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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

チバニアン

2017-06-08 10:21:42 | 日記

日本の研究チームが地質年代の名称として国際機関に提案する「チバニアン」が商標登録され、国立極地研究所などが特許庁に異議を申し立てたことが7日、分かった。チームが会見で明らかにした。

 特許情報のデータベースによると権利者は千葉県市川市の人物で、貴金属やキーホルダー、印刷物、おもちゃなどを対象に3月に登録された。チームとは無関係の人物という。

 同研究所などは、このうち印刷物について登録から除外するよう今月1日付で申し立てた。菅沼悠介准教授は「啓蒙(けいもう)のための本やパンフレットなどで問題になり得ると考えた」としている。このほか「チバニあん」なども出願されている。いろんな出願があるらしい。


新商標

2017-06-06 10:38:30 | 日記

4月1日から出願受付を開始した音商標、動き商標など新しいタイプの商標について、この度、初めて、登録を認める旨の判断をしましたので公表します。

企業のブランド戦略の多様化を支援することを目的として、昨年、商標法が改正され、従来の文字や図形に加え、音、動き、位置、ホログラム、色彩に関する新しいタイプの商標についても、新たに商標登録が可能になりました。 

本年4月1日から申請受付を開始し、これまでに1,000件を超える出願を受け付けており、商標出願された順番に審査を進めているところです。

この度、初めてこれら新しいタイプの商標について登録を認める旨の判断をしました(下記参考、別紙)。これらについては、出願人から登録料が納められた後、商標登録されることになります。なお、このほかの商標出願については、引き続き審査を行います。

新しいタイプの商標は、言語を超えたブランド発信手段として、企業のブランド戦略に大きな役割を果たすことが期待されます。引き続き、特許庁は、新しいタイプの商標出願についても、適切な審査に努め、企業のブランド戦略構築を支援してまいります。

これはいいことだ。

 


悪意の商標

2017-05-22 10:54:15 | 日記

日米欧中韓の商標五庁(TM5)は、日本国特許庁主導の下、TM5における事例を掲載した「悪意の商標出願事例集」を作成しました。本事例集は、国際商標協会(INTA)(※)と共催したジョイント・ワークショップで広くユーザーに公表され、TM5ウェブサイトにも掲載されました。
※国際商標協会(INTA):190カ国の政府機関、教育機関、企業など6700以上の会員からなる団体。

1.趣旨

近年、有名なブランドなどの商標が無関係な第三者により無断で商標出願・登録される、いわゆる「悪意の商標出願」の問題が世界各国で発生しています。TM5では、日本国特許庁がリードする「悪意の商標出願プロジェクト」において、TM5各庁の制度・運用に関する情報交換を行うとともに、ユーザーに対して情報発信を行い、「悪意の商標出願」への対策に協力して取り組んできました。

この度、TM5は、「悪意の商標出願プロジェクト」の一環として、日本国特許庁主導の下、各庁に出願された事例を掲載した「悪意の商標出願事例集」を作成しました。

本事例集を広くユーザーに提供するため、日本国特許庁は、5月20日から24日にかけてスペイン・バルセロナで開催されたINTA年次総会において、INTAとジョイント・ワークショップを共催し、本事例集を公表しました。また、TM5ウェブサイトに本事例集を掲載します。

2.「悪意の商標出願事例集」の概要

事例集は、裁判や審判等で争われた「悪意の商標出願」の事例(各庁10件ずつ、合計50件)の概要、判決・審決等の要約のほか、各庁の制度・運用の比較表から構成されています。

本事例集を通じて、悪意の商標出願に関するユーザーの皆様の理解が深まり、今後の商標戦略の策定の一助となることを期待します。悪意の商標は許さないぞ!


真田丸

2017-05-21 09:57:39 | 日記

真田丸第二回目は、武田家の滅亡と真田一族の逃亡劇とコント、主人公の成長、徳川家康と家臣団顔見せ講演、パッパ無双と、大変大変盛りだくさんでした。この他にも、織田信忠とか、小山田信茂の惨死とか、信玄公の亡霊が故林邦史朗師とかあるんですよ?

正直言うと、放送が終わった直後は、この先が心配になるくらい拙く感じてました。まあ1回目が良すぎたんですけども。

で、そんなような不満をFBにいろいろ書いておいたんだけど、真田一族のとうぼうか・・・。


京都大学

2017-05-20 08:19:55 | 日記

「京都大学入学式の式辞で米歌手ボブ・ディランさんの歌詞一節が引用されたことに対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)が利用料を請求している」――5月19日付けの京都新聞の報道が波紋を呼んでいます。 京大の山極壽一総長は入学式でボブ・ディランさんの歌詞を引用。式辞全文が同大学公式Webサイトに掲載中です。

京都新聞は記事内でJASRACの主張について、「一般論として、ウェブ上にある音楽著作物には利用手続きが必要となる」「商用目的でなくても、歌詞を印刷できる仕様でウェブ上に掲載すると、1回の閲覧につき数十円が必要になる場合がある」として紹介。京大広報課が請求された事実を認めたと報じています。

一方で、ねとらぼの取材に対しJASRACの広報担当者は「京大とは話し合いの入り口段階で、『請求をした』という事実はない」と説明。さらに、京都新聞から受けた取材について「『JASRACが請求している』という結論ありきの質問内容だった」と不信感をあらわにしました。また、京大広報課に問い合わせたところ「JASRAC関係者から連絡があったのは事実。予備知識がなかったため、その場では対応できなかった。今後は資料などを見て対応を検討したい」とコメントしました。