猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

通院(形成外科)

2007年06月19日 | 乳房再建
退院後2度目の通院日。

またエキスパンダーに生食を注入してもらう。

「大きさはどうですか?」
と聞かれたので
「右(術側)の方が高さは低いけど、幅は広いので
 体積としては左右同じぐらいかも」
と答える。

幅は最終的にはどうにでもなるらしい。
どうにかならなきゃ困る。

起き上がった姿勢で形を確認し、
「順調ですねー」ということで終了。

そっか、「順調」なんだ。
乳房再建の本に載ってる写真とはだいぶ違うんだけどなー。
どういう状態を「順調」というんでしょう?

今日の注入で生食と手術で切除した量がほぼ同じになったんだそう。
私の胸、たったこれっぽっちだったんだ。
家で計量カップで計ってみて、
「たったこれだけ…」と思ってしまった。

「生食を足していくと、胸に鉄板が入っているかのように
ズシンと重いよ。」
と経験者の方から言われて、覚悟していたけど、
今のところそれほどでもない。
1日に何度か薄めの「鉄板」を感じる程度。
小胸でよかった、と思えることもたまにはあるもんだ。
    


手術前に手術の無事と健康をお願いした病院近くの神社へ
報告とお礼に行く。
その節はありがとうございました。
これからも見守ってください。



その後、「乳がん体験者コーディネーター」養成講座受講中の方に
お会いした。

私はがん告知後、求めている情報、希望の治療法に出会うまで
心理的にも物理的にも長い道のりを辿らなくてはいけなかったので
こういう地方の悩めるがん難民のためにもがんばってください!と
エールを送らせていただいた。


こうして乳がん体験者に何人かお会いしてきたけど
会うたびに、ネットのある時代に病気になってよかったと思う。
ネットがない時代だったら、あのまま地元(ど田舎)の病院で
顔見知りに出くわすのではないかとビクビクしながら過ごし、
今頃胸にはなんのふくらみもなかったはず。

逆に、田舎ならではのよさを知ることもできたし
ここまでいろいろ紆余曲折を経た甲斐があったのでは
…と今のところ思っている。

本日のよかったこと
(最近書くのを忘れてた…)

乳がん体験者さんに会って、病気のことだけではなく
仕事のこと、人生についてetcたくさんお喋りした。













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