レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

エネループと単三デジカメ

2012-08-31 06:00:03 | 雑感
以前に何度か書きましたが、ボクは本来「単三電池駆動」のデジカメが好きです。

まさかの時に現地で容易に電源が確保できるため、特に旅行のときなんかは必ず単三デジカメ、という時期もありました。今はすっかりこだわらなくなりましたけど。昔は「電源が単三というだけで性能的には売れ筋の専用充電池機種にひけをとらない」という機種が少なからず存在しましたから。今は味気ない機種ばっかり。そもそも発売を続けてるメーカー自体が減りましたからねぇ。高倍率の大型機種を除き、あくまで「単三2本で動くコンパクト機」に限れば、ボクの認識では今も新機種を出し続けているのはキヤノン、ニコン、フジフイルムの3社だけのはず。売れないんでしょうねぇ。

単三デジカメには「電源がパワーアップする」という醍醐味もあり、それも楽しみのひとつでした。数年前は電池メーカー各社がニッケル水素充電池の高容量化を競っていて、新作が出るたびに手持ちのデジカメに投入していたものでした。ただ、容量の数値は勇ましくても放電が激しいとか温度に敏感とかメモリー効果とか、いろんなことに気を使わないと実力を発揮してくれないものも多く、管理に手間が掛かっていたのも事実。放電機能付きの充電器とか持ってましたから。

その点いまは「エネループ」ですよ。放電抑制、つぎ足しOK、容量控え目でも安定してるんで、なかなか額面通り力を出してくれない一昔前の大容量電池と比べても、実質的に持ちは変わんない感じがします(あくまで個人の感想です)。実際に AX300 に積んでますが、よく持つし、しばらく放っておいてもいきなり電池切れってこともないし、手が掛からないし、ホントに楽です、ありがたいです。ありがたいんですが・・・

ときどき思うんですよね。当時エネループがあればなぁとか、逆にエネループのある今こそ、味のある単三機種が出てくれないかなぁとか。新製品の時期には毎回淡い期待を寄せるんですが、まあ出てませんよね。この秋も不発。あえて言えば COOLPIX L610 は久々にみた「手抜きじゃない単三デジカメ」という感じでちょっとだけ興味あります、デカイけど。


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