セカンドオピニオン（形成外科）

セカンドオピニオンというか
この胸どうにかなりませんか～？
と尋ねに行ってきました。

私「シリコンの輪郭がくっきり出ているのですが
　　どうにかなりませんか？」
（エコーで見ながら）
Dr「シリコンは胸筋下に入れてあるけど、
　　筋肉が萎縮して薄くなってるなぁ」
以前大ベテランの先生も「これは胸筋下ではなく皮膚の下に入ってるのでは？」
と見間違えたほど筋肉がペラペラです。

Dr「でも、一般の病院で手術したにしてはうまいことしてあるなぁ」
私「そうなんですかー。」
以前行った別の病院でも「うまく入れてある」と言われたけど
私にとっての「うまいこと」＝「なるべく自然な形になること」なので
先生方の言う「うまいこと」がどういうことなのか
私にはよくわからない。

胸の様子を図解で説明してくれた。

どうしてシリコンの形がくっきり出るかというと
1)最初の手術で胸膜（だったかな？）まで取っているので
　あばら骨の形がわかるほど皮が薄い
2)皮下脂肪が少ない
3)痩せ型なのに固いシリコンが入っているので目立つ
だそうです。

これが今私が入れているシリコンを横から見たところ。
外側の白い袋がとても固いです。
右側の黒く印をつけた部分が胸の上にあたる場所ですが
ここが分厚いために、特にこの箇所の段差が目立ちます。


Dr「1)と2)はどうしようもないけど、3)は柔らかいシリコンに替えるというテ
　　があります」
私「再手術をする手間と費用に見合うだけの効果が得られるかどうか
　　が気になります」
Dr「今でも最善を尽くして最善の結果が出ていると思いますが
　　やり口を変えてみる価値はあるのではと思います」

入れ替え手術前のセカンドオピニオンでも
「痩せ型の人に固いシリコンいれると目立ちますよ」って
言われたんだった。
でも、手術を受けた病院では柔らかいのは入手できなかったし
形が目立つとはいってもまさかここまでだとは思ってなかったので
まっ、固いのでもいっか、と思ってしまった。
あちこちでリサーチしたわりには活かしきれていない私。

Dr「乳頭も作りますよね？」
私「はい」
Dr「反対側の乳頭が陥没しているので、まずそれを治して
　　そこから半分再建側に移植しましょう。」
私「皮膚を四方から薄く立ち上げて作る方法にしようと思っているのですが」
Dr「そのやり方だと数年で平らになってしまいますよ」
そうなの
うつぶせ寝したら陥没してしまったという話は聞いたことがあるけど
またつまみ出せば元に戻るのかと思ってた。

先生は眼光鋭く、厳しめの口調だったので
気おされ気味になってしまったけど
説明は明快でわかりやすかった。

予約しますか？と聞かれたけど即決はできないので、
料金だけ見積もってもらって今日のところは終了。
シリコンの再入れ替え費用：約54万円

悩める点
1)再手術でどのくらい改善するか未知数
2)また手術を受けるのが苦痛
3)既に再建にはかなりの費用を費やしたので
　（通院に毎回数万の交通費かかかっていることも大きい）
　さらにこの支出はキツい。
　がん保険にも入っていなかったし。
　
でも再手術するなら少しでも節約を、と思って
行きは特急で来たけど、帰りは鈍行にしました。
4時間かかった…疲れた…

本日のよかったこと
手術の苦痛や費用の問題はあるものの
多少は改善する手段があるらしいこと