ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

むんっと

2009年07月14日 | Weblog
妖しい雰囲気が素敵です。
ニヒル牛2の新規の作家さん。
うさぎふぁくとりーとトウモリリスさん。
球体人形も作られる作家さんで、大作も展示しています。
新しい作家さんが入られると、その辺りの空気も変わって面白い。
みなさん、ニヒル牛2は、ゆっくり探索する様に、ご覧になって下さいね。
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どこに向かっているんだろう

2009年07月14日 | Weblog
この写真だけでは分かりませんが・・・。
ダンボールノマチは、静かに静かに、破滅に向かっている様です。
さびつく建物、壊れた窓。
倒れかけた煙突、すすけた壁。
あくまで働かない、だけど楽しそうな、工員達。
いつもの事ながら、体温を感じる愛すべき人達と、いっそ冷たいぐらいの完成度の街が、微妙なバランスで共存しながら、だけど確かに、終わりに向かっています。
愛しいのに寂しい。
少しうがった事を言ってしまえば、山中奈緒子は、この工場のどれをも、残す気は無いのでしょう。
一ヶ月足らずの展示で、無くしてしまう、あまりに完璧な工場。
そのためだけに作品を作る事に躊躇の無い作家。
ダンボールノマチと山中奈緒子という作家、その両方が、どこに向かっているんだろうと。
刹那な潔さに、苦しい様な孤独を感じてしまいます。
そしてそれは、私の勝手なセンチメンタルなのですが。
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