猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

「がんを生きぬく」

2007年05月09日 | 手術まで
ふとテレビをつけたら、News23で
「乳がん体験者が変える日本のがん医療」
というのをやっていた。

乳がんを経験した人にしかわからないことなどを
現在闘病中の患者のために伝えるべく
元患者と乳がん闘病中患者の間の橋渡しをするコーディネーターを
養成するという動きがあるらしい。

アメリカでは乳がんを告知されると、
すぐに別室で心のケアを受け、自宅へ帰るそうだ。
さすがはアメリカ。

私は病院で「がんの治療もしていないうちに
心のケアの方に傾いていってしまわないでくださいね」
って言われた。
私が形成面をとても気にしたので、そう言われたのだと思うけど…。
でも治療と心のケアって同時にするものなんじゃないの?
その言葉で、術前に形成外科に行くことが=治療をおろそかにしている
ことのように思われ、今も後ろめたさを感じている。

私の場合、がん自体はすぐに受け入れられたが
その後の情報収集でかなり混乱し、
必要な情報に辿り着くまでに時間がかかってしまった。
なかなか病院も術式も決まらず、焦りに焦った。
そういうコーディネータ的な人がいればすごく助かったと思う。

乳がんは若くても罹るし、部位が部位なだけに
心のケアは早急に必要だと思う
養成中のキャンサーネットジャパンさん、がんばってください


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