自分が好きな、あるいは自分が心地よい音楽を聴くことは大事だなあ、と思いました。ここしばらく、忙しかったこともあって、「自分で選んだ音楽」を聴かない生活が続いていました。耳に入ってくるものはあったのですが、それは子ねずみの趣味だったり、単に今の流行だったりで、私の聴きたいものではなかったのです。なんとなく心にゆとりがなくなって、なんだか気持ちが落ち着かなくて、そのうちに体調もちょっぴり悪くなってきた感じ。まずいなこれは、と思ってはいたのですが。
で、数日前にジョン・デンバーのCDを買って、ずうっと聴いていました。私は言葉がわからないので外国の歌手の歌はほとんど聴かないのです(クラシックを除く)が、たまたま高校時代にデンバーの歌に出会い、たまたま気に入って、たまたま同級生からLPレコードを貸してもらい、それを聴いて好きになったのです。だから、同時代に活躍していた他の歌手とくらべてどこがどうだから好き、というようなことは語れないのです。とてもいい声、とは思わなかったけれど、嫌みがなくて耳になじみます。シンプルなフレーズの繰り返しが単調に聞こえない不思議。優しさを感じる歌詞。そんなところが気に入った理由かなと思います。
でも結局、それ以上彼の歌を追いかけることもなく、大人になりました。時折テレビで見かけて「あ、ジョン・デンバーだ」と思って歌を聴くことはあっても、その程度で。
ジブリ映画「耳をすませば」で「カントリー・ロード」が使われた時や、フルートのジェイムズ・ゴールウェイが「緑の風のアニー」を演奏したときなどにふと思い出し、デンバーの歌が聴きたいな、と思っても、CDの一枚も持っていなくて……。
そこで、このさい私の心の平安のためにも、とりあえず一枚くらい買っておこう、と行き慣れないCDショップへ。
結局一枚じゃすまなくて、2枚組ひとつともう1枚で計3枚、買っちゃいました。「カントリーロード」も「太陽を背に受けて」も、「悲しみのジェット・プレーン」も「バック・ホーム・アゲイン」も「ロッキー・マウンテン・ハイ」も、みんな好き。でも一番好きな歌は「緑の風のアニー」。これは後世に残る名曲かもしれません。クラシックの演奏家では前述のゴールウェイの他、あの「三大テノール」のひとりプラシド・ドミンゴも、この曲を歌ってます。ドミンゴの声は迫力ありすぎで、なんだか別の歌みたいな気がしてしまいましたが。(笑)。デンバーとドミンゴがいっしょに歌った「Perhaps Love」は、ふたりの声のギャップで奇妙な感じを受けるのですが、でもどこか魅力的なものがあるので、なんども聴きたくなります。
なんていうことを考え始めたころには、私、すっかり躁状態(?)。さて、子ねずみたちに呆れられながら、あと10回くらい聴いて、歌詞を覚えましょうか。
で、数日前にジョン・デンバーのCDを買って、ずうっと聴いていました。私は言葉がわからないので外国の歌手の歌はほとんど聴かないのです(クラシックを除く)が、たまたま高校時代にデンバーの歌に出会い、たまたま気に入って、たまたま同級生からLPレコードを貸してもらい、それを聴いて好きになったのです。だから、同時代に活躍していた他の歌手とくらべてどこがどうだから好き、というようなことは語れないのです。とてもいい声、とは思わなかったけれど、嫌みがなくて耳になじみます。シンプルなフレーズの繰り返しが単調に聞こえない不思議。優しさを感じる歌詞。そんなところが気に入った理由かなと思います。
でも結局、それ以上彼の歌を追いかけることもなく、大人になりました。時折テレビで見かけて「あ、ジョン・デンバーだ」と思って歌を聴くことはあっても、その程度で。
ジブリ映画「耳をすませば」で「カントリー・ロード」が使われた時や、フルートのジェイムズ・ゴールウェイが「緑の風のアニー」を演奏したときなどにふと思い出し、デンバーの歌が聴きたいな、と思っても、CDの一枚も持っていなくて……。
そこで、このさい私の心の平安のためにも、とりあえず一枚くらい買っておこう、と行き慣れないCDショップへ。
結局一枚じゃすまなくて、2枚組ひとつともう1枚で計3枚、買っちゃいました。「カントリーロード」も「太陽を背に受けて」も、「悲しみのジェット・プレーン」も「バック・ホーム・アゲイン」も「ロッキー・マウンテン・ハイ」も、みんな好き。でも一番好きな歌は「緑の風のアニー」。これは後世に残る名曲かもしれません。クラシックの演奏家では前述のゴールウェイの他、あの「三大テノール」のひとりプラシド・ドミンゴも、この曲を歌ってます。ドミンゴの声は迫力ありすぎで、なんだか別の歌みたいな気がしてしまいましたが。(笑)。デンバーとドミンゴがいっしょに歌った「Perhaps Love」は、ふたりの声のギャップで奇妙な感じを受けるのですが、でもどこか魅力的なものがあるので、なんども聴きたくなります。
なんていうことを考え始めたころには、私、すっかり躁状態(?)。さて、子ねずみたちに呆れられながら、あと10回くらい聴いて、歌詞を覚えましょうか。