春を感じる事ができる朝が続きます。希望に満ちた春。新しい一歩を踏み出す期待と不安…。豊かな心交錯する春は目前のようです。本日三年生は講師の先生をお二人お招きして、進学・就職に分かれガイダンスを実施します。
少し前のことになりますが、本校体育館に対馬高校男子バレーボール部の皆さんが練習試合に来て下さいました。貴重な機会をありがとうござます。
練習試合内容もさることながら、試合前の練習風景は大変興味深いものでした。チームによって準備は大差ありませんが、やはりチームカラーというものが浮きだちます。それがゲームへと導かれ、選手自身へもゲームに対する期待感へと昇華していくような印象を見学していて受けました。
練習やゲームを通じてチームの数だけそれぞれの課題があります。同じ反省を繰り返すと、日々の成長が芽を出すことはありません。できたことの確認、できなかった事の練習がゲーム前に続きます。
対戦チームの選手諸君。お互いが意識せず お互いが意識して。
試合開始時間が近づいていきます。練習時間の一瞬一瞬を大切にしているその姿。
今の一瞬を経験するとき
過去や現在の誰とも無関係な
まっさらの
自分だけの心の充実だと思っている。
荘厳なものです。
司馬遼太郎先生の言葉が脳裏に浮かびます。
積み重ねた時間を、ゲームで、公式戦で存分に発揮する。その姿は、春から仲間になる皆さんに必ず何かを伝えています。
それは不安ではなく、期待。
今日も素晴らしい一日になりますように。