ねずママのねごと

日々生活しながら、あるいはインターネットの世界に遊びながら思うことをいろいろ。

今年もハロウィーンがやってきて、そして過ぎていく。

2004年10月31日 | 日記
 ハロウィーンですね。わが家では特になにもなし、平和な夜です。子ねずみたちが小さかった頃は、ジャック・オ・ランタン型の容器に入ったお菓子を買ってみたりしてましたが、今年は誰もなんにも言わないので、なんにもしてません……。あ、カボチャの煮物は食べましたけど。

 ハロウィーンということばを初めて知ったのは、ブラッドベリの「ハロウィーンがやってきた」を読んだときでした。最初に読んだブラッドベリ。高校一年ごろだったと思います。夢中になって、数時間で読み終えました。その後ブラッドベリにはまって、当時はずいぶん読んだ気がしていたのですが、今思うとまだまだ。
 それはともかく、ハロウィーンが来るたびに思いだし、読み返したくなる一冊です。ハロウィーンって、mement mori & 亡き人を思い出す日なのだなあ、とか勝手に思っているので、「ハッピーハロウィン」っていうのはなんか違うような気がするのですよ。

この一週間

2004年10月29日 | 日記
 社会的にも個人的にもいろんなことがありすぎて、ねごとを言っている余裕がありません。

 新潟で地震の被災者の方々が苦しい思いをしているときに、自分はぬくぬくとしてお腹いっぱい食べて夜はぐっすり寝ていることに、なんだか申し訳なさを覚えたり、そんなこというなら今までだって、これからだって、世界のどこかには大勢苦しんでいる人がいるはずなのにそのことに対しては平気なのかと愕然としたり、結局自分さえよければいいと思っているのかな、私って……と、当たり前のような当たり前でないような気がしてみたり、もとからできの悪い頭の中がよけいに混乱してしまっている今日この頃です。

 もう少しおやすみします。

講談社現代新書の装丁がっ!

2004年10月22日 | 日記
 講談社現代新書の装丁が、10月から変わりました。今日、本屋さんでその事実を初めて知って大ショック!

 ……前の装丁、大好きだったんですよー。クリーム色の地にカットとキャッチコピー、それによって一冊一冊個性が出ていましたし、他の出版社の新書と比べると、非常にやわらかな感じでとっつきやすい気がして。

旧装丁の例

そしてこれが新しい新書の装丁の例。
 今月の新刊なのに、もう「在庫僅少」なのですか……。10点全部?


 とりあえず、今はすごーく悲しいです。旧装丁で始まった「新書世界史」のシリーズなんかも、変わっちゃうわけですよね。で、古い方は増刷分から変わっていくんでしょうか。買うのはいまのうち?(なんか、図書券のときと同じパターンになってきちゃいました)
 まあ、何ヶ月かしたら、この装丁にも慣れてしまって「なかなかいいんじゃない」なんて思うようになるのかもしれませんが……。

 この記事は講談社現代新書の装丁。(「考えるための道具箱」)にトラックバックさせて頂いてます。


台風が過ぎて

2004年10月21日 | 日記
 こんどの台風でも死者・行方不明者が多数でました。悲しい報道をきくたびに、なぜ防げなかったんだろうと残念です。台風の規模や進路の予想が細かく発表され、警戒されていたにもかかわらず……。と思った直後に、いやいやそんなことを考えるのは、人間の奢りなのだろうと思い直します。自然の脅威は人の知恵や力をはるかに越えた存在なのだ、人類の科学技術がどんなに発達しても、追いつくことはないのだ、と。

 それでも、台風による死者がゼロになる日がいつか来るように、と願いたいのです。


部分日蝕、見えました?

2004年10月14日 | 日記
 九州の一部と沖縄のかた、ローカルな話題でごめんなさい。
 東京は今日も朝からどんよりと曇り、いまにも雨が降りそうな天気でした。日蝕見たいけど、今回はだめかなー、と諦めていたのですが、なんと、食の最大が近い午前11時30分ごろ、雲が薄くなったところから、お月様のようなお日様が透けて見えたのです。なんてラッキー!私、日頃の行いがいいのでしょうか(笑)。
 北の地域ほど大きく欠けるということですから、北海道あたりはもっとすごかったのでしょうね。雲もないのに空の色がくすんだり、影が薄くなったりしたのでしょうか。以前私が見たときは、最大4割くらい欠けて、そんな感じでした。「皆既日食」も一度くらいナマで見てみたいですが、日本では、2009年に奄美大島で見られるものが一番近く、その次は2035年、これは関東でも見られるそうです。がんばって長生きしよう。

 またまた台風発生(きのう)。今度のアジア名は「トカゲ」ですよ、トカゲ。またこっちに来るんでしょうか。そろそろ終わりにしてほしいですよね。
 

ダイエー負けました

2004年10月11日 | 日記
 プロ野球パ・リーグのプレーオフ、終了しました。西武優勝ですね。

 私のような、いわばにわかファンが「ダイエー残念!」などというのは、ずっと応援してきたほんとのファンの方に対してなんとなく失礼な気がするので、ここは「接戦で、いい試合でしたね」ぐらいにしておきましょう。西武は引き続き、日本シリーズがんばってください。

 何度かのチャンスを得点に結びつけられなかったのが敗因なんでしょうか。先発投手の新垣は九回までをしっかり投げて、3失点とはいえ、立派な内容だったと思います。もし高校野球だったらこういう場合、延長戦にはいっても続けて投げるのかもしれませんが、プロ野球はそういうわけにもいかないんでしょうね。

 そんなわけで明日は西友のセールに行って、帰りにダイエーにも寄ってこようと思います。
 

ふだんプロ野球に関心を持たない主婦が

2004年10月10日 | 日記
 この時期だけは、試合結果が気になります。理由は当然「優勝セール」(笑)。
 パ・リーグで「プレーオフ」というのをやってますね。勝ったチームが「日本シリーズ」に出場できるわけですが、プレーオフって何?状態の私。
◆パ・リーグプレーオフとは◆
を見てやっとわかりましたが、これって、勝率3位のチームが日本シリーズに出る可能性もあるということですね。

 きのうは1点差で西武が勝って、今日勝つとパ・リーグ優勝です。うちの近くに「西友」があるのですが、じつはもっと近くにダイエー系のスーパーがあります。どちらが勝っても大丈夫(?)。まあ、負けたほうも「謝恩セール」という名で売り出しをするのですが、どうせなら「優勝セール」の方が気持ちいいですよね。
 はたしてねずママは明日、西友に走るのでしょうか?

 昔は西武ファンでした。西武線沿線に住んでいて、試合の日には駅の改札にスコアボードが出て速報してたり、翌日は電車の中つり広告にずらーっと試合の写真が張り出されたり、西友に行けば松崎茂の歌うあの歌が流れてたり(そういえば曲名、なんていうのか知りませんよ。もう20年くらい聞いてるのに)……これだけ宣伝されれば、心やさしい人なら「まあ、負けっぱなしだけど一生懸命なんだな、応援してあげようかな」みたいな気になるじゃありませんか。

 その後結婚して西武線沿線じゃなくなりました。だからというわけではありませんが、いまはダイエーをそこはかとなく応援です。王さんが監督だから。現役時代から、好きなんですよ。
 
 とにかく、今日の試合も注目です。

関東に台風接近

2004年10月09日 | 日記
今年はいくつも台風が上陸していますが、なぜか関東地方はいままで直撃をまぬがれ、被害も少しですんでいます。なんだか沖縄や九州の方に申し訳ないような気がしていました。(べつに、私に責任があるわけではありませんが)しかし今度はついに来ます。22号、まっすぐ向かってきているようです。雨風が強まらないうちにと、午前中に夕飯の買い物に行ってきました。ベランダの物干し竿もおろしました。今、午後二時半ですが、空が暗くなり雨足が強くなってきました。夕方から夜にかけて一番ひどくなりそうとのこと。外でお仕事されている方々が、無事に家に帰れますように。防災担当などで帰れない方々、どうぞお気をつけて。

BLOG FRIENDS #1を読んで(2)

2004年10月07日 | 文章を書くこと・読むこと
 メールで送るような長い感想はたぶん書けそうにないので、各作品へのひとこと感想など、ここに書いてみようと思います。肝心なところには触れていない、というか触れられないものになりそうで申し訳ないのですが……。


Illustration(テドさん)……素朴かつオシャレなイラスト。このお姉さんに一目惚れした男の人、きっといると思います。

銀座六丁目バッカス(もけさん)……主人公に惚れました。フィクションだからかっこよすぎ?それともいまどきの高校生って、こういうのがザラにいるのでしょうか?

Poem(魔女さん)
素敵で切ない恋の詩。自分にもこんな時期があったのかなあ……なかったような気もするなあ、と考えさせられてしまいました。

さらば4WD。(Kenさん)
語れば長い物語を、みごとに短い枚数にまとめてあって、すごいと思いました。

死に至る絵(砂蜥蜴さん)
きびしく、あたたかく、人の生と死を見つめた作品だと思います。

はにゃの詩(はにゃさん)
私はこの人の詩が嫌いなのか、それともじつは好きなのかよくわかりません。心の奥底をえぐられるような、でも溺れかけた水から引き上げられるような、不思議な気持ちになります。

美ン美ン日本(わどさん)
リズム感のある文章が気に入ってます。楽しく読んでいたら、驚きの結末でした。

ルビーの指輪/RINJIN/テレフォンライン(jumpさん)
気軽に読めて、じつは奥深い短編3つ。それにしても、「テレフォン・ライン」の彼はいい人だなあ……。

Eternal PhanTomー永遠という名の幻想ー(奈伽塚ミントさん)
この主人公は、決して諦めない。なんだか勇気を与えてくれた作品です。

トリックスター・ハッピーエンド(生剥もときさん)
私には難解だったかも。でも、なんだかわからないながらも「すごい」と思ったのは本当です。

目をあけて飛べ(しなたまさん)
あまり読みたくない題材だなあと思いながら我慢して最後まで読んで、素敵なラストに辿り着きました。とても良かった!

俺のためのトリガー(二瓶さん)
縦書きで、まとまって掲載されているものと、ブログで読むものとはなぜだか印象がずいぶん違いますね。若い整備兵がとっても気になりました。

Illustration(マンガウルフさん)
強烈なインパクトのあるイラストで、最後をしっかり締めくくっています。



今回参加された方々のなかに私のひいきのブロガーさんがいたとかいうわけではなく、(gooブログ内でのおつきあいがあまりないので、ほとんどの方をお名前しか存じ上げませんでした)単純に企画のおもしろさにひかれて購入したわけなのですが、内容的にもたいへん満足できて、よかったです。未読の方におすすめします。

 制作に参加された皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。(終わり)


図書券がなくなる……

2004年10月05日 | 日記
  図書券が来年秋に販売終了になるという新聞記事を読みました。びっくりです。
 東北や中国、四国などの一部の地域では、すでに販売を終了しているそうです。全然知りませんでした。
 図書券は、もらって一番嬉しい金券だったのですが……。入学祝いから懸賞、アンケート謝礼と、いろいろな場面で利用されていますし、まだまだ図書カードよりもずっと普及している図書券。廃止の理由は、ずばり「合理化」だそうです。書店から回収して枚数数えてなんたらかんたらの手間も、図書カードなら機械に通してオンラインで手続き完了ですからね。
 ここで、ふと考えました。ということはあの機械、今までカードが利用できなかった書店さんにも置かれることになるんですよね。当然、機械の購入や管理に経費がかかると思うのですが、小さな書店さん、だいじょうぶなんでしょうか。お金がかかるから、うちは図書カード扱いませんということになったら、利用できるお店が減ってしまいます。図書券のように流通するのかどうか、ちょっと心配です。

 図書券は昭和35年に発売が開始されました。はじめの頃は、20円券の15枚綴りとか25枚綴りという形で、電車の回数券みたいなものだったようです。私の記憶にある図書券は昭和51年から発行されたもので、大きさは今と同じ、座って本を広げている女性の絵柄でした。このときは色違いで500円と100円の額面がありましたが、その後100円券はなくなってしまい、現在は平安貴族の女性(紫式部?)の500円券のみとなっています。それも来年でおしまいなんですね。(もっとも手持ちの図書券は発売終了後も期限なく使えます。念のため。)
 やはり長い間のなじみだったので、なんとなく寂しいです。いまのうちに買い込んでおこうかな。

 図書券のデザインの変遷はここで見られます。(カード商品案内→図書券ギャラリー)廃止に関する情報も。→図書カード・ドット・コム