そんなこんなでBC(バックカントリー)を選びましたが、
BCは知識がないと本当に命の危険をともなうので参加する時はいつもツアー。
そして、忘れもしない人生初のBCデビューの日。
・・・色んな事を思い知らされます。
まず、ツアーなのでスキー、ボードが混在してる訳で。
その中で当たり前に男女がいます。
スキー男子、スキー女子、ボード男子、ボード女子。
この中で一番しんどいのが・・・ボード女子なのです。
男女の体力の差はどうしてもあります。
ハイクをする時、スキーヤーはシールを付けて板を履いたまま上がって行きます。
ボーダーはザックにボードをくくり付けて、スノーシューで上がって行きます。
点に見えるのがあたし(写真、左)。
遅れ始めたあたしをスキーヤーの女子ガイドさんがスノーシューで一緒に上がってくれました(写真、右)。
しかし、自分のボードが重いのなんのって!!
基本的に体育会系だし、体力にはものすごい自信があったんですが・・・全然ダメでした。
初めてのスノーシューにも手こずりました。
傾斜がある所はずりずり滑るし、疲れてくると蹴りこむ力もなくさらにずりずり。
途中で完全にみんなに置いてかれた図。
自分の体力のなさにかなり凹み、涙が出るほどくやしかった。
この日はタイムアップであたしだけ、途中からの滑走になりました。
またある時は。
上がったら上がったで傾斜がハンパなく、メチャ怖い。
ゲレンデでは上級者コースを滑ったり、ボードでもモーグルバーンに入ってったり、
ある程度の斜度は滑ってきたつもりだったんですが・・・そういうレベルではない・・・。
せっかくハイクして上がったのに、上の方は木の葉で降りてくるというありえないカッコ悪さ(笑)。
何の為にハイクしたんだか。自分の滑りがあまりにレベルが低く、さらに凹む。
そして、ある時は。
一緒のツアーに参加してたボードの男性。
あたしの3人くらい前を滑ってたんですが、滑走中に沢に転落。
意識混濁、流血、寒さ、震えでヘリで病院に搬送されました。
命に別状はなかったそうですが顔の骨が折れ、何回も手術したと後で聞きました。
その時の恐怖と何も力になれなかった自分の無力さとBCとは・・・と深く考えさせられた出来事でした。
新しい世界に踏み出したシーズンが終わり、あたしがまず最初に思った事は
「とにかく、体力をつけよう!!」
そして、シーズンオフの体力作りに選んだのが“登山”だったのです。
そこからはもう、登山が楽しくて楽しくて。のめりこんでゆきました。
ボードみたいに度胸がなくても大丈夫だし(笑)、根性があれば絶対に登れる。
登山を始めて3ヶ月。
自分の車をフェリーに乗せて、テント背負って北海道の山々にも挑戦しました。
もうすぐ雪が降る季節で今、考えればずいぶん無謀で
トムラウシで痛い目にもあったんですが本当に良い経験になりました。
何か、自分の性格が登山に合ってるんですね。
コツコツ積み上げてくあの感じ。素晴らしい景色も待ってるし。
ボード用品もそのまま使える。(難点に重さがありますが。
ボードのウエアはファッション性は高いけど、
重さは考えられてない。・・・しかし、オシャレ。・・・でも、高い。)
そんな工程を経て、今は登山に夢中です。
これから先もずっと続けて行けるスポーツだから、
今の内から登山に出会えて良かったなと心底、思います。
(ボードはお金がなくてお休みしてるんですが、再開したいなぁ。
もう、感覚とか忘れちゃってるかな。
もしかしたら、リフトからも降りられなかったりして(笑)。
・・・ありえる)
ポチッとお願いします★☆★
BCは知識がないと本当に命の危険をともなうので参加する時はいつもツアー。
そして、忘れもしない人生初のBCデビューの日。
・・・色んな事を思い知らされます。
まず、ツアーなのでスキー、ボードが混在してる訳で。
その中で当たり前に男女がいます。
スキー男子、スキー女子、ボード男子、ボード女子。
この中で一番しんどいのが・・・ボード女子なのです。
男女の体力の差はどうしてもあります。
ハイクをする時、スキーヤーはシールを付けて板を履いたまま上がって行きます。
ボーダーはザックにボードをくくり付けて、スノーシューで上がって行きます。
点に見えるのがあたし(写真、左)。
遅れ始めたあたしをスキーヤーの女子ガイドさんがスノーシューで一緒に上がってくれました(写真、右)。
しかし、自分のボードが重いのなんのって!!
基本的に体育会系だし、体力にはものすごい自信があったんですが・・・全然ダメでした。
初めてのスノーシューにも手こずりました。
傾斜がある所はずりずり滑るし、疲れてくると蹴りこむ力もなくさらにずりずり。
途中で完全にみんなに置いてかれた図。
自分の体力のなさにかなり凹み、涙が出るほどくやしかった。
この日はタイムアップであたしだけ、途中からの滑走になりました。
またある時は。
上がったら上がったで傾斜がハンパなく、メチャ怖い。
ゲレンデでは上級者コースを滑ったり、ボードでもモーグルバーンに入ってったり、
ある程度の斜度は滑ってきたつもりだったんですが・・・そういうレベルではない・・・。
せっかくハイクして上がったのに、上の方は木の葉で降りてくるというありえないカッコ悪さ(笑)。
何の為にハイクしたんだか。自分の滑りがあまりにレベルが低く、さらに凹む。
そして、ある時は。
一緒のツアーに参加してたボードの男性。
あたしの3人くらい前を滑ってたんですが、滑走中に沢に転落。
意識混濁、流血、寒さ、震えでヘリで病院に搬送されました。
命に別状はなかったそうですが顔の骨が折れ、何回も手術したと後で聞きました。
その時の恐怖と何も力になれなかった自分の無力さとBCとは・・・と深く考えさせられた出来事でした。
新しい世界に踏み出したシーズンが終わり、あたしがまず最初に思った事は
「とにかく、体力をつけよう!!」
そして、シーズンオフの体力作りに選んだのが“登山”だったのです。
そこからはもう、登山が楽しくて楽しくて。のめりこんでゆきました。
ボードみたいに度胸がなくても大丈夫だし(笑)、根性があれば絶対に登れる。
登山を始めて3ヶ月。
自分の車をフェリーに乗せて、テント背負って北海道の山々にも挑戦しました。
もうすぐ雪が降る季節で今、考えればずいぶん無謀で
トムラウシで痛い目にもあったんですが本当に良い経験になりました。
何か、自分の性格が登山に合ってるんですね。
コツコツ積み上げてくあの感じ。素晴らしい景色も待ってるし。
ボード用品もそのまま使える。(難点に重さがありますが。
ボードのウエアはファッション性は高いけど、
重さは考えられてない。・・・しかし、オシャレ。・・・でも、高い。)
そんな工程を経て、今は登山に夢中です。
これから先もずっと続けて行けるスポーツだから、
今の内から登山に出会えて良かったなと心底、思います。
(ボードはお金がなくてお休みしてるんですが、再開したいなぁ。
もう、感覚とか忘れちゃってるかな。
もしかしたら、リフトからも降りられなかったりして(笑)。
・・・ありえる)
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