ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

がらくたに・・

2007年08月03日 | Weblog
「何かのはずみで、目線が変わると、自分の作品が全部がらくたら見えるんです」
今日から展示の始まった、野ざきさんの話し。
それは紙一重の事だから、分かる気がする。
多分すごく時間をかけて、妥協など一切無く、木を彫って、色をぬって。
例えば私や、好きな人には、なんて美しい色なんだろうと、なんていい形なんだと思わせるにしても。
99人にはゴミでも、どこかの一人には、たった1つの宝物がある店。
これはニヒル牛の最初からある紹介の言葉。

野ざきさんの作品はいい。
たった1つを置いた時に、そこの空気を変えてしまう程に、力も存在感もある。
奇妙だったり怖かったり美しかったり。
そしてもちろん、これはがらくただ。
がらくたと宝物は、同じでも何も問題なんか無い。
野ざきさんを好きな人が、増えても増えなくても、それさえどうでもいいかも。
だって私は大好きなんだもん。

今日から2週間やっています。
コメント (9)
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