実家に一泊してきました。東京都のはしっこ、埼玉県境の市の、とある鉄道駅の近くにあるのですが、行くたびに思います。ああ、のんびりした町だなあ、と。自宅の最寄り駅周辺とは、ずいぶん違います。道路を走る車の騒音も、商店街の宣伝も、スーパーのレジ打ちも、歩く人たちの足の速さも、すべてのんびりしています。なつかしくもあり、物足りなくもあり、でもとにかく、この町ってこういうものなんだなあと思います。
このゆったりした時間にひたってから、いざ帰宅すると、自分が住む町はなんてにぎやかでうるさくて人も車も多いんだろう、と感じるのですが、すぐに慣れてしまいます。
かつては私もあのゆったりした時間の流れの中で育ったのですが……いつのまにか、いまの町のスピードで生きているんでしょう。それが自分にとって良いことなのか、悪いことなのか、それはわかりません。ただ、まわりにあわせているほうが、上手くいくことは多い、そんな感じでここにいるのかもしれません。
もっと歳をとって、こまのスピードについて行けなくなったとき、また昔のような生活に戻りたいと思うかもしれません。そのときに、そうできる場所がどこかに残っていて欲しいと願うばかり。
このゆったりした時間にひたってから、いざ帰宅すると、自分が住む町はなんてにぎやかでうるさくて人も車も多いんだろう、と感じるのですが、すぐに慣れてしまいます。
かつては私もあのゆったりした時間の流れの中で育ったのですが……いつのまにか、いまの町のスピードで生きているんでしょう。それが自分にとって良いことなのか、悪いことなのか、それはわかりません。ただ、まわりにあわせているほうが、上手くいくことは多い、そんな感じでここにいるのかもしれません。
もっと歳をとって、こまのスピードについて行けなくなったとき、また昔のような生活に戻りたいと思うかもしれません。そのときに、そうできる場所がどこかに残っていて欲しいと願うばかり。