ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

先輩が来た

2018年04月09日 | Weblog
スピーカーから歌声が流れてきた瞬間、ああ、あの声だ、と。
否応なく時間が戻り、映画館の闇の中、睨みつけるようにスクリーンを見ていた10代の自分が帰ってきます。
私が一番最初に、この先輩の歌を聞いたのは寺山修司の映画『田園に死す』の中でした。
衝撃を受けた声の、一番新しいCDがニヒル牛に来てくれるなんて・・。



いつでも10年と少し先を生きる音楽家の言葉は、シンプルに強く。
店番をしながら、時折目を瞑って、今歌われるその情景を思いました。

三上寛『さいなら桃とカラス』本日からニヒル牛で販売しております。

このCDは二枚組になっています。
もう一枚は、詩人の俊山晶子さんの『赤い靴赤い靴』
クレイジーで乙女で、可愛らしい声の、だけどやはり見世物小屋の妖しさの。



三上寛さんの弟子だそうです。

ちなみに、石川浩司が東京のライブハウスで初めて見たミュージャンが、三上寛さんだったと聞いた記憶が。

先輩が来てくれました。


コメント
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