通院day（乳腺外科）

薬を処方してもらいに乳腺外科へ。

触診。
異常なし。

去年はまだエキスパンダーが入っていて
再建側は診なかったので
先生がシリコン入れ替え後の胸を見るのはこれがはじめて。

Dr「えーと、まだお水を入れてるとこですよね？」
私「い、いえ、シリコンに入れ替えたんですが…」
Dr「…」
やっぱりそう見えますよねぇぇぇ

私は先生が紹介してくれた病院で再建をしなかった。
学会などで見てきた限りでは、
先生が乳房再建だと認められるものができるの医師は
5人ほどしかいないそう。

でも、先生の反対を振り切り、
私は同時再建（インプラントでも同時再建って言うのかな？）
を希望して、その5名以外のところへ行った。
だから先生に「ほーら、言わんこっちゃない」って
思われたくなくて、この胸を見せるのがイヤだった。

その5人（といっても他の4名が誰なのかはっきりはわからず）
以外のところでも、きれいにできるんですよということを
身をもって示せればいいなとずっと思っていたのだけど。


Dr「4月に対側のマンモしますね」
私「血液検査とかそれ以外の検査は今後どのようにしますか？」
Dr「高リスク以外の人にはマンモとエコー、触診しかしていません。
　　腫瘍マーカーに病気が表れないこともありますし
　　マーカーなどで病気を発見して治療しても、
　　自覚症状があってから検査して治療を始めても
　　予後に変わりがないからです。
　　定期的にいろんな検査をすることで、費用や時間を使い
　　骨シンチでは打撲にも反応するなど　　
　　余計な心配をするはめにもなりますから。」
私「PETを受けようと思っているのですが」
Dr「PETで早期発見は難しいです。
　　検診目的ならいいですが、PETによって再発が早期に発見され
　　予後改善につながるというデータはないです。」

先生はいつも病気や病院に縛られないことを重要視している。
患者をなるべく病院に来させないようにする先生と
自ら病院に縛られるようにしているかのような私。

思えば、先生が反対することばかりしてきたなぁ。

この先生に手術してもらっておけば
病理結果にミスもなく（ミス発覚時
「うちの病院ではそんなミスはありえない」と断言していた）
今頃心がクリアだったかも。

この先生オススメの先生に再建してもらったら
もしかするともう少しましな胸だったのかも。

と、また後ろを振り返ってしまう私の悪い癖。

そして今、先生がしなくていいといった治療を受けている。

先生がしなくてもいいという検査もきっと私はそのうち
受けに行く。

私はがん発覚の4ヶ月ほど前にたまたまPET検診を受けていたけど
異常なしだったので
PETで早期発見はやっぱりムリということは実感済み。
でもそれでも受けると思う。

　　
私「薬ですが、ジェネリックはどうですか？」
Dr「ジェネリックは複数ありますが
　　臨床試験が行われていないので粗悪品もあります。
　　でもタスオミンならまぁいいと思います。」

タスオミンにしたらノルバデックスより約3700円安かった（3か月分で）。
でも、3700円で「臨床試験済み」の安心が買えるのなら
先発品のがいいかも。
次回はノルバに戻そうかな。