猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

免疫力

2007年06月26日 | 身辺雑記
父の病院に安保徹先生の「追っかけ」をしている看護師さんがいて
その方が安保先生が書かれた雑誌の記事をコピーして持ってきてくれた。

この看護師さん、綾小路きみまろのビデオを病院で父に見せて
笑わせてくれたりして、本当に父によくしてくださっている。

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「自分が変われば免疫力も高まる」(の要約)

心と体をつなぐのは自律神経=免疫機能
免疫システムで中心的な働きをするのが白血球

白血球は60%が顆粒球、35%がリンパ球。
顆粒球は細菌や細胞の死骸などを処理する。
リンパ球はウイルスやがん細胞を攻撃する。

交感神経が優位になると、顆粒球が増えて活性化する。
副交感神経が優位になると、リンパ球が増える。

自律神経の針がやじろべえのようにバランスをとり
揺れることにより健康は保たれる。
揺れが乏しくなったとき、体調が悪くなり病気になる。

では、無意識レベルで働く自律神経をうまく機能させ
免疫力を高めるにはどうすればいいか。

「心のあり方」が大きくかかわっている。
4時間毎に採血して調べてみたところ
心配事があるときは顆粒球が増え、リンパ球が減った。
リラックスしすぎると、白血球の総数が減り、免疫力は低下する。

生き方や行動を変えたらこれまで悩まされていた慢性の症状が
なくなった。
ここ何年か怒ることもなくなった。

「苦悩も含めて生きがいなんだ」と思うことにしている。

眉間に皺を寄せて、愚痴ばかり言っている90歳、100歳の人って
いないでしょう。
リラックスするだけでなく、どういう心の持ちようで
どういう人生観を持って生きるのか。
それが「生きる力」。

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「苦悩も含めて生きがい」
なかなか言えないよねー、こんなこと。

父が末期がんだったり、自分もがんになったりで
「生命に関わること以外の問題はどうってことない」
という気持ちになったし、
今まで抱えてきた病気のこと以外の悩みがすべてちっぽけに思えた。

しかし、退院してシャバに戻ったら、また考えてみても
どうしようもないことをちまちま思い悩んだりしている。

まっ、でも、そういう「ちまちました悩み」について思い巡らせてる間は
病気のことをしばし忘れているわけだから、
それはそれでいっか。

「苦悩も含めて生きがい」
と思えるようになるまで日々精進 





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