ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

かわいい。

2017年09月30日 | Weblog
かわいい。



かわいい。



かわいい。



Sawako Hayakawaさんの新作。

すごく、かわいい。


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伝えたい事は埴輪に托せ!

2017年09月26日 | Weblog
そう。
言いづらい事は埴輪にこっそり託そうじゃないか。



下のスペースにあなたの思いをそっと書き、スイッチを入れれば寡黙な埴輪が伝えてくれるよ。



気になるパネルがありましたら、一緒にプレゼントいたします。
IRREGULARTSさん新作です。
埴輪は何も言わないけれど・・・・。
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白黒の箱

2017年09月25日 | Weblog
新規作家工藤慈子さん。



インパクト抜群の白黒のスペースです。
切り文字作家さんが用意した手ぬぐい。



それは、般若心経と球美主義。
かっこよく持ってね。
一味違うご祝儀袋も用意しております!



のぞいてみて下さいね。
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蠅を胸に・・

2017年09月24日 | Weblog
ヤブウチマリさんの新作、ブローチ。



ピンクの羽や赤い眼がいかしている蝿。
蝿は一匹でも、二匹まとめてつけても可愛いです。
(一番大きいのはもう捕獲されてしまいましたが)

もちろん心臓ブローチだってありますとも。



かっこいいなあ、ちくしょう。

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私の人形

2017年09月23日 | Weblog
始まりました。ka-a-koさんの個展。



『私の人形展』
赤い部屋に佇む人形達。



秋の空気にぴったりで、一つの絵画みたいでもあります。



飛び跳ねて踊るネズミ達。



オッドアイのテディ。

優しい異形も待っています。



10/5まで。


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こんにちは。

2017年09月22日 | Weblog
小さな子達。
鱈子さんの新作は、お人形。
布タイプは始めてです。
触れればほろほろと溶けてしまいそう。
身長はほんの、指の長さくらいの儚い人形達です。
しかし。
もう2点とも売れてしまっているので、せめて写真でご挨拶を・・。

明日からはka-a-koさんの『私の人形展』
可愛い部屋が出来ていますよ。
紹介は、明日のブログで!

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私の人形

2017年09月19日 | Weblog
今週の土曜日から始まるka-a-koさんの『私の人形展』



とてもDMも可愛いのですが・・。
いや、作品ももちろん可愛いのですよ。
だけど。
一筋縄ではいきません。多分。
分かります。
だって、ka-a-koさんの作品、もうずっと見てきていますから・・。
どんな人形展になるのか。
ちょっとときめいて待ってしまっておりますよ。


来てねって、うさぎさんも。

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ニヒル牛の片隅に『非現実の王国』を

2017年09月18日 | Weblog
さて、今日は長いです。

以前にも書いた事があるのですが。
24年前、ヘンリーダガー作品を見た事は、私がニヒル牛を作る大きなきっかけとなりました。
今は、アールブリュットと言えば名前が上がるヘンリーダガー。
60年もの間、誰にも見せず、1人でイラスト入り大長編小説を書き続けた人物です。
その小説のタイトルは『非現実の王国』

スイスのアールブリュット美術館を訪れたのは1993年、だんなの両親との家族旅行でした。
美術館の一部屋を使った企画展が、ヘンリーダガー展だったのです。
部屋に入り、絵の前に立ち、本当に身体が震えてきたのを覚えています。
こんな風に、自分の奥深くまで突き刺さる作品が存在するんだと。
眼を離せなかったのは、暗い雲から逃げていく少女達の絵。
私はこの雲を知っている。
ベージュの空に広がってく重い灰色の雲。
今にも激しい雨を降らそうとしているこの不安に満ちた雲は、自身の中にずっとある雲だ。
私を飲み込もうとする、いつもそこにある闇だと。
辛く痛く、そして感動して離れられず、義理の両親を数時間待たせてしまいました。

ニヒル牛、実は最初の店名候補は『ヘンリー』でした。
私は、ニヒル牛の箱の片隅に、どこかのヘンリーダガーも作品を置ければいいと思っていたのです。
それが難しい事だとは分かっています。
ヘンリーダガーだって、大量に発見されてしまった作品を、誰にも見せたいとは思っていなかった。
死の直前、すべて捨ててくれと言ったのは、本心だったに違い無いです。
『残虐な描写で殺される少女達は、なぜかみんなペニスを持っている。
それはヘンリーが実際の異性の裸を見た事がないからだ』
死んだ後にそんな風に語られるのは、どれほど鬱陶しい事だろう。
だけど私は、それでもあの作品を見られてよかった。
身勝手な話ですが、ヘンリーダガーの作品が、そのまま大量のゴミにならなかった事を、本当によかったと思ってしまうのです。
それは私のために。

だけど、ニヒル牛に作品を持ってくるヘンリーダガーなんて、いるはずが無い。

ところが。
円盤の田口さんが、最近ニヒル牛に納品してくれている作品。
それは、私がずっと見たかった、どこかのヘンリーダガーの作品達です。
前回納品の『創作』は、古本屋のワゴンで叩き売りされていた誰かの日記。

そして、今回はCD。
田口さんがレコーディングスタジオで働いてた時に、飛び込みでやってきて、これを残して消えたどこかの人。
田口さん不在の時だったから、田口さんさえ会った事が無い人。
伝え聞きで「最近親戚が、自転車のチューブを毎日短くしていくのが悩み」とおっしゃっていたと。



ジャケットを見ると演歌だけど、これは一体なんなのか・・。
視聴して途方にくれました。
すげえ。
絶対に演歌じゃない。昭和歌謡?いや・・。
アヴァンギャルドで狂気に満ちた傑作です。

もう一つはSF本。
こちらは作者は分かっています。
85歳の蓬転生という方。
田口さんの知り合いの印刷所に持ち込まれた同人誌です。



生活保護を受けてどや街に住んでいると、本人があとがきに書かれていました。
こちらは、ぱらぱらっと読んで、その難解さに、まだ読み始める勇気は持てていません。
だけど『日本庶民が失った伝統の再生を願って千年先の庶民に送るSF』
・・ちゃんと読もうと思います。

もちろん大事なのは、それがどこかの誰とも知れないアウトサイダーが作った物という事ではありません。
その作品が、誰かの気持ちを揺さぶる力を持っているという事です。
田口さんが形にしているのは、そういう作品だけです。
ニヒル牛、17年たって『非現実の王国』がこんな風に置かれるとは・・。

ニヒル牛の片隅に・・。私は、ずっと願っていました。
誰かの『非現実の王国』をのぞき見るのは傲慢かも知れない。
だけど結局、私も私の『非現実の王国』の中で生きています。
あの雲はずっとずっと、不安に闇を抱えてあります。
私は不安も闇も、ニヒル牛にあって欲しいのです。


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パスカルズ×少年王者館

2017年09月17日 | Weblog
とうとう、入荷されました。
パスカルズが奏でて少年王者館が踊る。
もう、お好きな方にはたまらない逸品。
2015年の6月に公演された『永遠の休憩』DVDです。
公演を観た方は、ふたたび幻想的で幸せなあの世界の中へ。
まだ未見の方はそれこそ、羨ましい。
観にいらしていた某巨匠映画監督が満面の笑みで「僕もう幸せになっちゃって」と話されていた事を、パスカルズ某メンバーのツイートで拝見しました。
こっそりそれも添えさせてね。
もちろん、通販も承ります。
(某が多くて申し訳ない)
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乗り物展、折り返し

2017年09月16日 | Weblog
追加作品もあります!

可愛いです。いこま魚古さん、スワンポードのプローチ。



ななをさんは、気球のあみぐるみ!



かっこいいのは、chigiradioさんのプロペラブローチ。回ります。



聖悟さんは追加納品いろいろ!



ユキペエさんの電車プローチ達も、ますます充実しました。ニヒル牛号もある!



来週の木曜日までです。
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