹き荒れ、気温はー10℃に!!
(写真では全然伝わらないのが残念
 


肌を突き刺すような風で左ほほは痛いし、手はかじかむしで、とりあえず奥多摩小屋に避難。休憩を取ります。
小屋に入った時は暖かく感じましたが、小屋の中の温度計はー5℃
ブルブルしながら、温かいスープとお弁当を食べました。
写真は奥多摩小屋の主達(笑)。
 


小雪が舞い始め、先を急ぎます
避難小屋が見えてきたら後ちょっと!(写真、右の右上)
この避難小屋、とてもキレイと言う事で着いた時に中に入ってみました。
 
・・・そしたら、そこには何と先ほどのウンコおじさんが!!!
寝袋に入ったまま「遅かったぢゃなーい」と・・・。
・・・イヤイヤ、別に待ち合わせとかしてないし。

雲取山荘で「一緒に部屋になっちゃたらどうしよう」・・・と密かに心配してたので、
ここで何だか清々しい気持ちになり、ドアを閉めました。


山頂でサクッと写真を取り、アイゼンを付けて雲取山荘(写真、中)へ。
温かい甘酒のサービスが嬉しかったです
  


さてさて、ここからが今回のメインです!!

なぜ、わざわざ年越しを山の上で過ごすのか?
・・・それはこの雲取山荘がステキな年越しイベント盛り沢山だからです!!


まづは部屋に案内されます。豆炭のコタツがお出迎え!
8畳の部屋を6名で使用でした。
18時の夕食までは体を拭いて着替え、荷物を整理し、今日のルートや明日のルートを確認してお昼寝


18時、夕食
大晦日と言う事でおそばが出たのですが、お腹が空き過ぎてフライングしてしまいました
写真を撮っていない事に気づき、慌てて撮る(ありがち(笑))。



その後は布団を引いてしばし休憩。
あたし達の部屋は豆炭のコタツを中心に布団を引きました。
ようはコタツに入ったまま、下に布団を引いて寝る形です。
(どこまでが布団でどこからがコタツだか分かりませんね(笑))



外に出て何枚か写真を撮りました。しかし、寒い!!この時点でー15℃
東京都の街灯りがすごくキレイだったのに、夜景モードで上手く撮れませんでした・・・残念
20時頃から紅白鑑賞
 


23時45分。外に出て鏡割りと闇鍋の時間です!!
日本酒は飲み放題、闇鍋は食べてて“固い物”が入っていたら当たり!で粗品がもらえます。
 


みんなのかけ声とともに鏡割りを行い、闇鍋も始まりましたー。
すごい勢いで闇鍋に群がる人々(笑)。この闇鍋は闇=暗い所の意です。
最初、本当の“闇鍋”かと思って、何が入ってるのかとビビリました(笑)。
 


残念ながら・・・S氏もあたしも当たりは出ず
しかし、同室の4名のうち、3名が粗品GET!!スゴーイ
コツ?をしっかり聞いたので、来年も登るならちゃんとGET出来るはず。

あっと言う間(本当にあっと言う間!)に鍋は底を付き、
最後の方はみんなヘッデンで照らしながら“固い物”を探してて、
山荘の方に怒られてました(笑)。
みんな笑顔で笑い声が絶えず、本当ーに楽しかった


そして、カウントダウン!!
「10、9、8・・・3、2、1」

今年も素晴らしい新年の幕開けです。



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