中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省の藍天白雲の天気

2018年02月04日 | 雲南省

二月になりましたが、私が滞在中の大理古城も最近は寒い日が続いています。寒いとは云え大理州の最高気温は13.4度、最低気温2.3度ですから、中国の他の地域に比べれば、まだましかも知れません。最近は日が長くなり、日没は午後7時頃です。因みに最近の日の出は、午前8時頃です。

一月の中旬に上海に行っていたのですが、午後5時過ぎには暗くなり、大理との違いを感じました。また、私が行った頃は、上海市の日中の最高気温が10.1度と雲南省の気候に慣れた身にはかなり寒い思いをして過ごしました。中国語で云うところの「雾霾」も雲南省の昆明市や大理に比べれば酷く 中国の各地から雲南省の温暖な気候を求めて雲南省に移り住んで来る人達の気持ちも良く理解出来る様な気がしました。他所から大理に移り住んで来た多くの人が口にする雲南省には「藍天白雲」があるとの言葉をしみじみと実感した次第です。

1月18日に用事があって上海迄出かけたのですが、紅橋飛行場は霧でこの様な状態で吃驚しました。雲南省の気候に慣れた身には、喉が直ぐおかしくなりました。


上海市の市内の様子。「霧」がひどく市内が霞んで見えます。

 

立春の今日2月4日の大理の最高気温は14度で、最低気温は2度との事。因みに今日の昆明市の最高気温は1度で、最低気温はマイナス4度、私が三年程滞在した貴陽市の今日の最高気温は1度、最低気温はマイナス3度、今日の上海は最高気温は4度、最低気温マイナス4度との事ですので、他の所と比べると矢張り大理はとても暖かいと云えるかも知れません。天気予報に拠れば、大理市は来週の後半からは、日中の最高気温は17.8度迄あがるとの事ですので、寒さを辛抱するのも今少しの間かも知れません。

麗江市から、昆明市に向かい、その後上海市へ行った事もあり、よけいに上海の天気が気になりました。


麗江市から臨む美麗雪山。

 

中国語では「藍天白雲」と表現しますが、正しく「青い空、白い雲」が雲南省にはあります。多くの人々がこの青空と白い雲も求めて雲南省にやってくるのが分かります。

 

良く知られている様に中国では、黄河以南は原則として暖房が在りませんので、今日の様な天気の場合には、日中は別として大理古城でもかなり寒い思いをして過ごす事になります。バス、食堂、喫茶店、レストラン等にも原則として暖房はありませんので日が落ちると急激に気温が下がるので相当に寒いです。最近は、暖房のある店も増えたとは云え全ての店舗に暖房が在る訳では無いので、日が落ちた後何処で時間を過ごすかで頭を悩ます事になります。

去年10月頃に大理古城にも肯徳基が出来て、そこは珍しく暖房もそこそこ効いているので最近は肯徳基(ケンタッキーは中国語では肯徳基と云う)に通っています。今の所比較的にお客も少なく、割合に静かな事もあり、最近は一週間に2.3 回の割合でケンタッキーに通って美式珈琲(アメリカン)を飲みながら、パソコンでブログを書いたり、調べ物をしたりしています。

日本とは違い私の様な高年齢の人間が一人で、ファストフード店でパソコンを叩いたり、珈琲を飲むのが珍しいので店員が私の顔を覚えて、こちらが注文する前に、一杯15元の美式珈琲を出して呉れます。大理古城には、マクドナルド、スターバックスも在るのですが、今のところここが一番気に入って通っています。

 

 



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