~笑顔いっぱい 附属高校生~ Nias ! ◆長崎総合科学大学附属高等学校◆

長崎総合科学大学附属高等学校
(男女共学・普通科)
2010年 4月1日blog開設

水中ロボットの世界

2015年09月05日 | つれづれ
こんにちは。
9月に入りました。
日中はまだ暑いですが、日に日に朝晩が涼しくなりました。
夏が終わり、いよいよ秋の到来です。


突然ですが、みなさんは『水中ロボット』の存在を知っていますか?


特定非営利活動法人 日本水中ロボネットのHPによると、
人間の代わりに水中でいろいろな作業をするロボットのことを、一般に水中ロボットと
呼ぶそうです。
水中は深くなるにつれ、暗く、冷たくなっていき、ものによっては水圧で押し潰されます。
なにより人間は水中で直接呼吸ができないので、人間にとって過酷な領域です。
ですから、水中ロボットが実用化され、活躍しているのです。


さて先月末、本校の1年生の里 和樹くんと吉田 匡希くんの2人が、
神奈川県横須賀市にて行われた『水中ロボコン in JAMSTEC '15』という水中ロボコンの
ジュニア部門に出場しました。


この『水中ロボコン in JAMSTEC '15』という大会は、
自作の水中ロボットによる競技会やプレゼンテーションを通じて参加者の交流の輪を広げるともに、
工学的知識・技術を駆使して現実的な課題に挑む機会を提供することや、子供たちや社会に向けて
水中ロボット研究の楽しさと重要性をアピールすることを目的としたイベントです。
                   (水中ロボコン in JAMSTEC '15 公式サイト より)

2人は長崎総合科学大学 総合情報学部 総合情報学科 知能情報コースの佐藤研究室に
6月中旬より週3回ほど通い、半田付けや簡単な電子回路を組む練習など、
NHK学生ロボコンの大学生に指導を受け、この大会に参加しました。


ジュニア部門では水中ロボット用パーツを組み立て、調整するところからスタートします。


水中競技の様子です。
3分間に水中にある3個の缶を先にカゴに入れたチームが勝ち、というルールです。



大学生による指導と練習の甲斐あって、
愛知県立三谷水産高校の学生3名との合同チームで初出場ながら、第4位という好成績を修めました。



大会を振り返って、
「自分が作ったものが形となり、動かすことができて楽しかった」
「大会に参加して、他の参加者である慶應義塾大学などの大学生と話すことができて、刺激になった」
と話しており、とても充実感と達成感があったようでした。


大会後は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する本物の海中ロボット
(無人探査機「かいこう2000」)を見学することができました。


今回の体験を通じて、里君、吉田君は、ロボットを動かすことだけでなくその過程も熱心に取り組み、
充実感に満ちているように感じました。そして来年の大会に向けても積極的に活動していきたい、と話していました。

期待の1年生!!
これからの活躍がとても楽しみです。


※写真は、大会の様子
(2枚目:大学の水中ロボット、3枚目:長崎総合科学大学の学生チーム)

■9月の行事予定
 8日(火)2年生 第4回高大連携授業
10日(木)午前:体育祭予行 午後:体育祭準備
11日(金)体育祭準備
12日(土)体育祭
13日(日)体育祭予備日
14日(月)体育祭代休
17日(木)月曜日の時間割
18日(金)中間考査時間割発表 1年生総合的な学習(国際交流)
19日(土)第2回オープンスクール
24日(木)冬服移行期間(~10月31日)
29日(火)中間考査(~10月2日)※1年生は30日~
30日(水)中学校対象入試説明会