ねずママのねごと

日々生活しながら、あるいはインターネットの世界に遊びながら思うことをいろいろ。

語れるほど詳しくないけれど……

2005年03月31日 | 音を楽しむ
 自分が好きな、あるいは自分が心地よい音楽を聴くことは大事だなあ、と思いました。ここしばらく、忙しかったこともあって、「自分で選んだ音楽」を聴かない生活が続いていました。耳に入ってくるものはあったのですが、それは子ねずみの趣味だったり、単に今の流行だったりで、私の聴きたいものではなかったのです。なんとなく心にゆとりがなくなって、なんだか気持ちが落ち着かなくて、そのうちに体調もちょっぴり悪くなってきた感じ。まずいなこれは、と思ってはいたのですが。

 で、数日前にジョン・デンバーのCDを買って、ずうっと聴いていました。私は言葉がわからないので外国の歌手の歌はほとんど聴かないのです(クラシックを除く)が、たまたま高校時代にデンバーの歌に出会い、たまたま気に入って、たまたま同級生からLPレコードを貸してもらい、それを聴いて好きになったのです。だから、同時代に活躍していた他の歌手とくらべてどこがどうだから好き、というようなことは語れないのです。とてもいい声、とは思わなかったけれど、嫌みがなくて耳になじみます。シンプルなフレーズの繰り返しが単調に聞こえない不思議。優しさを感じる歌詞。そんなところが気に入った理由かなと思います。
 でも結局、それ以上彼の歌を追いかけることもなく、大人になりました。時折テレビで見かけて「あ、ジョン・デンバーだ」と思って歌を聴くことはあっても、その程度で。
 ジブリ映画「耳をすませば」で「カントリー・ロード」が使われた時や、フルートのジェイムズ・ゴールウェイが「緑の風のアニー」を演奏したときなどにふと思い出し、デンバーの歌が聴きたいな、と思っても、CDの一枚も持っていなくて……。
 そこで、このさい私の心の平安のためにも、とりあえず一枚くらい買っておこう、と行き慣れないCDショップへ。
 
 結局一枚じゃすまなくて、2枚組ひとつともう1枚で計3枚、買っちゃいました。「カントリーロード」も「太陽を背に受けて」も、「悲しみのジェット・プレーン」も「バック・ホーム・アゲイン」も「ロッキー・マウンテン・ハイ」も、みんな好き。でも一番好きな歌は「緑の風のアニー」。これは後世に残る名曲かもしれません。クラシックの演奏家では前述のゴールウェイの他、あの「三大テノール」のひとりプラシド・ドミンゴも、この曲を歌ってます。ドミンゴの声は迫力ありすぎで、なんだか別の歌みたいな気がしてしまいましたが。(笑)。デンバーとドミンゴがいっしょに歌った「Perhaps Love」は、ふたりの声のギャップで奇妙な感じを受けるのですが、でもどこか魅力的なものがあるので、なんども聴きたくなります。
 なんていうことを考え始めたころには、私、すっかり躁状態(?)。さて、子ねずみたちに呆れられながら、あと10回くらい聴いて、歌詞を覚えましょうか。


実家に帰らせて頂きました

2005年03月27日 | 日記
 実家に一泊してきました。電車と徒歩で、2時間弱で行ける近いところですが、なぜか年に2、3度しか帰りません。なぜでしょう。
 いつも寄る遊園地、きょうは天気のいい日曜日にしては、お客さんが少ないなあ、ラッキー! 桜がまだ咲いていないからでしょうね。(とはいっても、一部の木は花を咲かせていました)見頃になると、子供連れだけでなく、年配の方もお花見に来ますから、どっと混むんです。
 ……と思っていたら、甘かった。時間がたつにつれ、どんどん人が増えてきて、お昼過ぎには乗り物にも20分以上の行列です。有名テーマパークなどの行列に比べたら、ずっとずっとましなのでしょうが、私はディズニーランドとかに行ったことがないので、20分程度だと「すごい」混み具合と思ってしまいます。

 人混みの中で少し頭がぼーっとしたせいか、帰りの電車で行き先を勘違いして、乗り換えるべき駅で降りなかったのでした。その次の駅で「あれ、なんでここに?」と初めて気づき、一駅戻ったりしてました。あはは。

 実家のあるところは、同じ東京都のなかでも、どちらかというと田舎町っぽいので、静かで、住んでいる人ものんびりしているのです。だから行って帰ってくると、地元の駅に降り立った瞬間、いつも思います。この町はとても人が多くて騒がしいところなんだなあ、と。でも10分くらい経つともう慣れてしまって、この騒音が、あたりまえのものになっています。そうでなくては生活上不便で困るのですけどね。でもこの10分間が、なんだか不思議な感覚で、おもしろいというかなんというか。

雨の音が聞こえなくなった

2005年03月24日 | 携帯からの短信
雨が、上がって、風がやむ。雲が、流れる、月が出る。みなさん、今夜は春の宵。なまあったかい風は吹かない。って、詩の物真似している場合ではありません。今のうちに、犬を散歩に連れていかなきゃ、でした。明け方までは雨が降りやすいそうですから。子ねずみ2号は虫歯を治療してもらったところが痛いから早く寝ちゃおう、と言って、さっさと布団に入ってしまいました。1号はパソコンを占領してます。しかたないので携帯から、改行なしで投稿です。

卒業式中にいろいろ考えた

2005年03月20日 | 日記
 子ねずみの中学の卒業式も無事終わりました。
 泣ける卒業式でした。私は泣き虫だから、いっぱい泣いてしまって、翌日瞼が腫れてへんな顔になってました。

 とはいえ、長時間の式ですから、途中退屈にもなってきます。来賓祝辞、なんていうのは正直最高に退屈です。でもちゃんと聞いてましたよ。私、まじめですから。

 保護者の服装、やっぱり卒業式の時はブラックフォーマルとか、黒っぽい落ち着いた色の服が多いですね。これが入学式になると、春らしい明るい色が増える傾向のようです。

 式の初めと終わりに「一同、礼」といわれてお辞儀するんですが、これって何にむかっての礼なのかな、と考えてしまいました。どうも、壇上の日の丸に向かって礼していたみたいです。というのは、君が代演奏の時にピアノ伴奏する教員が壇上に上がったとき、日の丸に一礼してからピアノを弾き、おわってからもまた一礼して降りてきたからです。どうしてそんなに何度も、旗に向かってペコペコしなきゃならないのかと私は思いましたけど、きっといろいろあるんでしょう……。

 最近の中学生って、なんだか歩き方が変?からだが傾いてたり、手の振りが片方だけだったり。緊張していたからなのでしょうか。

 歌は上手でしたね。合唱コンに燃える子達ですしね。泣きながら歌っている子もいっぱいいました。

 卒業生は春休みが長いんですよね……。なにして暮らすんだろう。あっ、入学関係の書類、はやく書かなきゃ。

 それにしても、毎年毎年、予定よりも大幅に延びる卒業式っていったい……。最初から眺めに時間を予定しておいてほしいですね。そのあとの行事予定も、全部ずれ込んでしまうじゃないですか。PTA役員、ハラハラですよ。

 ……などということを考えたりしていたので、長時間の式もあっというまに終わってしまいました。
 ええ、いい卒業式でした。



みんな無事!

2005年03月16日 | 日記
 子ねずみ2号は、今日から学校に行きました。薬が効いてすぐに熱が下がったので、休んでいるあいだも、じつはけっこう元気でした。
 他の家族はというと、これがなぜかみんな無事。義父と義母は予防接種を受けていましたし、主人は家にいる時間が少ない(笑)のでわかるとして、子ねずみ1号と私も、なんとか切り抜け……たのでしょうか。咳があまり出なかったのが良かったのでしょうか。鼻をかんだティッシュをすぐにポリ袋にいれて密封したのがよかったのでしょうか。(ティッシュが乾いて、そこからウィルスが空気感染するらしいのです。お医者様から聞きました。もしあなたの家族に患者が出たら、気をつけてみてください)

 さて、卒業式もまもなくなので、子ねずみ2号と私で二人して、髪を切りに美容院へ行きました。子ねずみは伸びすぎた前髪を切っただけでしたが、半年ほど髪をほったらかしていた私は、15センチくらいバッサリ。おかげでずいぶん頭が軽くなりました。軽くなった分、早く回るといいのですが、パソコンと違ってそうもいかないみたいで。これからもあいかわらず、苦労しながら短文を書き綴っていきます。

ついに来ました

2005年03月13日 | 携帯からの短信
きのうの午後、突如として「だるい」「暑い」と言い出した子ねずみ2号。熱を測ると37度6分です。うわ、ついに我が家にもインフルエンザ上陸?しかし一晩たっても熱は37度台と、微妙です。日曜診療をしている駅前のクリニックに行くと、簡易検査をしてくれました。長い綿棒を鼻の穴からいれて鼻水を取りました。B型インフルエンザとのこと。出席停止決定です。卒業式が18日なのですが、出られるのでしょうか。でもまあ、楽しい行事はもうほぼ終わって、いまは卒業式の練習ですから、いいのかな。最後の数日でしみじみと感傷にふけることはできなくなって残念ですけど。しかし、インフルエンザにしては妙に元気なんです。焦っているのは主人。もうすぐ修学旅行なのです。うつされたら大変と、できるだけそばに近づかないようにしてはいますが、同じ家に暮らしていますからねえ。せめて旅行が終わるまでなんとか発病しないでほしいものです。さて、あしたあたり誰か熱を出すかどうか。そういえばさっきからなんだかのどが痛いような気がします。やだなあ。(笑)

gooブログ一周年

2005年03月10日 | Weblog
 gooブログが一周年だそうです。
 おめでとうございます。そして、いつもお世話になっています。ありがとう。

 私が登録したのは3月の終わり頃で、そのころはまだgooブログ人口は4桁でした。いまや、15万人……すごいですね。でも、そのうちの何%かは開店休業だったり廃墟だったりするんでしょうけれど。うちも廃墟にならないようにがんばります。一週間くらい留守にする、なんてことはしょっちゅうですが、大目にみてやってください。(汗)。

 「ウェブ日記」サービスを利用していた頃と比べると、自分では、書き方に変化が起きてきたような気がします。ひとりごとみたいなもの、書いても書かなくてもいいようなこと、愚痴、が少し減ってきたかなあ、と。以前よりも、「人に読んでもらう」ことを意識するようになったと思います、これでも。まだまだだよ、とおっしゃる方も多いでしょうけれど、方向性としてはそんな感じで……。だから、「書きにくくなった」と感じるのかも。プレッシャーです。でも、じつはこれ、ブログを始めるにあたって、期待していたことでもあります。「想定の範囲内」ということですね。(笑)

 一年を経過してみて、さて、どうしようかと考えてみるのですが、まだ「こうしたい」というものが見えてこないので、しばらくは今までのような感じで、日記みたいなそうじゃないみたいな文章が、何日かに一度載ると思います。そんなのでもおつきあいくださるという方、これからもよろしくお願いします。
 最後に、貴重な時間を割いてこれを読んでくださるあなたと、更新があってもなくても毎日訪問してくださるあなたに、ありがとうと言わせてください。 

あの人が!と思った。

2005年03月05日 | 日記
 結婚するまで、西武線沿線に住んでいました。通勤通学に西武鉄道を利用し、日常の買い物は西友、遊びにつれていってもらったのは西武園ゆうえんちでした。電車やスーパーの売り場で「ライオンズ」と連呼されているうちに、自然とプロ野球西武球団を応援するようになりました(優勝すればセールもありますしね)。プリンスホテルに泊まったことはありませんが(笑)。まあ、とりあえず西武グループに親しみを持って、二十数年間生活していました。
 そんな西武グループのトップが逮捕されたという報道に、なにかしらの衝撃を受けているのは確かなようです。べつに、知り合いでもなんでもないのに。子供の頃の楽しい思い出に傷をつけられたような感じがするのかもしれません。自分自身でも、よくわからないのですが……。
 会社ぐるみの不正、なんていうと役員などが何人もぞろぞろ逮捕されることがありますが、今回逮捕されたのは、堤前会長ただひとりだということです。ある意味、すごいことだなと思いました。

ちびくろサンボ復刊

2005年03月03日 | その他
「ちびくろサンボ」復刊へYahoo Japanニュース


 差別問題というのは難しいです。なぜかというと、やはりこれは人の心の問題だからでしょう。ひとつのことに対して、ある人はなにも思わなくても、別の人は差別だと思ったり、誰かがそう言った途端になるほどそうだと思ったり、時代や立場や環境に左右されたり、同じ人でも昔と今で考えが変わったり、いろいろです。また、「差別」と「区別」はどうちがうの、というのもあります。

 岩波版の絵本「ちびくろサンボ」、私は子供の頃読んで、単純に「おもしろい話だ」と思いました。トラがバターに変わるところは、なんだか気持ち悪かったのですが。
 

 大人になって、この本の表現が差別的ということで絶版になったことを知りました。どこがどうしてそうなるなのか、誰かに説明を聞くまでわかりませんでした。聞いたあとでも、なんだかしっくりしない感じを持ちました。「差別用語」を考えたりするときにも思うのですが、単に言葉狩りをしただけで、差別がなくなったふりをしてしまうのは問題だと思います。言い換えればいい、っていうものじゃないでしょ。気持ちがかわらなければ、その言い換えた言葉が、そのうち差別的な意味でつかわれるようになるのは時間の問題です。

 また、「これはよくない」と、多くの人が思ったときに、それをなくすのはいいことかもしれませんが、「なかったこと」にするのはどうかとも思うのです。忘れた頃にまた同じ間違いを起こさないように、あるいは継続してその問題を考えていけるように、記録として残しておくほうがよいのではと。でも残しておくと、RPGの魔王のように、いつかまた復活してしまうかもしれないし……。

 差別する心、というのは自分と他人が違うということを知ったときに、その芽がでるのだと思います。その違いを認め合うのか、排除するのか。それは、どこかで人間の本質というか、アイデンティティとかいうものとかかわっているような気がしてなりません。それを無理に切り取ろうとしたり隠したりしようとせず、向かい合いながら、制御しながら生きていくことが大切なのではないでしょうか。
 ……と、中途半端な思考で締めくくります。

しまった。もう3月になっていた!

2005年03月01日 | 携帯からの短信
 2月が28日までだって、忘れていたみたいです。ブログもHPも、模様替えの準備すらしていないという情けなさ。こういうときは、なんとかしてごまかします。
 さてきょうは都立高校入試合格発表がありました。義務教育をまもなく終える子ねずみ2号の行き先も確定し、気持ちがひと段落しました。
 ところできょうも寒いです。月が変わったからといって、急に春になるわけでもありません。あさってあたり雪が降るかもという予報です。
 あ、いたた。さっき学校に行ったとき、段差に気がつかなくて、転びそうになって足首をひねってしまったのです。忘れていたけど、なにかの拍子に力がかかったとき、やっぱり痛い。でもまあ放っておいても平気そうです。
携帯で入力する時、改行する方法がわかりません。タグ打ち込むのはめんどうだし、あとでパソコンから修正するまで、読みにくいですがごめんなさい。ほぼ350字、がんばりました。


 (ずいぶん時間かかったのに、たったこれだけの内容だったんですね……がっかり。でも改行して、少しだけ伸びました)