ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

Anatomy展 ~美しき骨・魅惑の内臓~ 3

2016年11月21日 | Weblog
雨のニヒル牛で、妖しくも美しい作品達の息遣いが聞こえています。

すくっと立った姿に、神々しささえ感じてしまうのは『オシリスの心臓 ベヌウ』


神話に登場するという、この美しい青い羽の生き物は、身体が心臓で出来ています。


鬼塚kama(虹かけ星)さんの作品は、いつも圧倒される思い入れと、それを形にするすざまじい技術力で産まれてきます。
一本足でぐらりともしない立ち姿。丁寧に染められた青の繊細さ。

角度で変わって見える、この表情の魅力には、もうひれ伏すしかないんじゃないかなと。

人体モチーフはスタイリッシュなのだと、たつみさんの作品を見て思いました。


時間は携帯でも分かるけど、この可愛らしさはアクセサリーとしてだって断然つけたい。


今回は実験作品として作られた、この丸いお腹の置き時計も素敵です。

皮の花を両手に持って、童話の登場人物みたいに愛らしい。まあ、内臓は見えているけどね!


最後は今回の展示DMも制作してくれた神奈川綾子さん。作品は、もう半分以上が売れてしまいました。

渋い色合いの刺繍がされた手のブローチ。コートに合わせてみたら、驚くぐらいかっこよかった。

細い骨は小指のブローチ。これ、合皮で作られているんですよ。

赤い糸がひっそりとロマンチック。

写真を撮る前に、色々無くなってしまったので、慌てて画像を送ってもらったのですが、その中にはこんな作品が!

作家本人はポッフだという追加納品のお人形!
会えるのが楽しみです。

さて、これで展示作家さんの紹介は終わりです。
まさに、美しき骨、魅惑の内臓。
素晴らしく魅力的な展示は、12/1まで続きます。
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